2008年02月25日 19:09
いや凄い!こんなに清々しい気持ちを味わったアカデミー賞は初めてかも知れない。一部『波乱!』と報道したメディアもあったようだが、しかるべき人や作品が、受けるべき賞を受賞したというだけで、波乱というほどの展開でも無かったかと?いやいや、私の昨日の予測からしらた、大波乱だったのですがね(笑)。
そもそも昨日の予測、その前に展開した捻くれた理論から導き出したものだ。なので、これだけ外れてくれて嬉しいぐらい。もう1つ、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が作品賞を獲る、というのを基準に構築した。ちなみにここだけは私の願望だったのだが、、、そこからして大外れという体たらく。いや、お恥ずかしい。
しかも!『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が作品賞を獲るので、コーエン兄弟はせめて監督賞という読みだったのだが、何の事はない、作品&監督とW受賞とは(笑)、我ながら読みの甘さが情けない。
今回の結果で唯一納得できないのは『脚色賞』だな。『潜水服は蝶の夢を見る』が何だかの賞を獲って欲しかったという飽くなき希望があっただけなのだが、ここまでコーエン兄弟に持って行かれるとは。。。
正直『ノーカントリー』は観る気がさらさら無かったのだが、ハビエル・バルデムが好きなので観てみるか・・・?話が、根本的に興味が持てないのだが。。。はてさて?
という事で、助演・主演全てにおいてアメリカ人不在という、確かにこれだけは異例の事態ではなかろうか?しかも、花形主演女優賞に至っては、フランス語作品に出演したフランス人のマリオン・コティヤールだ。実際彼女、アメリカ映画での実績は殆ど無く、今回こうしてノミネートされのが素晴らしい到達点だと思われた。
それもこれも、製作途中から話題となっていた、壮絶なまでの演技によるもの。小柄なピアフを長身のコティヤールが演じるという事に対する危惧も、独特の歌声のために口パクにせざるを得ないという不自然さも、何もかもが彼女の演技によって払拭されたという。それ程に、コティヤールはピアフになりきっていたのだそうだ。周囲が恐怖を感じるほどにエディット・ピアフになりきり、本人もそれによってかなり消耗したのだとか。
その演技をもってしての『ノミネート止まり』というのが大方の意見で、正直それ以上の高みは有り得ないと殆どの人が思っていたはず。格言う私もその1人。それはコティヤールに非があるのじゃなくて、アカデミー賞だからだ。だって、セザール賞でアメリカ作品のアメリカ人女優が賞を獲れないのと似た状況のはずだから。アカデミー賞はあくまでアメリカの映画祭で、どこにも『国際』とは謳っていないのである。
それなのに、フランス製作の映画の主役がメインの賞を受賞とは!アカデミー賞の正当性の証なのか、コティヤールの演技の凄さか、とにかく、私はとことんアカデミー賞を見くびっていたのだと反省した。
この情報を見た時、感動の余り目頭が熱くなった。しかもあの可愛らしい受賞スピーチ、もう・・・会社でこっそりネットを観ていなかったら確実に号泣していた(笑)。何しろマリオン・コティヤールはかなり前から大好きで、『ダヴィンチ・コード』ではは間違いなくオドレイ・トゥトゥより適役!と1人憤慨していたものだ。知名度に負けたか・・・と思っていたが、これで彼女の門戸は大きく開かれたわけだな♪
正直、熱の入りすぎた演技というのがちょっと苦手で、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』は観るか・・・?と悩んでいた。大体私は、彼女のあの可愛らしさが好きなので、なんなの、、、あの眉毛は・・・とね(笑)。それぐらいなら『プロヴァンスの贈りもの』で、惜しみない可愛らしさと素敵な演技を堪能したほうが100倍マシ!と思っていたが、これはもう、最優先で観なくては!日本でも既にDVDが発売されているので是非。
