2008年05月15日 22:53
〔米〕THE DARWIN AWARDS (2006年)
監督:フィン・テイラー
脚本:フィン・テイラー
ジョセフ・ファインズ/ウィノナ・ライダー/デヴィッド・アークエット/ジュリエット・ルイス/トム・ホランダー/ジュリアナ・マーグリーズ /タイ・バーレル/ティム・ブレイク・ネルソン/クリス・ペン/ジョシュ・チャールズ/マックス・パーリック/D・B・スウィーニー /ルーカス・ハース
血を見ると失神してしまうマイケル・バロウズは、サンフランシスコ警察では優秀なプロファイラーだった。しかし、連続殺人犯逮捕で失策を犯したマイケルは、警察をクビになってしまう。新しい仕事に選んだのは保険会社。雇用に際して、おかしな死に方をした人達を称えるインターネットサイト『ダーウィン賞』の再調査を願い出る。自らのプロファイリング能力を駆使して彼等の動向を検討すれば、多額の保険金が節約できるだろうと踏んだのだ。かくして、特殊ケース担当の調査員シリと帯同して、全米に散らばるダーウィン賞候補者の再調査に向かったのだった。
なんだかですねぇ、かなり無理矢理な展開の物語だった。話の導入部分からしてかなり強引。ただねぇ、その無理矢理感が、不思議と良い感じなのだ(笑)。あくまでも、話の主題は『ダーウィン賞』と『プロファイリング』。奇妙な死に方をした人、不可解な事件を起こした人、そんな人達の動向の真意を、才能あるプロファイラーが探っていくという面白さが先決。
基盤として、マイケルとシリの保険調査の旅がある。加えて、調査対象の物語がオムニバス作品のように、テンポ良く組み込まれていく。こちらのパートも、奇妙な結末を迎える道程を、語り部となるマイケルの解説付きで、順序良く追っていく冷静な目線が面白い。
結果として、話がちぐはぐな方向へ走ってしまうのは致し方ないと思えるし、全体としては不自然に感じられる連続殺人犯に関わるエピソードも、有り得べきパートだと思える。実際あのエピソードが無かったら、四方八方に話が飛ぶ、取り止めが無いだけの映画になってしまっていたろう。
ダーウィン賞にとり付かれ、狂信的なまでにリスク回避を実践する男マイケルがおもしろい・・・。飄々としているようで、単に世間と上手く融合できない、ちょっとばかり壊れ気味の中途半端な主人公の存在があるから、この映画がいささかバランスが悪くても面白いと思える。
大分以前に『リスク・コンサルタント』が主人公のミステリ小説を読んで、リスクを統計や想定に基づく精神構造などから論理的に解釈し、それを回避する手立てを講じるという面白さを知った。以来何となくそういうことには興味がある、プロファイリングもまたしかりだ。
自分だけは、そんな単純な統計の枠には収まらない!現実は想像よりバラエティに富んでいる!と息巻いてみても、所詮は何かしらの基準に当てはまってしまうのかも知れない。個人的には、大変興味深い話題だった。
さてさて、実はこれ、結構役者が豪華!そうでもない?いや、そうでしょ?(笑)。全部書くときりが無いので(笑)、主役2人にまで端折ります。まず、W・ライダーがめちゃめちゃ可愛かった。いやむしろ、こんなに可愛かったっけ?と考えてしまうぐらい可愛かったわぁ。妙に素に感じられる笑いの間、個人的にはこの方のコメディセンスはかなり好きなのだ。
そして、『キリング・ミー・ソフトリー』の原作(『優しく殺して』)を読んで、映画化されると聞いて楽しみにしていたのに、主役の美形さんの役を演じたJ・ファインズ。『なんだこの下睫の長い気持ち悪い男は!』という反感から始まって、当時大好きだったレイフ・ファインズの弟だと!?似とらん!と反感は更に強まり、『恋に落ちたシェイクスピア』を観てあっさり恋に落ちたJ・ファインズ(笑)。
そもそもシリアスなイメージのあるJ・ファインズが、コメディ?しかも冴えない男の役とな?最近ではすっかり恋も冷め、どうも忘れがちな役者だったのだが、そんな面白そうな役なら絶対見なくちゃダメじゃない!と、大分前から楽しみにしていたのだ、DVD化されて良かった♪
いや〜、面白かったわ。あの顔だからなお更、こういうもさ〜っとした役が面白い。しかも真面目な顔して大真面目に演じるから更に面白い。あのJ・ファインズが、、、吊られてたよ、、、お風呂で・・・。ああ、面白かった。そのくせふとした瞬間が格好良いから、ズルイよねぇ〜。ズボンの裾がツンツルテンでも格好良いなんて、やっぱりズルいよねぇ(笑)。
とにかく少しばかりつかみ所の無い映画で、フィルムの粗い質感と良い、雑な感じの演出と良い(これにはちょっとした理由があるのだが)、インディ風作品でもある。好みによって意見が大きく分かれそうな気もするが、個人的にはかなり気に入った作品だ。
ぽすれん『ダーウィン・アワード』紹介
監督:フィン・テイラー
脚本:フィン・テイラー
