2008年05月08日 00:01
先日友人に『理想の男性のタイプ』の説明をしたところ、『そんな人はいない!』と言われた。実はこの話題でこういう反応を貰うのは、何もこの友人に限った事ではなく、誰に言ったとしてもほぼ100%の確立で同じ反応を貰う。先日親元に行った際にも、『いい加減で誰か見付からないのか?』という母の追及に、『理想のタイプ』がいないからという返答を返していたら、母からも全く同じ反応が返ってきた。『いるわけ無いじゃない!あんたみたいなタイプ!』とは、いかに?
ちなみに、私の『理想の男性のタイプ』とは、『同じ趣味の人』なのだが、それが、『いるわけない!』のだそうだ。・・・失礼な。まるで私が、人には言えないような恥ずかしい趣味か、やたらとマニアックで知っている人も少ないような、キワモノ趣味を持っているみたいじゃないか。
何も、私と同じくらいの本数の映画を観ていなくても良いし、読書の好みが多少違ったって良い。ジェーン・オースティン大好き!とか言う男性は、むしろ私の方がご遠慮したい(笑)。何も完璧に趣味が合う男性を求めているわけじゃない、そんなドッペルゲンガーは、さすがに不気味だ。
しかし、そういう男性がいたらむしろ『気持ち悪い』とまで言われると・・・、私も気持ち悪いって事?という小さな、小さな、小さな・・・疑問が沸き起こる。確かにねぇ、読書や映画鑑賞が趣味ってタイプは、どうもこう、私を含め、まぁ、あれよ、穴蔵生活というか、人に会わないというか(笑)。
時折レアな映画の話が出来る男性もいるが、稀に観ただけという場合が多い。小説に関しては、そうね?ウッドハウスを知っている女性は結構いるが、男性は1人もいないという・・・比率?
以前は自分でだって、理想の人と巡り合うのは無理と諦めて、完全に趣味が違う人の方が視野が広がって良い!などと思っていたものだ。
しかし、ブランド品好き、冬はスノボ三昧、ヨーロッパには海が『無い』からハワイに行きたいと言い、小説なら史実に基づいたネタの時代劇しか読めないとか、シットコムは大嫌いだと公言し、映画は『タイタニック』ぐらいしか知らなくて、むしろ大捜査線が踊るタイプを好み、余りに無趣味だから家でボーっとしているぐらいしかなかったり、イベントが大好きで、40度の熱があってもクリスマスには蝋燭を灯そうと無理をして、バレンタインにチョコが無いとふてくされたり。第一何より、人混みと流行の場所が好きな男たちが多かった。そんな方達と、上手く行く訳が無い。
そりゃ私だって誕生日くらいは祝って欲しい(プレゼントが欲しい(笑))、人気ドラマの映画化だって観てみれば結構面白かったし、『タイタニック』だって勿論観たさ(これは私のリクエスト)!シットコムが嫌いなら、コソコソ隠れて録画鑑賞して、ヨーロッパ系の映画は彼がいない隙にこっそり鑑賞。K1が余り好きではないと幾ら言っても聞いてくれない彼が、のうのうと『私の』テレビでK1の試合を見る度に、隣の部屋に非難して、文学作品をひっそりと読んだものなのだ。
ブランド名には余り興味が無く、物が良ければノンブランドでもドンと来い!タイプの私。そもそも金銭的事情から、ブランド物なんて買う余裕もありゃしなかった。携帯のストラップ、PADのカバー、小銭要れ、財布、眼鏡、眼鏡ケース、あらゆる小物をヴィトンだグッチだと最新のブランド品で固める彼の、お買い物にだって付き合った。
海外旅行は、ことごとく私の希望は却下。『ヨーロッパ(特にアイルランド)に行って真夏に何するの?』と言われれば、美術館とか古都を散策したりなどとは、幾ら言っても馬の耳に念仏。やれオーストラリアだビーチサイドだ!と連れて行かれ(旅費は自腹なのに)、免税店で彼のお買い物に付き合った。国内旅行に行っても、アミューズメントエリアか美術館巡りかで常に対立し、無理矢理美術館に行けば早足で終点まで行って居眠りしている憎き相方。当然、都内の美術展には1人で行く事が多かった。もうこりごりだ、こりごりなのだ!そんなに合わない相手の数は二桁を超え、趣味が『合う』人との方が、絶対に長い付き合いは上手く行く!という考えに至った。