同じく外国語圏のスペイン人であるハビエル・バルデムも、『海を飛ぶ夢』をご覧になれば、その実力の程はお解かり頂けるだろう。実に良い俳優なんである。おかっぱ頭で挑んだ今作、不気味な殺人者を熱演しているそうだ。これまた本当に嬉しい快挙!コーエン兄弟って、やっぱり凄いな、うん。
そしてそして、ダニエル・デイ=ルイス!素晴らしい!とにかく素晴らしい!現在アメリカで公開中の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。作品の質の高さはもとより、やはりダニエル・デイ=ルイスの圧巻の演技が各所で話題だ。ダニエル・デイ=ルイスに限っては演技で高評価を受けないなんて事は有り得ないのだが(かなり個人的な贔屓目あり)、今回は本当に素晴らしい迫真の演技で他を圧倒しているらしいのだ。しかし彼もイギリス人、今回の受賞はさすがに無いだろう?と思っていたのに、アカデミー賞の選考委員素敵過ぎ。見直しました、いや、本当に。
助演女優賞を獲得したティルダ・スウィントン。こちらもイギリス人ではあるが、彼女はアメリカ映画でもかなりの実績を持つ。しかし割かし存在が地味なのね。『フィクサー』では相当良い演技だと聞いたが、それもアカデミー賞のノミネートを受けての記事だったので、果たして?と思っていたが、本当に良いみたいね(笑)。誤解の無いように申し上げておくと、ティルダ・スウィントンは大好きな女優なのだが、出演作がどれも控え目なので余り知名度は高くないだろう?というところから、今回はノミネートだけと真っ先に除外して考えていた。
とまぁこれだけ見ても、今回のアカデミー賞の正当性というか潔さというか(笑)、広範囲で高い評価を得ている部分が的確に評価されているのが解ると思う。結局、『ノーカントリー』はそもそも非常に高い評価を得て公開も終了しているので、作品賞も相当妥当なのだろう。。。個人的に残念なのは、ポール・ダノが出演している映画が『作品賞』を獲れなかった事なんだな、実は。あ〜、あと少しだったのにぃ。
その他の受賞作品を観てみても、大番狂わせは殆ど無いと思われる。実にスッキリする結果で、何だかアカデミー賞を心から楽しんでしまった。そしてたまには素直になって、変な邪推をしないで世の中を見る事は大切だなと、つくづく思い知った今回のアカデミー賞でもある。いやはや、しがらみと陰謀の巣窟と思っていたアカデミー賞だったが、これからはもっと素直に楽しむ事にしようと、心に深く、深く刻んだ(笑)。
そもそも昨日の予測、その前に展開した捻くれた理論から導き出したものだ。なので、これだけ外れてくれて嬉しいぐらい。もう1つ、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が作品賞を獲る、というのを基準に構築した。ちなみにここだけは私の願望だったのだが、、、そこからして大外れという体たらく。いや、お恥ずかしい。
しかも!『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が作品賞を獲るので、コーエン兄弟はせめて監督賞という読みだったのだが、何の事はない、作品&監督とW受賞とは(笑)、我ながら読みの甘さが情けない。
今回の結果で唯一納得できないのは『脚色賞』だな。『潜水服は蝶の夢を見る』が何だかの賞を獲って欲しかったという飽くなき希望があっただけなのだが、ここまでコーエン兄弟に持って行かれるとは。。。
正直『ノーカントリー』は観る気がさらさら無かったのだが、ハビエル・バルデムが好きなので観てみるか・・・?話が、根本的に興味が持てないのだが。。。はてさて?
