2006年12月07日 17:46
Written by Roddy Doyle/New Island Open Door
子供の頃から親友同士のDave、Pat、Benの3人は、趣味も遊びもいつも一緒だ。もちろん、応援しているフットボールチームも。リバプールチームファンの彼等は、念願の本拠地スタジアム応援のために、飛行機でリバプールに降り立った。まずはパブで一杯と思ったが、やはり少しばかり飲みすぎて、気がついた時にはBenがいなくなっていた。試合観戦もそこそこにBenを探し回る2人だが、結局Benの行方は解らなかった。果たしてBenはどこに行ってしまったのか?
お勉強のために、洋書を読み始めた。しかし感想を英語で書くのは断じて無理!(笑)。この作品は難読症患者のために、有名作家が特別に書き下ろした、非常に簡単な文章で構成されているアイルランド発のシリーズの内の一つだ。
ロディ・ドイルの実際の文体は、『ブチ・ブチと切れる』ものと聞いていた。『俺たち、ザ・コミットメンツ』の後書きにも、大変に翻訳に苦労したと書いてあったように思う。
なので、この作品が確かに『ブチ、ブチと切れて単語が数個並んだだ短い文章で構成されていた』としても、恐らくロディ・ドイル独特の文体なのだと思う。幾ら難読症向けの作品としても、これじゃあ、読み易すぎる(笑)。ちなみに今手元に、このシリーズの別の作家のものがあるのだが、確かに、『ちゃんと長い文章』になっている(笑)。
これまでロディ・ドイルが大好きで色々読んできたが、初めて実際の英文に触れて、なんだかやっと本物の作品を楽しめた気がする。
物語は、フットボールを愛する気の良い若者3人組が巻き込まれた、不思議な事件を追っているのだが、なんともアイルランドらしいというか(笑)、時折、いや直ぐにでもビールが登場し、薄い本編の中で、一体何杯飲んだのやら?
もともと英文を読むのがとにかく苦手で、一度も読破したためしはないのだが、これほど簡単だとスラスラ読める。しかも内容が面白いと解る。実際、小さな記述の捻りの効いた面白さや、リズムに乗った言葉の楽しさにほくそ笑む時があったぐらい。
後半一気に物語が深刻化していき、残された2人の若者の行く末に危惧を感じるのだが、あっさりとそれが覆されて面白味のあるラストとなる。この辺はドイルらしい、悲哀を織り交ぜた楽観的な楽しさと、アイルランドの国民性を反映させた粋な仕上がり。薄い作品であるのに、しっかりとR・ドイルらしさを堪能できる1冊だった。
子供の頃から親友同士のDave、Pat、Benの3人は、趣味も遊びもいつも一緒だ。もちろん、応援しているフットボールチームも。リバプールチームファンの彼等は、念願の本拠地スタジアム応援のために、飛行機でリバプールに降り立った。まずはパブで一杯と思ったが、やはり少しばかり飲みすぎて、気がついた時にはBenがいなくなっていた。試合観戦もそこそこにBenを探し回る2人だが、結局Benの行方は解らなかった。果たしてBenはどこに行ってしまったのか?
お勉強のために、洋書を読み始めた。しかし感想を英語で書くのは断じて無理!(笑)。この作品は難読症患者のために、有名作家が特別に書き下ろした、非常に簡単な文章で構成されているアイルランド発のシリーズの内の一つだ。
ロディ・ドイルの実際の文体は、『ブチ・ブチと切れる』ものと聞いていた。『俺たち、ザ・コミットメンツ』の後書きにも、大変に翻訳に苦労したと書いてあったように思う。
なので、この作品が確かに『ブチ、ブチと切れて単語が数個並んだだ短い文章で構成されていた』としても、恐らくロディ・ドイル独特の文体なのだと思う。幾ら難読症向けの作品としても、これじゃあ、読み易すぎる(笑)。ちなみに今手元に、このシリーズの別の作家のものがあるのだが、確かに、『ちゃんと長い文章』になっている(笑)。
これまでロディ・ドイルが大好きで色々読んできたが、初めて実際の英文に触れて、なんだかやっと本物の作品を楽しめた気がする。
物語は、フットボールを愛する気の良い若者3人組が巻き込まれた、不思議な事件を追っているのだが、なんともアイルランドらしいというか(笑)、時折、いや直ぐにでもビールが登場し、薄い本編の中で、一体何杯飲んだのやら?
もともと英文を読むのがとにかく苦手で、一度も読破したためしはないのだが、これほど簡単だとスラスラ読める。しかも内容が面白いと解る。実際、小さな記述の捻りの効いた面白さや、リズムに乗った言葉の楽しさにほくそ笑む時があったぐらい。
後半一気に物語が深刻化していき、残された2人の若者の行く末に危惧を感じるのだが、あっさりとそれが覆されて面白味のあるラストとなる。この辺はドイルらしい、悲哀を織り交ぜた楽観的な楽しさと、アイルランドの国民性を反映させた粋な仕上がり。薄い作品であるのに、しっかりとR・ドイルらしさを堪能できる1冊だった。
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