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ゴールデンウィークの憂鬱
- 2008/05/03(土) 00:59:18
さて、ゴールデンウィークも後半戦に入った。皆様はいかがお過ごしだったろうか?
前半は、友人主催のパン教室で料理の腕を磨き(笑)、いや実際、今まで我流で適当にやってきたところを、しっかりと感覚を教えてもらえた事で、家でのパン焼きが格段に上手くなった。
料理においては、この感覚というのが非常に大事だと思っている。幾ら料理本を見ても、たった1度、実際に正しいやり方を眼で見て、触って確かめるだけで全然違うのだ。調理師学校に通っていた頃に、『料理はイメージトレーニングが効果的だ』と言われた事があるのだが、実際それは本当だと思う。ただし、正しいイメージを持つ事が最優先で、間違えたイメージでトレーニングしたところで、全く何の意味も無い。今回は、パン作りにおいて正しいイメージを持つ事が出来た。
さて、次いで温泉だ(笑)。都内の温泉に友人等と行ってきた。
まず嬉しいのは、私もこうして散財できる身分になりましたかと(笑)。
都内の温泉と言っても、雰囲気はまさに温泉街のそれ。印象的に作り上げられた仮想空間で、女4人、まったりと湯に浸かりながら、大いに『どうでも良い話』で盛り上がる(笑)。またそれが楽しいのだ。日頃の疲れを取って、広いお風呂に入って、いや〜、のんびりした。
そして平日の3日間・・・地獄だった。
過ぎ去った4日間(29日は自主休暇です!)と、来るべき4日間に挟まれて、気分も身体もすっかりお休みモード。なのに早起きして仕事に行って、特に重要とも思えない仕事をこなす。
今の会社は週休2日制、社員の方には国の祝日というものが無い。なので、仕事自体は通常と変わらぬペースではあったものの、私としてはすっかり長期休暇なの!派遣は休みの形態が様々で、私の場合は、カレンダー通り、という契約になっている。
実はこれ、結構厄介なんである。
契約上休んで良い事になっているので、休む事自体に引け目は無いはずが、他の方々は普通に働いている状況。私は前回の4日間の連休で、2日間余計に休んでいる錯覚に陥るのだ。その間の回らないルーチン部分は、同チームのおじ様が代行して下さっている。
なので、休み明けの事後処理が面倒だ。普段やらない仕事なので、おじ様の仕事振りにはかなりの穴がある。休んでおいて文句も言えないが、なにかこう・・・イレギュラーで有給休暇でも頂いたような、後ろめたい気持ちになる。
そしてやってきた残り4日間。これはもうカレンダー通りなので、私の場合、会社に出れば『休日出勤』という扱いになる。休んで良いのだ、良いのだ、良いはずなのだ・・・が?『hiyoさんは、明日から4日間休みだよね?』と聞かれると・・・『はひ・・・・』と小声で答えてしまう。
『じゃあ、月、火の分、引き継いでおいて』となると、なんだか後ろめたさも倍増する。彼等は普通に土・日を休み、月・火は仕事なのだ。しかも傑作な事に、月に1度の『全体朝礼』が、6日にあるという。全フロアの全社員が一堂に会し、社長のお話を、朝っぱらから20分近くも聞いて、社歌を歌って訓示を読み上げて、挨拶を大声で繰り返す、なんとも古風な日本らしい朝会だ。世間が休みだろうが関係ない、彼等にとっては普通の日。
そして私にとって問題なのは、『夏休み』である。そんな会社なので、夏休みはフレックスなのだが、全体的に平均年齢が高い会社で、団塊の世代真っ盛りな雰囲気だ。休みなんぞ、あったとしても取ろうはずもないのは火を見るより明らか。そんな中、私だけが夏休みと言うのも・・・。
私のように長期でヨーロッパなんぞに行きたい輩は、会社が指定する夏休みに幾日か付け足してより長期にするか、そう、9月にある3連休続きの間を埋めて長期にするかが妥当な線なのだ。ちなみに、ゴールデンウィークの平日を埋めるという手もあるが、それがこの状況だ。9月の連休なんぞ、彼等にとっては遥か学生時代の思い出と化している。
私的には、有給を4日ほど使えば10日以上の休みになるが、彼等にしてみれば、単に2週間近くも休みやがって・・・という感覚にしかならない。そうなると、こちらの罪悪感もいや増すばかり。なんとも、頭の痛い状況である。
日本人って、なんでそんなに働くのだろう?休む事を罪悪のように感じるのは、一体いつまで続くのか?『そんな事関係ない!』と口で言うのは簡単だ。何も違法に休もうと言うのではないのだし。それでも、確実に誰かに迷惑をかけるのは事実なのだから、そうした面でも、罪悪感を感じるのは正統な人としての感情だろう。だからこそ、連休を利用してせめて罪悪感を減らしたいのに、連休が無い会社だと・・・それも無理な話なのだ。
良く欧米の映画などで、働きすぎだとか理由をつけて、上司が部下に『休暇を取れ』なんて指示するシーンがある。休暇を大事にしている大らかさ、休む事に引け目が無く、正統な権利として主張できる世界が羨ましい。日本人はどうも、休みの重要性というのを軽視しているように感じる。
例えばそうした欧米での感覚は、『休め』と言う上司も休むから成り立つのかもしれない。日本では、上司になればなるほど、休みを取らない構図があるように思う。そもそも休んでいない人に対して何となく引け目を感じるのは、私のように弱い立場なら尚更なのかも知れない。
何より、『休暇は罪悪』と強く感じてしまうぐらい、私も古い人間だという事だ。だって、そういう風に育てられてきたんだもん!働けば働くほどエライ、休むのはサボるのと一緒、気がつけば、そういう思考が刷り込まれていた。
小説や映画で欧米文化に塗れるほど触れて、感覚は大分欧米化しているが、変なところで日本人である事が顕著に現れる。このアンバランスさ、なんとも自分が歯痒い。かといって、日本社会で生きている以上、そうした日本人らしさも必要なのだと思っている。しかし休みに関しては非常にバランスが悪く、いつもこれが悩みの種だ。
今年は私も、夏休みを取る余裕は無いと思われるので、とりあえず来年のゴールデンウィークを目指して、今から会社のおじ様達に根回し作戦、決行しようと画策中。『旅行が趣味』というメッセージを、絶えず発信し続けるのだ(笑)。
ジャンル:
- 日記
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