という事で、助演・主演全てにおいてアメリカ人不在という、確かにこれだけは異例の事態ではなかろうか?しかも、花形主演女優賞に至っては、フランス語作品に出演したフランス人のマリオン・コティヤールだ。実際彼女、アメリカ映画での実績は殆ど無く、今回こうしてノミネートされのが素晴らしい到達点だと思われた。
それもこれも、製作途中から話題となっていた、壮絶なまでの演技によるもの。小柄なピアフを長身のコティヤールが演じるという事に対する危惧も、独特の歌声のために口パクにせざるを得ないという不自然さも、何もかもが彼女の演技によって払拭されたという。それ程に、コティヤールはピアフになりきっていたのだそうだ。周囲が恐怖を感じるほどにエディット・ピアフになりきり、本人もそれによってかなり消耗したのだとか。
その演技をもってしての『ノミネート止まり』というのが大方の意見で、正直それ以上の高みは有り得ないと殆どの人が思っていたはず。格言う私もその1人。それはコティヤールに非があるのじゃなくて、アカデミー賞だからだ。だって、セザール賞でアメリカ作品のアメリカ人女優が賞を獲れないのと似た状況のはずだから。アカデミー賞はあくまでアメリカの映画祭で、どこにも『国際』とは謳っていないのである。
それなのに、フランス製作の映画の主役がメインの賞を受賞とは!アカデミー賞の正当性の証なのか、コティヤールの演技の凄さか、とにかく、私はとことんアカデミー賞を見くびっていたのだと反省した。
この情報を見た時、感動の余り目頭が熱くなった。しかもあの可愛らしい受賞スピーチ、もう・・・会社でこっそりネットを観ていなかったら確実に号泣していた(笑)。何しろマリオン・コティヤールはかなり前から大好きで、『ダヴィンチ・コード』ではは間違いなくオドレイ・トゥトゥより適役!と1人憤慨していたものだ。知名度に負けたか・・・と思っていたが、これで彼女の門戸は大きく開かれたわけだな♪
正直、熱の入りすぎた演技というのがちょっと苦手で、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』は観るか・・・?と悩んでいた。大体私は、彼女のあの可愛らしさが好きなので、なんなの、、、あの眉毛は・・・とね(笑)。それぐらいなら『プロヴァンスの贈りもの』で、惜しみない可愛らしさと素敵な演技を堪能したほうが100倍マシ!と思っていたが、これはもう、最優先で観なくては!日本でも既にDVDが発売されているので是非。
同じく外国語圏のスペイン人であるハビエル・バルデムも、『海を飛ぶ夢』をご覧になれば、その実力の程はお解かり頂けるだろう。実に良い俳優なんである。おかっぱ頭で挑んだ今作、不気味な殺人者を熱演しているそうだ。これまた本当に嬉しい快挙!コーエン兄弟って、やっぱり凄いな、うん。
そしてそして、ダニエル・デイ=ルイス!素晴らしい!とにかく素晴らしい!現在アメリカで公開中の『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』。作品の質の高さはもとより、やはりダニエル・デイ=ルイスの圧巻の演技が各所で話題だ。ダニエル・デイ=ルイスに限っては演技で高評価を受けないなんて事は有り得ないのだが(かなり個人的な贔屓目あり)、今回は本当に素晴らしい迫真の演技で他を圧倒しているらしいのだ。しかし彼もイギリス人、今回の受賞はさすがに無いだろう?と思っていたのに、アカデミー賞の選考委員素敵過ぎ。見直しました、いや、本当に。
助演女優賞を獲得したティルダ・スウィントン。こちらもイギリス人ではあるが、彼女はアメリカ映画でもかなりの実績を持つ。しかし割かし存在が地味なのね。『フィクサー』では相当良い演技だと聞いたが、それもアカデミー賞のノミネートを受けての記事だったので、果たして?と思っていたが、本当に良いみたいね(笑)。誤解の無いように申し上げておくと、ティルダ・スウィントンは大好きな女優なのだが、出演作がどれも控え目なので余り知名度は高くないだろう?というところから、今回はノミネートだけと真っ先に除外して考えていた。
とまぁこれだけ見ても、今回のアカデミー賞の正当性というか潔さというか(笑)、広範囲で高い評価を得ている部分が的確に評価されているのが解ると思う。結局、『ノーカントリー』はそもそも非常に高い評価を得て公開も終了しているので、作品賞も相当妥当なのだろう。。。個人的に残念なのは、ポール・ダノが出演している映画が『作品賞』を獲れなかった事なんだな、実は。あ〜、あと少しだったのにぃ。
その他の受賞作品を観てみても、大番狂わせは殆ど無いと思われる。実にスッキリする結果で、何だかアカデミー賞を心から楽しんでしまった。そしてたまには素直になって、変な邪推をしないで世の中を見る事は大切だなと、つくづく思い知った今回のアカデミー賞でもある。いやはや、しがらみと陰謀の巣窟と思っていたアカデミー賞だったが、これからはもっと素直に楽しむ事にしようと、心に深く、深く刻んだ(笑)。












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