『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』
〔米〕I NOW PRONOUNCE YOU CHUCK & LARRY (2007年)
監督:ミデニス・デューガン
脚本:バリー・ファナロ/アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー
アダム・サンドラー/ケヴィン・ジェームズ/ジェシカ・ビール/スティーヴ・ブシェミ/ダン・エイクロイド/ヴィング・レイムス/ニコラス・タートゥーロ/アレン・コヴァート/レイチェル・ドラッチ/リチャード・チェンバレン/ニック・スウォードソン/ブレイク・クラーク/ロブ・シュナイダー
チャックとラリーは消防士、幾つもの危険な任務を共に闘って来た親友同士だ。ラリーは幼い子供が2人いるが、妻は既に他界していた。その元妻が年金の受け取り人のままだったと知ったラリーは、子供たちに何も残してやれなくなると大慌て。手っ取り早く、最近施行されたばかりの『パートナー法』を利用して、年金の受取人をパートナー、つまり男、つまり親友であるチャックに託そうとする。最初は激しく拒否したチャックだったが、親友の為の虚偽行為に加担する事に。しかしあっという間に当局に怪しまれ、2人に対して厳しいな捜査が行われる事に・・・。
アメリカではそこそこの興行成績だったものの、日本では劇場未公開・・・。仕方が無いさ、だってA・サンドラーだもん!いまだに日本での知名度が低い彼だが、アメリカでの人気はかなり高いそう。シリアスもロマ・コメもこなす器用な役者だが、彼の真髄はやはりコメディ。
・・・とはいえ、A・サンドラーのコメディ映画って、何度か観ると飽きる・・・のよね。日本人ウケしないというか、笑いの質が同じというか、、、とにかく飽きたな・・・としんみり思わせる。『A・サンドラーの』と限定するというよりは、『1人のコメディアンの』と言えるかもしれない。
世に有名になったコメディ俳優は、それぞれの個性を生かした作風に多く出る。ジム・キャリーが顔芸なら、トム・ハンクスは飄々とした笑いを、スティーブン・カレルは、やたらと文字数の多い台詞といささかお堅い仕草の笑いを。勿論それで有名になったわけだから、その後もそうした個性で繋げたいのだろうが、同じ作風なので何作も観ると飽きるのよね。
で、大方はシリアス路線に変更していく。ということで!A・サンドラーもその例に漏れず、ちょこちょこシリアス系に顔を出し始めているが、そっちの方は更に日本では影が薄いのでは?それでも、A・サンドラーはまだその枠に舞い戻ってくれる。そんな初心を忘れない姿勢が好きである。なので本作も勿論観る(笑)。そして意外にも?A・サンドラーのコメディ個性は、『ドラマティック・コメディ』とでも言えそうな、割合と筋のしっかりした作品が多いのだ。
というわけで、本作も比較的しっかりしたストーリーは用意されている。導入部分がかなり強引かと思われるが、まぁそこは、コメディですから(笑)、そこまで追求しない。冒頭から中盤頃まで、これは・・・同性愛の方々がご覧になったら、大変不愉快になるのじゃないか?と妙な心配をしたが、後半は何とか盛り返す。もう一押し!という感じもしたけれど。
ラストもベタな感動路線に走らずに、笑いに走ってくれたところは良かった。不愉快になるほどアクの強いコメディはイヤだけど、有名俳優が出ている最近のコメディって、どこかで感動させようという小ズルイものが多くて微妙だと思っていたが、丁度良い加減の笑いで納まっている。
この絶妙なコメディの匙加減を見せてくれた功労者は、私思うにD・エイクロイド。もうほとんど名人芸だわ。いや〜良いわ、間の絶妙さや台詞回しなんか最高、もっとフューチャーされても良い役者よね。ついでにS・ブシェーミが、気持ち悪くてかなり良い(笑)。あんな男に付回されたく無いわ。更におまけに、ノン・クレジットのR・シュナイダー、あれ日本人だそうで。R・シュナイダーだと解って見ると、腹抱えて笑えます。この方もとても芸達者。
男女にこだわらず、『友情』というものの良い形を見せてもくれるこの作品。大いに笑って適度に感動して、やはり地味な印象は否めないが、かなり力のある脇役に固められ、手堅い作品に仕上がっていると思う。デート・ムービーとしても有効じゃないかな?こういう作品に大満足してくれる彼女なら、将来は明るいかも・・・知れません(笑)。