ジョセフ・ファインズ/ウィノナ・ライダー/デヴィッド・アークエット/ジュリエット・ルイス/トム・ホランダー/ジュリアナ・マーグリーズ /タイ・バーレル/ティム・ブレイク・ネルソン/クリス・ペン/ジョシュ・チャールズ/マックス・パーリック/D・B・スウィーニー /ルーカス・ハース
血を見ると失神してしまうマイケル・バロウズは、サンフランシスコ警察では優秀なプロファイラーだった。しかし、連続殺人犯逮捕で失策を犯したマイケルは、警察をクビになってしまう。新しい仕事に選んだのは保険会社。雇用に際して、おかしな死に方をした人達を称えるインターネットサイト『ダーウィン賞』の再調査を願い出る。自らのプロファイリング能力を駆使して彼等の動向を検討すれば、多額の保険金が節約できるだろうと踏んだのだ。かくして、特殊ケース担当の調査員シリと帯同して、全米に散らばるダーウィン賞候補者の再調査に向かったのだった。
なんだかですねぇ、かなり無理矢理な展開の物語だった。話の導入部分からしてかなり強引。ただねぇ、その無理矢理感が、不思議と良い感じなのだ(笑)。あくまでも、話の主題は『ダーウィン賞』と『プロファイリング』。奇妙な死に方をした人、不可解な事件を起こした人、そんな人達の動向の真意を、才能あるプロファイラーが探っていくという面白さが先決。
基盤として、マイケルとシリの保険調査の旅がある。加えて、調査対象の物語がオムニバス作品のように、テンポ良く組み込まれていく。こちらのパートも、奇妙な結末を迎える道程を、語り部となるマイケルの解説付きで、順序良く追っていく冷静な目線が面白い。
結果として、話がちぐはぐな方向へ走ってしまうのは致し方ないと思えるし、全体としては不自然に感じられる連続殺人犯に関わるエピソードも、有り得べきパートだと思える。実際あのエピソードが無かったら、四方八方に話が飛ぶ、取り止めが無いだけの映画になってしまっていたろう。
ダーウィン賞にとり付かれ、狂信的なまでにリスク回避を実践する男マイケルがおもしろい・・・。飄々としているようで、単に世間と上手く融合できない、ちょっとばかり壊れ気味の中途半端な主人公の存在があるから、この映画がいささかバランスが悪くても面白いと思える。
大分以前に『リスク・コンサルタント』が主人公のミステリ小説を読んで、リスクを統計や想定に基づく精神構造などから論理的に解釈し、それを回避する手立てを講じるという面白さを知った。以来何となくそういうことには興味がある、プロファイリングもまたしかりだ。
自分だけは、そんな単純な統計の枠には収まらない!現実は想像よりバラエティに富んでいる!と息巻いてみても、所詮は何かしらの基準に当てはまってしまうのかも知れない。個人的には、大変興味深い話題だった。
さてさて、実はこれ、結構役者が豪華!そうでもない?いや、そうでしょ?(笑)。全部書くときりが無いので(笑)、主役2人にまで端折ります。まず、W・ライダーがめちゃめちゃ可愛かった。いやむしろ、こんなに可愛かったっけ?と考えてしまうぐらい可愛かったわぁ。妙に素に感じられる笑いの間、個人的にはこの方のコメディセンスはかなり好きなのだ。
そして、『キリング・ミー・ソフトリー』の原作(『優しく殺して』)を読んで、映画化されると聞いて楽しみにしていたのに、主役の美形さんの役を演じたJ・ファインズ。『なんだこの下睫の長い気持ち悪い男は!』という反感から始まって、当時大好きだったレイフ・ファインズの弟だと!?似とらん!と反感は更に強まり、『恋に落ちたシェイクスピア』を観てあっさり恋に落ちたJ・ファインズ(笑)。
そもそもシリアスなイメージのあるJ・ファインズが、コメディ?しかも冴えない男の役とな?最近ではすっかり恋も冷め、どうも忘れがちな役者だったのだが、そんな面白そうな役なら絶対見なくちゃダメじゃない!と、大分前から楽しみにしていたのだ、DVD化されて良かった♪
いや〜、面白かったわ。あの顔だからなお更、こういうもさ〜っとした役が面白い。しかも真面目な顔して大真面目に演じるから更に面白い。あのJ・ファインズが、、、吊られてたよ、、、お風呂で・・・。ああ、面白かった。そのくせふとした瞬間が格好良いから、ズルイよねぇ〜。ズボンの裾がツンツルテンでも格好良いなんて、やっぱりズルいよねぇ(笑)。
とにかく少しばかりつかみ所の無い映画で、フィルムの粗い質感と良い、雑な感じの演出と良い(これにはちょっとした理由があるのだが)、インディ風作品でもある。好みによって意見が大きく分かれそうな気もするが、個人的にはかなり気に入った作品だ。
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ぽすれん『ダーウィン・アワード』紹介












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