元来、外国人の彼氏に憧れは全くないのだが、そうした面ではちょっと良いなぁと思う時がある。海外旅行先の道端で時折声をかけられるが、たまに小説の話になったりする。『ご趣味は〜』的会話の延長なのだが、そうした時、一応その国に則した作家か、世界的に有名な作家の名前を出すようにしている。その名前が確実に通じるのが嬉しいのだ。映画にしてもこれまたしかりで、やはり、日本よりは格段にヨーロッパ系の映画の話も通じる。
例えばイギリスでウッドハウスの名前を出せば確実に通じるし、古本が沢山売っている書店まで教えて貰える(買った所で読めやしないが(笑))。ジェーン・オースティンが好き!などと言おうものなら、男性だったら鼻で笑われたりもするが、それすら嬉しい(笑)。鼻で笑うだけ、知っているという事なのだから。突っ込んだ話は余り出来ないまでも、ジェームズ・ヘリオットを知っている男性がいたのは、本当に嬉しかった。
これは別に、日本の男性が無教養だという訳ではなくて、ただ単に、チャールズ・ディケンズは日本の夏目漱石や太宰治みたいなもので(笑)、要するに、誰だって知っている文豪なのだ。森鴎外だとか、大江健三郎だとか、井伏鱒二だとか、芥川龍之介だとか、宮沢賢治だとか、日本人なら誰でも知っているような作家の、海外バージョンの名前を挙げているだけなのだ。
理解され共感されるという事が、嬉しくて心地良いのだ。
例えば、今のところ私のロマ・コメNO.1映画『理想の恋人.com』でこんな場面があった(笑)。
主人公ジェイクは、理想の恋人と思われたサラと上手く行かずに、ヤケになって別の女性とデートをする。『ドクトル・ジバコ』を観た帰り、偶然サラに出くわしてしまう。デートの相手は『ドクトル・ジバコ』を『陰気な映画でつまらない!』とのたまって、原作がある事すら知らないのに対して、サラは『あの映画大好きよ、何十回も観たわ』とか言う。それを聞いてジェイクは思わず微笑むのだが、その気持ち、良く解る。そうなのだ、こうした共鳴が嬉しいものなのだ。
いつの日か『ジャック・フィニーがこの世で1番好きな作家』と言ったらば、『僕のベストも『ゲイルズバーグの春を愛す』だね』という男性が・・・現れないものか・・・。
マークトゥエインの人間観察に関してちょっとした会話が出来たり、レイ・ブラッドベリの文章について他愛も無い愛着を語ってみたり、ロシア文学のかつての繁栄に関して語りあってみたい。お薦めの小説を交換したりしてみたい!本棚を共有してみたいのだ!
いや、やはり、それが、大方の友人には『気持ち悪い』と映ってしまうのだろうな・・・、無念だ。
ちなみに、私の『理想の男性のタイプ』とは、『同じ趣味の人』なのだが、それが、『いるわけない!』のだそうだ。・・・失礼な。まるで私が、人には言えないような恥ずかしい趣味か、やたらとマニアックで知っている人も少ないような、キワモノ趣味を持っているみたいじゃないか。
何も、私と同じくらいの本数の映画を観ていなくても良いし、読書の好みが多少違ったって良い。ジェーン・オースティン大好き!とか言う男性は、むしろ私の方がご遠慮したい(笑)。何も完璧に趣味が合う男性を求めているわけじゃない、そんなドッペルゲンガーは、さすがに不気味だ。
しかし、そういう男性がいたらむしろ『気持ち悪い』とまで言われると・・・、私も気持ち悪いって事?という小さな、小さな、小さな・・・疑問が沸き起こる。確かにねぇ、読書や映画鑑賞が趣味ってタイプは、どうもこう、私を含め、まぁ、あれよ、穴蔵生活というか、人に会わないというか(笑)。
時折レアな映画の話が出来る男性もいるが、稀に観ただけという場合が多い。小説に関しては、そうね?ウッドハウスを知っている女性は結構いるが、男性は1人もいないという・・・比率?
