This Archive : 20080703
『ブルックリン・バビロン』
〔米/仏〕BROOKLYN BABYLON (2000年)
監督:マーク・レヴィン
脚本:マーク・レヴィン/ボンズ・マローン/パム・ワイデナー
タリク・トロッター/カレン・ゴーバーマン/ボンズ・マローン/デヴィッド・ヴァディム
ブルックリンに暮らす黒人のソロモン、ユダヤ人のサラ。マイノリティの集まりの地域では、それぞれの民族が更に細かく反目し合う状態だった。ソロモンはミュージシャンとして有名になる事を望み、サラは自立して生きる事を望んでいた。ある夜の交通事故で2人は知り合い、お互いの人間性に惹かれあっていく。しかし、交通事故の報復が報復を呼び、人種間の諍いが苛烈になるに従って、ソロモンとサラの間にも大きな壁が立ちはだかる事になる。
この監督の別の作品『SLAM』が滅法良かったので、勢いで借りてみた。う〜ん・・・『SLAM』の悪い面だけ残っちゃったみたいな出来だった。ちょっと残念だったかなぁ。まず役者が素人臭い。『SLAM』では実際素人を使っていたので致し方が無いとも言えるが、そんな事を払拭してしまえるほどストーリーや台詞が良かった。今回は、、、素人臭さが大きな染みのように広がって、よもや強力洗剤でも落とせないほどはっきりと目立つ。しかも役者は全員プロだったらしい、この作品以前にそれぞれが出演作を持っているので、『初出演』の類ではないのが微妙さを増した。
時折はっとするような鋭利な演出やカメラワークもあるのだが、大方は気の抜けたご家庭フィルムのような映像が多い。役者1つでこれも払拭できるかと思うのだが、いかんせんあの素人芝居では・・・何とも・・・。ソロモンがバンドの仲間とミーティングしてるシーンなんて、演技も酷ければ映像も酷い。字幕文字のチャチさもあいまって、C級映画スレスレ・・・といった印象も。
物語もロミオ&ジュリエット的な、ウェストサイドストーリー的な、この2つを足して悲壮感を大方削除したら大体は同じ・・・。それでもボチボチ盛り上がってきたか!?と思っていた矢先に急降下でラストへ続く。結末は良かったのだが、処理の仕方がいただけないのだ。収集が付かなくなったから無理矢理ラストになだれ込んだ・・・という印象がある。もしかしたら脚本はもうちょっとキャラクターの機微を描いていたのかも知れないが、いかんせん演技が・・・。
『SLAM』が余りにも良かったので断定したくは無いが、上記した悪い面は実は『SLAM』にもたっぷりあった。安っぽい映像、強引な展開、チープな演技、などなどだ。物語の面白さだけで引っ張った『SLAM』に対して、物語の面白さが弱くなった本作と言えそうだが、それでは単なるつまらない映画で、そこまで断定するほど酷くは無かったのよね・・・多分。
芸術的センスの問題なのかなぁ?とも思う。前回は『詩』今回は『音楽』。音楽はほとんど共鳴する部分が無い上に、今回は何?あれは、、、ラップ?ヒップホップ?どっちなの??というぐらいの音痴ブリなので、惹かれる部分が無かったのかも知れない。う〜む、残念だ。
ぽすれん『ブルックリン・バビロン』紹介
監督:マーク・レヴィン
脚本:マーク・レヴィン/ボンズ・マローン/パム・ワイデナー
タリク・トロッター/カレン・ゴーバーマン/ボンズ・マローン/デヴィッド・ヴァディム
ブルックリンに暮らす黒人のソロモン、ユダヤ人のサラ。マイノリティの集まりの地域では、それぞれの民族が更に細かく反目し合う状態だった。ソロモンはミュージシャンとして有名になる事を望み、サラは自立して生きる事を望んでいた。ある夜の交通事故で2人は知り合い、お互いの人間性に惹かれあっていく。しかし、交通事故の報復が報復を呼び、人種間の諍いが苛烈になるに従って、ソロモンとサラの間にも大きな壁が立ちはだかる事になる。
この監督の別の作品『SLAM』が滅法良かったので、勢いで借りてみた。う〜ん・・・『SLAM』の悪い面だけ残っちゃったみたいな出来だった。ちょっと残念だったかなぁ。まず役者が素人臭い。『SLAM』では実際素人を使っていたので致し方が無いとも言えるが、そんな事を払拭してしまえるほどストーリーや台詞が良かった。今回は、、、素人臭さが大きな染みのように広がって、よもや強力洗剤でも落とせないほどはっきりと目立つ。しかも役者は全員プロだったらしい、この作品以前にそれぞれが出演作を持っているので、『初出演』の類ではないのが微妙さを増した。
時折はっとするような鋭利な演出やカメラワークもあるのだが、大方は気の抜けたご家庭フィルムのような映像が多い。役者1つでこれも払拭できるかと思うのだが、いかんせんあの素人芝居では・・・何とも・・・。ソロモンがバンドの仲間とミーティングしてるシーンなんて、演技も酷ければ映像も酷い。字幕文字のチャチさもあいまって、C級映画スレスレ・・・といった印象も。
