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カリフォルニアの新しい法律
- 2008/06/19(木) 23:18:16
カリフォルニアで、同性同士の結婚が法律で認められたというニュースを見た。同一国内で時差があるぐらいの面積を保有するだけあって、州ごとに法律の違うアメリカ。あの州知事は、『大勢の方がカリフォルニアに来て結婚式を挙げてくれれば、州の経済も上向く』とかなんとか発言していたが、それもいまいち良く解らない。
カリフォルニア州でだけ夫婦と認められるのか、知事が言っているのが、カリフォルニアに沢山の人が引っ越してくれば良いというのか、アメリカ中のいかなる州に於いても『カリフォルニア州の法律に則って』という言い分が、この場合は普通の結婚と同様通用するのか?等など。
私の無知ぶりはさて置き、ニュース映像では法律解禁(って言うのかしら?)当日の様子が映し出されていた。涙を浮かべる人、純粋に歓喜の表情を見せる人、ただただお互いを見つめ続けるカップなど、とにかく幸せムードが溢れかえっていて、見ていてとても・・・羨ましい(笑)。
やはり、一般的と言われる異性同士のカップルよりは、ここに至るまでに障害も多かったろうし、認められたいという意思も強かったろう。そうした紆余曲折というのは、関係をより強く結びつけるものなのだろう。なんだか、空気の中にハートマークが見えて来そうなほどで、羨ましい!!
しかし、こうした風潮に異を唱える人達はいるもので、祝うべき日を全力で台無しにするが如く、ご大層にも手の込んだプラカードなんか持っちゃって、大真面目に大騒ぎしている。こうした行為は想定され得る事態だったとは思うので、『ああ、やっぱりね・・・』と最初は思っていたが、次々に映し出されるそうした映像を見ていたら、『この人たち、酷くみっともないな』と思えてきた。
大体、他人事に口を出す時点で如何なものかと思うが、事は一個人の愛情問題だ。それを、袖触れ合う事も無かった全くの赤の他人が、とやかく言う筋合いじゃないだろうに、と思うのだ。
ああして大騒ぎしている人達も、自分たちの結婚式に赤の他人が大勢集まって、その結婚は悪の道だ!とか、地獄に落ちる前に救ってやる!とか言われたら、なんと思うだろう?間違いなく余計なお世話だ!と憤慨すると思うのだが、同性同士と言えど、それはよもや、全く同じ観点で観るべき問題じゃなかろうか?時代はこうして進み、価値観はこうして変化していく。
しかしね、私もこういう人達の気持ちは解らないでもない。正直言って私も子供の頃は、同性愛・・・なんて聞いただけで激しく拒否反応があった。その内に成長し、精神も成長し、愛情の対象が『何者であるか』という事には、大した問題は無いじゃないかと思うようになったのだ。むしろそうして誰かと深く想い合えるなんて・・・やっぱり羨ましいのです!!!!
ああして同性同士の結婚に目くじらを立てる人って、自分の価値観を赤の他人に押し付けている理不尽さに気が付いていないのだろうか?神の御心になんて本気で思っているとして、自分だったら救えると思い上がっているのか?自分の価値観が世界で一番正しいと信じてるのか?そんな無責任な自信や、他人を傷つける権利が自分にはあると思っている驕りは、一体どこから来るのだろう?少なくとも、対象者を嫌な気分にさせる事は、十分に理解しているとは思うけど。
心では何を思おうが個人の勝手だ、例えば同性愛の人が許せないとして、個人的に口を聞かない近付かないなど、防御策を張り巡らすのも良いだろう。ただし、相手を不快な気分にさせるのは戴けない、自分だったらどうだろう?と、常に考えてみれば解るだろうに。
結局、同性愛は古来からあって、それが今ようやく認められるようになっただけのはず。子孫繁栄の本能から男女がペアとなった太古の昔から、同性の結びつきを『恥ずかしい』と思わせたのが人間の些末な価値観からだったなら、『正しい事』と思うようにも、いずれは出来るはず。価値観の転換が出来るのも、文明を持つ人間の長所なのじゃないだろうか。
『だって好きなんだもん!』ってのは、何だか素敵な感情じゃないか。人間が人間を愛するという事に、制約を付けるなんて馬鹿らしい。同性愛の人は一生内に秘めた愛情を殺しながら、孤独に生きれば良いのか?まさか『全くの他人』に対して、それほど悲惨な押し付けは出来ないはず。自分が満足なら、同性愛者はそれぐらいの犠牲を払えとは、さすがのプラカード団体も言えないはず、いや、言わないと、同じ人間として信じたい。
私は自他共に認めるロマンチストなので、『愛情』というものに飽くなきロマンスを追い求めるタイプ。だからもちろん、個人的な愛は、神聖で侵さざる領域であって欲しい。『愛』というものには、他人が侵入してよい余地なんて、ありはしないのだ。
もちろん、祝福は別だ。祝う気持ちはきっと、愛を増幅させる効果があると信じている。だから、先日の初日に幸福な日を迎えたカップルも、そしてこれから迎えるカップルも、皆等しく、愛と神と一般市民の恩恵が受けられますよう、他人事ながら、心からおめでとう!と言わせて頂きたい。
ジャンル:
- 日記
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