『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』
〔米〕NATIONAL TREASURE: BOOK OF SECRETS (2007年)
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:コーマック・ウィバーリー/マリアンヌ・ウィバーリー
ニコラス・ケイジ/ジョン・ヴォイト/ハーヴェイ・カイテル/エド・ハリス/ダイアン・クルーガー/ジャスティン・バーサ/ブルース・グリーンウッド/ヘレン・ミレン/タイ・バーレル/マイケル・メイズ/ティモシー・V・マーフィ/アリシア・コッポラ/アルバート・ホール
先祖の功績とリンカーン大統領暗殺事件との繋がりを講義するベン・ゲイツに、ウィルキンソンと名乗る男が異議を唱える。ウィルキンソンの持つ犯人の日記には、ベンの先祖トーマスの名が首謀者として記されていた。汚名を晴らすための証拠を探すベンは、日記に薄く残る暗号が宝の在りかを示している事を解読。天才ハッカーのライリーと破局寸前の恋人アビゲイルの強力を得て、汚名返上のための宝探しに乗り出した。
なぁんか、上のあらすじはほぼ間違えていないはずだが、何かがおかしい・・・。鑑賞中も、明らかに論点がずれている、という気がして仕方が無かった。宝を見つけたところで、先祖の汚名は消せないんじゃないか?という事だ。
暗殺実行犯の日記に、ベン・ゲイツの先祖の名前があり、その直下に首謀者的言及があったと。その他の記述は曖昧であり、真偽の程は解らない。ベンの父パトリックがその父から聞いた真相では、陰謀に気が付いたトーマスは身を呈してその陰謀を阻止したというもの。
その事実を証明するためには、南軍を支持していた暗殺者一味が探していた『黄金の都』とやらを見つければ、事実上今日までそれが見つかっておらず北軍も勝利したのだから、ベンの先祖が首謀者であるはずが無いという論理らしいのだが・・・?微妙だな・・・。
ベン達が現代の利器を多用してようやく見つける宝の都、どれだけ約140年前の人達に発見できる可能性が?実際に宝があった→過去において見つかっていない→北軍が勝利したというだけでは、トーマスの嫌疑を晴らすのは難しいのでは?それで言ったら、嫌疑がかかる時点でも発想が飛躍しすぎだとも思うのだが。
とまぁ、こういうところがブラッカイマーなのだ(笑)。いかにも、『良いんじゃない?細かいところは気にしなくてさぁ、ドーンときてパァ〜となってガガーンと当たって主人公がドウダーって感じなら、良いんじゃない?』と、嬉々としてゴーサインを出している姿が想像できそうな・・・。
ただ今回は、導入の部分においてから引き込まれなかった、だから後までグズグズ。全体的にも、計算されているように見せかけたずさんな冒険が山盛りだし、E・ハリスのキャラクターなんて、何が何だか良く解らなかったしね。今更E・ハリス持ってきて、冒険アドベンチャーの悪役も無かろうよと思ったら案の定、中途半端な設定で勿体無かったなぁ〜。
個人的には、J・ブラッカイマー製作の映画は好き(と毎回言い訳しているような?)。全体的に突っ込みどころ満載ではあるが、それらをいじらせないほどに娯楽で大作で勢いがあるからなのだが、どうも本作は勢いが弱くて、突っ込みどころが大量に目に付いてしまった。この手の映画は、観客に疑問を持たせるスキを作った時点で負けよね。
何だかN・ケイジもおじいちゃんみたいだったし、D・クルーガーも余り素敵に見えなかったなぁ。老体に鞭打って奮闘したJ・ヴォイドも・・・なんだか噛合っていない感じ。J・バーサくらいだな、観る価値あったの・・・大分個人的な意見だが(笑)。
思いっきり次作を作る気満々のエンディング、『47ページの謎』とでもしておきましょうかね。この謎、私は謎のままにしておいても良いかも・・・?
ぽすれん『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』紹介
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:コーマック・ウィバーリー/マリアンヌ・ウィバーリー
ニコラス・ケイジ/ジョン・ヴォイト/ハーヴェイ・カイテル/エド・ハリス/ダイアン・クルーガー/ジャスティン・バーサ/ブルース・グリーンウッド/ヘレン・ミレン/タイ・バーレル/マイケル・メイズ/ティモシー・V・マーフィ/アリシア・コッポラ/アルバート・ホール
先祖の功績とリンカーン大統領暗殺事件との繋がりを講義するベン・ゲイツに、ウィルキンソンと名乗る男が異議を唱える。ウィルキンソンの持つ犯人の日記には、ベンの先祖トーマスの名が首謀者として記されていた。汚名を晴らすための証拠を探すベンは、日記に薄く残る暗号が宝の在りかを示している事を解読。天才ハッカーのライリーと破局寸前の恋人アビゲイルの強力を得て、汚名返上のための宝探しに乗り出した。
なぁんか、上のあらすじはほぼ間違えていないはずだが、何かがおかしい・・・。鑑賞中も、明らかに論点がずれている、という気がして仕方が無かった。宝を見つけたところで、先祖の汚名は消せないんじゃないか?という事だ。
暗殺実行犯の日記に、ベン・ゲイツの先祖の名前があり、その直下に首謀者的言及があったと。その他の記述は曖昧であり、真偽の程は解らない。ベンの父パトリックがその父から聞いた真相では、陰謀に気が付いたトーマスは身を呈してその陰謀を阻止したというもの。
その事実を証明するためには、南軍を支持していた暗殺者一味が探していた『黄金の都』とやらを見つければ、事実上今日までそれが見つかっておらず北軍も勝利したのだから、ベンの先祖が首謀者であるはずが無いという論理らしいのだが・・・?微妙だな・・・。
ベン達が現代の利器を多用してようやく見つける宝の都、どれだけ約140年前の人達に発見できる可能性が?実際に宝があった→過去において見つかっていない→北軍が勝利したというだけでは、トーマスの嫌疑を晴らすのは難しいのでは?それで言ったら、嫌疑がかかる時点でも発想が飛躍しすぎだとも思うのだが。
とまぁ、こういうところがブラッカイマーなのだ(笑)。いかにも、『良いんじゃない?細かいところは気にしなくてさぁ、ドーンときてパァ〜となってガガーンと当たって主人公がドウダーって感じなら、良いんじゃない?』と、嬉々としてゴーサインを出している姿が想像できそうな・・・。
ただ今回は、導入の部分においてから引き込まれなかった、だから後までグズグズ。全体的にも、計算されているように見せかけたずさんな冒険が山盛りだし、E・ハリスのキャラクターなんて、何が何だか良く解らなかったしね。今更E・ハリス持ってきて、冒険アドベンチャーの悪役も無かろうよと思ったら案の定、中途半端な設定で勿体無かったなぁ〜。
個人的には、J・ブラッカイマー製作の映画は好き(と毎回言い訳しているような?)。全体的に突っ込みどころ満載ではあるが、それらをいじらせないほどに娯楽で大作で勢いがあるからなのだが、どうも本作は勢いが弱くて、突っ込みどころが大量に目に付いてしまった。この手の映画は、観客に疑問を持たせるスキを作った時点で負けよね。
何だかN・ケイジもおじいちゃんみたいだったし、D・クルーガーも余り素敵に見えなかったなぁ。老体に鞭打って奮闘したJ・ヴォイドも・・・なんだか噛合っていない感じ。J・バーサくらいだな、観る価値あったの・・・大分個人的な意見だが(笑)。
思いっきり次作を作る気満々のエンディング、『47ページの謎』とでもしておきましょうかね。この謎、私は謎のままにしておいても良いかも・・・?
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