『ヘアスプレー』
〔米〕HAIRSPRAY (2007年)
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
ジョン・トラヴォルタ/ニッキー・ブロンスキー/ミシェル・ファイファー/クリストファー・ウォーケン/クイーン・ラティファ /ザック・エフロン/ブリタニー・スノウ/アマンダ・バインズ/ジェームズ・マースデン/イライジャ・ケリー/アリソン・ジャネイ/ジェリー・スティラー
16歳の高校生トレーシーは、地元ボルティモアで大人気のダンス番組、『コーニー・コリンズ・ショー』に夢中だった。いつか自分も同じ舞台で踊りたいと願っていたが、遂にそのチャンスが訪れた!おでぶキャラのトレーシーだがダンスはピカイチ、髪型もばっちりで、直ぐに番組の人気者に。しかし、そんな彼女の活躍を快く思っていなかったのは、番組プロデューサーのベルマだった。差別主義者で横暴なベルマは、週に一度のブラック・デーを廃止してしまう。そして、抗議行進に参加したトレーシーは、思わぬ災難に巻き込まれてしまうのだった。
まずまず、面白かったかな。夢を追いかけて人気者になったトレーシーという楽しくて幸せな部分と、1960年代初頭、未だ根強い黒人差別を残すボルティモアを舞台にした真摯なエピソードが上手く絡みあっている。しかし!?本来なら余りにも毛色の違う要素をドッキングさせたがために、双方ともが『そこそこ』レベルの面白さに留まっているのね。
トレーシーの『夢を追う!』というエピソードは紋切り型だし、差別に関するエピソードや展開も、実にありきたりであっさりしたものだ。これが、良い意味で『教科書的映画』という気分にさせる。これで演出や役者が悪かったら最悪だろうが、その水準は高いので、満足の行く出来なのだ。
学校の演劇発表レベルの素人だった主演のN・ブロンスキー。残念ながら演技力の程は予想通りだったが、一生懸命さは伝わって来たし、トレーシーと同じく楽天的な豪快さがあると思う。
内容的には、アラを探せば正直幾らでもある。加えて、粗筋を聞いた瞬間から全てのストーリーが克明に予測できるほど単純だったとしても、構成や演出が良かったので個人的にはOK。その上更に、わたし的には、C・ウォーケンの存在だけで万事OK!という気分だ(笑)。最近この方、何となくこういうキャラクターが多いような気がするが、そんなC・ウォーケンが好きだわ。
J・トラボルタは、なぜゆえママ役に抜擢されたのか?その疑問は映画を見終わっても謎のままだったのではある。歌って踊れる女優なんて幾らでも居るだろうに、ましてあれだけ特殊メイクの塊と化すなら尚の事だ。単なる話題作りだけなら、それこそ失敬な話だと思うのだが?J・トラボルタの踊りも歌も、『女性らしい』演技のおかげで堪能するほどの迫力も無いのではあるが、仕草や目線が妙に女っぽくて、結構サマになってはいた。
その他ではやはり、以前日記にも書いたがJ・マースデンが・・・あれ?余り目だっていなかった・・・。歌もアイドルばりに無難に上手すぎて、逆に影が薄くなってたかな〜。良い役だったので残念ね。Z・エフロンは、かなりムリムリだったけど頑張っていたのでは?以前『無機質』と評した気がするが、ちょっと今回は、色が付いたというか、現実感が出てきた感じ(笑)。
M・ファイファーも相変わらずお綺麗だし、A・バインズは滅法可愛いし♪何より今回は、Q・ラティファが良かった!あの役にQ・ラティファを充てる辺りも基本的だと思うが、それを良いと思わせる演出が上手だった。もちろん、Q・ラティファ自体が、良い雰囲気を持っているからなおさらだ。
役者の存在感も良かったし、演出や展開も飽きさせなかった、万人向けの面白い作品だと思う。それに、単純だからこその教育的雰囲気も嫌いじゃない。なんだかんだ言って、作りがまじめなんだろうな。いっその事この作品を、学校指定推薦映画にでもすれば良いのに(笑)。
ぽすれん『ヘアスプレー』紹介
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
