『クィニー』

  • 2008/06/03(火) 23:43:44

〔米〕QUEENIE (1987年)
監督:ラリー・ピアース
原作:マイケル・コルダ
脚本:ウィンストン・ビアド/エイプリル・スミス
ミア・サラ/カーク・ダグラス/サラ・マイルズ/クレア・ブルーム/ジョエル・グレイ/トポル/マーティン・バルサム/ジョス・アックランド/キャリー・グレイ/リー・ローソン/ケイト・エマ・デイヴィス


カルカッタで宿泊所を営むインド人の母と暮らすクィニーは、イギリス人の父を持つ混血だった。情勢の定まらない不安定なインドで、母娘と叔父の3人で必死に暮らしていたが、やがて不幸な事件に巻き込まれて国外脱出を余儀なくされる。母から『祖国』と教えられたイギリスに渡っても、差別と貧しい暮らしは続き、止む無くクィニーはストリッパーとして舞台に立つ。持ち前の美貌から人気者となったクィニーはドーン・アヴァロンと名乗り、オーストラリア出身の女優として映画に出演する事になる。しかし、映画の撮影はインドで行われる事となり、重大な秘密を抱えたままインドへ戻るクィニー、そこで彼女は、忌まわしい過去と対面するのだった。

さて、私はオンラインのDVDレンタルを利用しているが、マイリストには常に200近いタイトルが保存されている。共演者が好みで、解説を読んで面白そうだなと思えば、詳しい調査もせずにマイリストに登録してしまう。登録はするが直ぐには観ないので、たまには登録した理由も忘れている場合がある。それで時折、『やっちまった!』という映画に出くわす事がある。
『この映画もそうだ!』と大声で言い切るものでもないが・・・かなり近いと言えるだろう。なんせ230分超えの超大作、しかも単なるTVM、おまけに古い。『自動発送』にしておいて、届くまで登録した事すら忘れていたこのDVD。観ないで返してしまおうと思ったのだが折りよく風邪をひき、DVD到着の翌日に会社を休む・・・。観ろって事か・・・。
結論を端的にまとめると、最後まで観た私ってば偉い!という自画自賛する気持ちが、抑えようも無く湧き上がってきた、それ以外はほとんど無い。だって約4時間ぶっ通しですよ!?TV東○で昼に再放送していそうなドラマ並みのショボさと質の荒い映像。演技はそこそこなれど、いかんせん演出が古いテレビ・ドラマのレベルを一切出ていない。物語も、起伏に富んでもいなければ真新しくも無く、かといって飽きるでもない中途半端さ。
映画の情報入手のために良く利用している大型サイトの紹介をいじらせていただくとするなら、『ストーリーを手際よくまとめた脚本・演出』、手際良く・・・は全く無かったわよね?『長尺も気にはならない』、ウソをつけ!大法螺を吹くでない、ムチャクチャ長尺気になった、むしろここまで長くなければ、手放しで面白かったと思えるのでは?というぐらい、長尺が気になった。
『大物俳優も多く出演しており、その意味での充足感もあるが』、私はC・ダグラスしか知りませんけどね、言うほど大物は・・・出てないと・・・。従って充実感なんてのも・・・。『M・サラの繊細な美しさがやはり良い』、そこか、結局そこか、、、好きなだけだったのね。。。。
話を大分綺麗にしているのじゃないか?と疑いたくなるような、陳腐な演出なのも気になった。生活のためとは言え、ストリップをやるほど大胆で、自分から売り込みをするぐらい強かな女が、どうでも良い事に健気過ぎるのね。創作部分は大方この『清純無垢さ』だろうな〜?と想像してしまうぐらい、物語とその印象が噛合っていないこと甚だしい。
いや〜、このレベルの作品を、良く4時間枠で作ったなと、なんだかどうでも良い事に感心してしまう。どうやら前・後半の2部構成らしいのだが、それを何故1本にまとめた・・・?DVDも上下巻だったなら、絶対警戒して借りなかったのに(笑)。

ぽすれん『クィニー』紹介

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