物語もロミオ&ジュリエット的な、ウェストサイドストーリー的な、この2つを足して悲壮感を大方削除したら大体は同じ・・・。それでもボチボチ盛り上がってきたか!?と思っていた矢先に急降下でラストへ続く。結末は良かったのだが、処理の仕方がいただけないのだ。収集が付かなくなったから無理矢理ラストになだれ込んだ・・・という印象がある。もしかしたら脚本はもうちょっとキャラクターの機微を描いていたのかも知れないが、いかんせん演技が・・・。
『SLAM』が余りにも良かったので断定したくは無いが、上記した悪い面は実は『SLAM』にもたっぷりあった。安っぽい映像、強引な展開、チープな演技、などなどだ。物語の面白さだけで引っ張った『SLAM』に対して、物語の面白さが弱くなった本作と言えそうだが、それでは単なるつまらない映画で、そこまで断定するほど酷くは無かったのよね・・・多分。
芸術的センスの問題なのかなぁ?とも思う。前回は『詩』今回は『音楽』。音楽はほとんど共鳴する部分が無い上に、今回は何?あれは、、、ラップ?ヒップホップ?どっちなの??というぐらいの音痴ブリなので、惹かれる部分が無かったのかも知れない。う〜む、残念だ。
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ぽすれん『ブルックリン・バビロン』紹介
『ジャケット』
〔米〕THE JACKET (2005年)
監督:ジョン・メイバリー
脚本:マッシー・タジェディン
エイドリアン・ブロディ/キーラ・ナイトレイ/クリス・クリストファーソン/ジェニファー・ジェイソン・リー/ケリー・リンチ/ブラッド・レンフロ/ダニエル・クレイグ/スティーヴン・マッキントッシュ/ブレンダン・コイル/マッケンジー・フィリップス/ジェイソン・ルイス/ローラ・マラーノ
1992年の湾岸戦争で頭部に重症を負ったジャックは、一命は取り留めるも記憶障害を抱えてしまう。軍を除隊後、ヒッチハイクした車の持ち主が警官を射殺、事件直後に意識を失ったジャックは逮捕され、警官殺害の罪を着せられてしまう。記憶障害を理由に精神病院に収監されたジャックは、拘束衣を着せられて死体安置用のロッカーに入れられるという、実験的な治療を行われる。暗闇の中でジャックはあらゆる幻影を見、気が付いた時にはある郊外のダイナーの前に立っていた。そこから現れた女性は、あのヒッチハイク事故の直前、ジャックが認識票をあげた小さな少女ジャッキーだったのだ。タイムスリップしたジャックは、自分の命が後4日しかない事を知る。
なるほどねぇ(最近の口癖)、こういう話だったか。予告編などからはいまいち概要が掴めなくて、タイムトラベルもどう物語に絡んでくるのかも解らなかった。K・ナイトレイは結局何者なの?とかね。だったらとっと観るが良いという話ではあるが、どうにも暗そうでねぇ・・・。
やはり暗かったねぇ〜(笑)。そして、あらゆる伏線が全て中途半端だったような気がする。ジャックの記憶障害なんて・・・冒頭のためだけに用意されて、冒頭にしか生かされていなかったのでは?ジャックというキャラクターも、いまいち釈然としなかったな。
とはいえ、タイムトラベルものが好きな私としては、それなりに楽しめた。話の主軸としては、自らの死の真相を探るジャック、そしてジャックとジャッキーの刹那的な恋。その他にも人間の尊厳だとか、反戦だとか、色々な要素が混ざっていたような気がするが・・・果たして?
展開のテンポは良く、時間もさほど長く無いのであっという間に見終わった感がある。色々な要素が詰め込まれているので、それなりの満腹感はある。しかし鑑賞直後の『なるほどねぇ〜』という感慨も、時間の経過と共に急速に薄れていく。残念ながら印象の薄い作品ではあるが、全体のプロットは奇を衒っているので、そういった面では観る価値も上がるような気がする。
さて、そんな薄印象をせめてでも強くしてくれるのは、脇を固める役者が以外と豪華な事(笑)。1番の目玉はやはり、『黒髪のD・クレイグ』だろうか、似合わない事この上ない!個人的には、D・クレイグは『全身あっての』男前だと思っているので、顔のアップばかりは若干・・・微妙。
今年初め頃か?若くして無くなったB・レンフロも出演。重要な役どころではあるが、登場時間は短い。始めに出てきた時は、『どこかで観た顔だな?カナダ辺りのテレビドラマかしら?』と暫く悩むも、そう言えばB・レンフロが出演しているはず・・・と思い出して・・・、『あぁああぁあ!』と(あに濁点付きをご想像下さい)絶叫に近い驚き。最近随分観ていなかったから・・・。
後は個人的に・・・と言ったところだが、S・マッキントッシュが医師役で出演、先日も『ボビーZ』で話題に挙げたJ・ルイスが『カメオか!?』というぐらいの出演、探すのも一興かも(笑)。
主役に話を戻すと、K・ナイトレイは大好きではあるが、美人だとは激しく頷けないのである。観る度に、あの受けアゴが気になって仕方が無い。今回は廃れた女を演じていたが、こういう役の方がむしろ・・・似合っているのでは?と思った。