ぽすれん『チャックとラリー おかしな偽装結婚!?』紹介
監督:ミデニス・デューガン
脚本:バリー・ファナロ/アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー
アダム・サンドラー/ケヴィン・ジェームズ/ジェシカ・ビール/スティーヴ・ブシェミ/ダン・エイクロイド/ヴィング・レイムス/ニコラス・タートゥーロ/アレン・コヴァート/レイチェル・ドラッチ/リチャード・チェンバレン/ニック・スウォードソン/ブレイク・クラーク/ロブ・シュナイダー
チャックとラリーは消防士、幾つもの危険な任務を共に闘って来た親友同士だ。ラリーは幼い子供が2人いるが、妻は既に他界していた。その元妻が年金の受け取り人のままだったと知ったラリーは、子供たちに何も残してやれなくなると大慌て。手っ取り早く、最近施行されたばかりの『パートナー法』を利用して、年金の受取人をパートナー、つまり男、つまり親友であるチャックに託そうとする。最初は激しく拒否したチャックだったが、親友の為の虚偽行為に加担する事に。しかしあっという間に当局に怪しまれ、2人に対して厳しいな捜査が行われる事に・・・。
アメリカではそこそこの興行成績だったものの、日本では劇場未公開・・・。仕方が無いさ、だってA・サンドラーだもん!いまだに日本での知名度が低い彼だが、アメリカでの人気はかなり高いそう。シリアスもロマ・コメもこなす器用な役者だが、彼の真髄はやはりコメディ。
・・・とはいえ、A・サンドラーのコメディ映画って、何度か観ると飽きる・・・のよね。日本人ウケしないというか、笑いの質が同じというか、、、とにかく飽きたな・・・としんみり思わせる。『A・サンドラーの』と限定するというよりは、『1人のコメディアンの』と言えるかもしれない。
世に有名になったコメディ俳優は、それぞれの個性を生かした作風に多く出る。ジム・キャリーが顔芸なら、トム・ハンクスは飄々とした笑いを、スティーブン・カレルは、やたらと文字数の多い台詞といささかお堅い仕草の笑いを。勿論それで有名になったわけだから、その後もそうした個性で繋げたいのだろうが、同じ作風なので何作も観ると飽きるのよね。
で、大方はシリアス路線に変更していく。ということで!A・サンドラーもその例に漏れず、ちょこちょこシリアス系に顔を出し始めているが、そっちの方は更に日本では影が薄いのでは?それでも、A・サンドラーはまだその枠に舞い戻ってくれる。そんな初心を忘れない姿勢が好きである。なので本作も勿論観る(笑)。そして意外にも?A・サンドラーのコメディ個性は、『ドラマティック・コメディ』とでも言えそうな、割合と筋のしっかりした作品が多いのだ。
というわけで、本作も比較的しっかりしたストーリーは用意されている。導入部分がかなり強引かと思われるが、まぁそこは、コメディですから(笑)、そこまで追求しない。冒頭から中盤頃まで、これは・・・同性愛の方々がご覧になったら、大変不愉快になるのじゃないか?と妙な心配をしたが、後半は何とか盛り返す。もう一押し!という感じもしたけれど。
ラストもベタな感動路線に走らずに、笑いに走ってくれたところは良かった。不愉快になるほどアクの強いコメディはイヤだけど、有名俳優が出ている最近のコメディって、どこかで感動させようという小ズルイものが多くて微妙だと思っていたが、丁度良い加減の笑いで納まっている。
この絶妙なコメディの匙加減を見せてくれた功労者は、私思うにD・エイクロイド。もうほとんど名人芸だわ。いや〜良いわ、間の絶妙さや台詞回しなんか最高、もっとフューチャーされても良い役者よね。ついでにS・ブシェーミが、気持ち悪くてかなり良い(笑)。あんな男に付回されたく無いわ。更におまけに、ノン・クレジットのR・シュナイダー、あれ日本人だそうで。R・シュナイダーだと解って見ると、腹抱えて笑えます。この方もとても芸達者。
男女にこだわらず、『友情』というものの良い形を見せてもくれるこの作品。大いに笑って適度に感動して、やはり地味な印象は否めないが、かなり力のある脇役に固められ、手堅い作品に仕上がっていると思う。デート・ムービーとしても有効じゃないかな?こういう作品に大満足してくれる彼女なら、将来は明るいかも・・・知れません(笑)。
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