ジョン・トラヴォルタ/ニッキー・ブロンスキー/ミシェル・ファイファー/クリストファー・ウォーケン/クイーン・ラティファ /ザック・エフロン/ブリタニー・スノウ/アマンダ・バインズ/ジェームズ・マースデン/イライジャ・ケリー/アリソン・ジャネイ/ジェリー・スティラー
16歳の高校生トレーシーは、地元ボルティモアで大人気のダンス番組、『コーニー・コリンズ・ショー』に夢中だった。いつか自分も同じ舞台で踊りたいと願っていたが、遂にそのチャンスが訪れた!おでぶキャラのトレーシーだがダンスはピカイチ、髪型もばっちりで、直ぐに番組の人気者に。しかし、そんな彼女の活躍を快く思っていなかったのは、番組プロデューサーのベルマだった。差別主義者で横暴なベルマは、週に一度のブラック・デーを廃止してしまう。そして、抗議行進に参加したトレーシーは、思わぬ災難に巻き込まれてしまうのだった。
まずまず、面白かったかな。夢を追いかけて人気者になったトレーシーという楽しくて幸せな部分と、1960年代初頭、未だ根強い黒人差別を残すボルティモアを舞台にした真摯なエピソードが上手く絡みあっている。しかし!?本来なら余りにも毛色の違う要素をドッキングさせたがために、双方ともが『そこそこ』レベルの面白さに留まっているのね。
トレーシーの『夢を追う!』というエピソードは紋切り型だし、差別に関するエピソードや展開も、実にありきたりであっさりしたものだ。これが、良い意味で『教科書的映画』という気分にさせる。これで演出や役者が悪かったら最悪だろうが、その水準は高いので、満足の行く出来なのだ。
学校の演劇発表レベルの素人だった主演のN・ブロンスキー。残念ながら演技力の程は予想通りだったが、一生懸命さは伝わって来たし、トレーシーと同じく楽天的な豪快さがあると思う。
内容的には、アラを探せば正直幾らでもある。加えて、粗筋を聞いた瞬間から全てのストーリーが克明に予測できるほど単純だったとしても、構成や演出が良かったので個人的にはOK。その上更に、わたし的には、C・ウォーケンの存在だけで万事OK!という気分だ(笑)。最近この方、何となくこういうキャラクターが多いような気がするが、そんなC・ウォーケンが好きだわ。
J・トラボルタは、なぜゆえママ役に抜擢されたのか?その疑問は映画を見終わっても謎のままだったのではある。歌って踊れる女優なんて幾らでも居るだろうに、ましてあれだけ特殊メイクの塊と化すなら尚の事だ。単なる話題作りだけなら、それこそ失敬な話だと思うのだが?J・トラボルタの踊りも歌も、『女性らしい』演技のおかげで堪能するほどの迫力も無いのではあるが、仕草や目線が妙に女っぽくて、結構サマになってはいた。
その他ではやはり、以前日記にも書いたがJ・マースデンが・・・あれ?余り目だっていなかった・・・。歌もアイドルばりに無難に上手すぎて、逆に影が薄くなってたかな〜。良い役だったので残念ね。Z・エフロンは、かなりムリムリだったけど頑張っていたのでは?以前『無機質』と評した気がするが、ちょっと今回は、色が付いたというか、現実感が出てきた感じ(笑)。
M・ファイファーも相変わらずお綺麗だし、A・バインズは滅法可愛いし♪何より今回は、Q・ラティファが良かった!あの役にQ・ラティファを充てる辺りも基本的だと思うが、それを良いと思わせる演出が上手だった。もちろん、Q・ラティファ自体が、良い雰囲気を持っているからなおさらだ。
役者の存在感も良かったし、演出や展開も飽きさせなかった、万人向けの面白い作品だと思う。それに、単純だからこその教育的雰囲気も嫌いじゃない。なんだかんだ言って、作りがまじめなんだろうな。いっその事この作品を、学校指定推薦映画にでもすれば良いのに(笑)。
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ぽすれん『ヘアスプレー』紹介
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