して更に、E・ブロディだ。良いねぇ、ちょっと惚れちゃったわ(笑)。役者としての固定イメージも大体掴めたが、汚れ役が事の他似合う、そういう役者は好きである(笑)。更には、『俺、カッコ良いだろ』的な雰囲気を過剰なほどプンプンに振りまいているのに、実際それほどでも・・・というところが最高!貶しているのではなくて、本当にそういうところが好きなのである。なんだか顔まで魅力的に見えてきた♪実際自分の側にそんな奴がいたら、相当煙たがるとは思うけど(笑)。
ぽすれん『ジャケット』紹介
監督:ジョン・メイバリー
脚本:マッシー・タジェディン
エイドリアン・ブロディ/キーラ・ナイトレイ/クリス・クリストファーソン/ジェニファー・ジェイソン・リー/ケリー・リンチ/ブラッド・レンフロ/ダニエル・クレイグ/スティーヴン・マッキントッシュ/ブレンダン・コイル/マッケンジー・フィリップス/ジェイソン・ルイス/ローラ・マラーノ
1992年の湾岸戦争で頭部に重症を負ったジャックは、一命は取り留めるも記憶障害を抱えてしまう。軍を除隊後、ヒッチハイクした車の持ち主が警官を射殺、事件直後に意識を失ったジャックは逮捕され、警官殺害の罪を着せられてしまう。記憶障害を理由に精神病院に収監されたジャックは、拘束衣を着せられて死体安置用のロッカーに入れられるという、実験的な治療を行われる。暗闇の中でジャックはあらゆる幻影を見、気が付いた時にはある郊外のダイナーの前に立っていた。そこから現れた女性は、あのヒッチハイク事故の直前、ジャックが認識票をあげた小さな少女ジャッキーだったのだ。タイムスリップしたジャックは、自分の命が後4日しかない事を知る。
なるほどねぇ(最近の口癖)、こういう話だったか。予告編などからはいまいち概要が掴めなくて、タイムトラベルもどう物語に絡んでくるのかも解らなかった。K・ナイトレイは結局何者なの?とかね。だったらとっと観るが良いという話ではあるが、どうにも暗そうでねぇ・・・。
やはり暗かったねぇ〜(笑)。そして、あらゆる伏線が全て中途半端だったような気がする。ジャックの記憶障害なんて・・・冒頭のためだけに用意されて、冒頭にしか生かされていなかったのでは?ジャックというキャラクターも、いまいち釈然としなかったな。
とはいえ、タイムトラベルものが好きな私としては、それなりに楽しめた。話の主軸としては、自らの死の真相を探るジャック、そしてジャックとジャッキーの刹那的な恋。その他にも人間の尊厳だとか、反戦だとか、色々な要素が混ざっていたような気がするが・・・果たして?
展開のテンポは良く、時間もさほど長く無いのであっという間に見終わった感がある。色々な要素が詰め込まれているので、それなりの満腹感はある。しかし鑑賞直後の『なるほどねぇ〜』という感慨も、時間の経過と共に急速に薄れていく。残念ながら印象の薄い作品ではあるが、全体のプロットは奇を衒っているので、そういった面では観る価値も上がるような気がする。
さて、そんな薄印象をせめてでも強くしてくれるのは、脇を固める役者が以外と豪華な事(笑)。1番の目玉はやはり、『黒髪のD・クレイグ』だろうか、似合わない事この上ない!個人的には、D・クレイグは『全身あっての』男前だと思っているので、顔のアップばかりは若干・・・微妙。
今年初め頃か?若くして無くなったB・レンフロも出演。重要な役どころではあるが、登場時間は短い。始めに出てきた時は、『どこかで観た顔だな?カナダ辺りのテレビドラマかしら?』と暫く悩むも、そう言えばB・レンフロが出演しているはず・・・と思い出して・・・、『あぁああぁあ!』と(あに濁点付きをご想像下さい)絶叫に近い驚き。最近随分観ていなかったから・・・。
後は個人的に・・・と言ったところだが、S・マッキントッシュが医師役で出演、先日も『ボビーZ』で話題に挙げたJ・ルイスが『カメオか!?』というぐらいの出演、探すのも一興かも(笑)。
主役に話を戻すと、K・ナイトレイは大好きではあるが、美人だとは激しく頷けないのである。観る度に、あの受けアゴが気になって仕方が無い。今回は廃れた女を演じていたが、こういう役の方がむしろ・・・似合っているのでは?と思った。
して更に、E・ブロディだ。良いねぇ、ちょっと惚れちゃったわ(笑)。役者としての固定イメージも大体掴めたが、汚れ役が事の他似合う、そういう役者は好きである(笑)。更には、『俺、カッコ良いだろ』的な雰囲気を過剰なほどプンプンに振りまいているのに、実際それほどでも・・・というところが最高!貶しているのではなくて、本当にそういうところが好きなのである。なんだか顔まで魅力的に見えてきた♪実際自分の側にそんな奴がいたら、相当煙たがるとは思うけど(笑)。
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