以前は自分でだって、理想の人と巡り合うのは無理と諦めて、完全に趣味が違う人の方が視野が広がって良い!などと思っていたものだ。
しかし、ブランド品好き、冬はスノボ三昧、ヨーロッパには海が『無い』からハワイに行きたいと言い、小説なら史実に基づいたネタの時代劇しか読めないとか、シットコムは大嫌いだと公言し、映画は『タイタニック』ぐらいしか知らなくて、むしろ大捜査線が踊るタイプを好み、余りに無趣味だから家でボーっとしているぐらいしかなかったり、イベントが大好きで、40度の熱があってもクリスマスには蝋燭を灯そうと無理をして、バレンタインにチョコが無いとふてくされたり。第一何より、人混みと流行の場所が好きな男たちが多かった。そんな方達と、上手く行く訳が無い。
そりゃ私だって誕生日くらいは祝って欲しい(プレゼントが欲しい(笑))、人気ドラマの映画化だって観てみれば結構面白かったし、『タイタニック』だって勿論観たさ(これは私のリクエスト)!シットコムが嫌いなら、コソコソ隠れて録画鑑賞して、ヨーロッパ系の映画は彼がいない隙にこっそり鑑賞。K1が余り好きではないと幾ら言っても聞いてくれない彼が、のうのうと『私の』テレビでK1の試合を見る度に、隣の部屋に非難して、文学作品をひっそりと読んだものなのだ。
ブランド名には余り興味が無く、物が良ければノンブランドでもドンと来い!タイプの私。そもそも金銭的事情から、ブランド物なんて買う余裕もありゃしなかった。携帯のストラップ、PADのカバー、小銭要れ、財布、眼鏡、眼鏡ケース、あらゆる小物をヴィトンだグッチだと最新のブランド品で固める彼の、お買い物にだって付き合った。
海外旅行は、ことごとく私の希望は却下。『ヨーロッパ(特にアイルランド)に行って真夏に何するの?』と言われれば、美術館とか古都を散策したりなどとは、幾ら言っても馬の耳に念仏。やれオーストラリアだビーチサイドだ!と連れて行かれ(旅費は自腹なのに)、免税店で彼のお買い物に付き合った。国内旅行に行っても、アミューズメントエリアか美術館巡りかで常に対立し、無理矢理美術館に行けば早足で終点まで行って居眠りしている憎き相方。当然、都内の美術展には1人で行く事が多かった。もうこりごりだ、こりごりなのだ!そんなに合わない相手の数は二桁を超え、趣味が『合う』人との方が、絶対に長い付き合いは上手く行く!という考えに至った。
元来、外国人の彼氏に憧れは全くないのだが、そうした面ではちょっと良いなぁと思う時がある。海外旅行先の道端で時折声をかけられるが、たまに小説の話になったりする。『ご趣味は〜』的会話の延長なのだが、そうした時、一応その国に則した作家か、世界的に有名な作家の名前を出すようにしている。その名前が確実に通じるのが嬉しいのだ。映画にしてもこれまたしかりで、やはり、日本よりは格段にヨーロッパ系の映画の話も通じる。
例えばイギリスでウッドハウスの名前を出せば確実に通じるし、古本が沢山売っている書店まで教えて貰える(買った所で読めやしないが(笑))。ジェーン・オースティンが好き!などと言おうものなら、男性だったら鼻で笑われたりもするが、それすら嬉しい(笑)。鼻で笑うだけ、知っているという事なのだから。突っ込んだ話は余り出来ないまでも、ジェームズ・ヘリオットを知っている男性がいたのは、本当に嬉しかった。
これは別に、日本の男性が無教養だという訳ではなくて、ただ単に、チャールズ・ディケンズは日本の夏目漱石や太宰治みたいなもので(笑)、要するに、誰だって知っている文豪なのだ。森鴎外だとか、大江健三郎だとか、井伏鱒二だとか、芥川龍之介だとか、宮沢賢治だとか、日本人なら誰でも知っているような作家の、海外バージョンの名前を挙げているだけなのだ。
理解され共感されるという事が、嬉しくて心地良いのだ。
例えば、今のところ私のロマ・コメNO.1映画『理想の恋人.com』でこんな場面があった(笑)。
主人公ジェイクは、理想の恋人と思われたサラと上手く行かずに、ヤケになって別の女性とデートをする。『ドクトル・ジバコ』を観た帰り、偶然サラに出くわしてしまう。デートの相手は『ドクトル・ジバコ』を『陰気な映画でつまらない!』とのたまって、原作がある事すら知らないのに対して、サラは『あの映画大好きよ、何十回も観たわ』とか言う。それを聞いてジェイクは思わず微笑むのだが、その気持ち、良く解る。そうなのだ、こうした共鳴が嬉しいものなのだ。
いつの日か『ジャック・フィニーがこの世で1番好きな作家』と言ったらば、『僕のベストも『ゲイルズバーグの春を愛す』だね』という男性が・・・現れないものか・・・。
マークトゥエインの人間観察に関してちょっとした会話が出来たり、レイ・ブラッドベリの文章について他愛も無い愛着を語ってみたり、ロシア文学のかつての繁栄に関して語りあってみたい。お薦めの小説を交換したりしてみたい!本棚を共有してみたいのだ!
いや、やはり、それが、大方の友人には『気持ち悪い』と映ってしまうのだろうな・・・、無念だ。












コメント
hiyo | URL | B9A5zm5U
もちろんです!
お返事遅くなりまして、すみません。
もっちろん!ウースター嬢さんのお名前が、バーティーから来ている事は薄々勘付いておりました(笑)。
ジーヴス嬢じゃないところが、また憎い(笑)。
周りにいる男性・・・う・羨ましい!
都内じゃない・・・国境越え?地域越えくらいなら・・・(結構本気(笑))
( 2008年05月11日 11:00 [編集] )
ウースター嬢 | URL | -
お気づきでしょうが、私のHNはバーティにあやかったものなんですよ。ウッドハウスは、ほとんど全部読んだかな。
Hiyoさんの好きそうな男性、けっこう私の周りにいそうな気がする・・・東京都内ではありませんが(笑)
( 2008年05月08日 18:01 [編集] )
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