『ハンティング・パーティ』
〔米/クロアチア/ボスニア・ヘルツェゴビナ〕THE HUNTING PARTY (2007年)
監督:リチャード・シェパード
原案:スコット・K・アンダーソン
脚本:リチャード・シェパード
リチャード・ギア/テレンス・ハワード/ジェシー・アイゼンバーグ/ダイアン・クルーガー/ジェームズ・ブローリン/ジョイ・ブライアント/マーク・イヴァニール/ゴラン・コスティッチ /ディラン・ベイカー
かつて、トップ・レベルの戦場レポーターとしてコンビを組んでいたサイモンとダック。ボスニア紛争の戦地でサイモンがキレて生放送をぶち壊し、彼らはコンビ解消、ダックは本拠地N.Y.でチーフカメラマンとなり、サイモンは姿を消した。数年後、紛争終結を迎えたボスニア・ヘルツェゴビナに戻ったダックは、懐かしのサイモンと再会する。しかもサイモンは、今回の紛争に於ける最大の戦争犯罪人、フォックスの居場所を知っていると言う。説得されたダックは、一大スクープを求めて危険な調査の旅に踏み込んでしまう。果たして、彼等は何を見つけるのか?
予想したよりシリアス過ぎず、話も難しく無く、比較的観易い社会派ドラマではないだろうか?相変わらずボスニア紛争の詳細は理解するに至ってはいないが、私のように少し劣る知識でも、充分に観られるレベル。雑誌に掲載されたアメリカ人ジャーナリスト3人の夏休みの出来事を下敷きに、物語性を最大限加味してドラマティックに盛り上げた映画と言えそうだ。
しかしサモンの恋愛話を、行動の動議付けにするのは如何なものか?作品の軽やかな印象とは合わないし、復讐要素が強くなり、報道の真実という下敷きが活きなくなってしまう気がする。ジャーナリズムに根ざす正義感からの行動としても、なんら違和感は無かったと思うのだが、ギア様だから恋愛要素が必要だったのか?それもまた陳腐よねぇ。
という事で、かなりヨレヨレになったR・ギアが登場するが、、、やはりギア様はギア様である。何でもかんでも『○○様』『■■王子』と呼ぶ日本の風潮は嫌なのであるが、『ギア様』はつい自然に言ってしまう・・・へへへ。
大スクープを求めて奔走するジャーナリスト、という颯爽とした姿が描かれるのかと思うとちょっと違う。かなり行き当たりばったりで、どちらかと言えば、獲物が向こうから歩み寄ってきてくれる。そんなユルい活躍ぶりが逆に、真実味を感じるというかね(笑)。実際のルポを読んでみたいのだが、探し方が悪いのかネット上には無いのか見付けられなかった、残念。
軽い仕上がりだし、実際の記事も見付からなかったので、戦争の裏側というリアリティは薄く感じたが、余りに計算高い結論だったために、リアリティを感じられなかったのかもしれない。大人のやる事って汚いわ、ホント。とは言え、ある一部地域では英雄であり、『戦争』というアイロニックで非人道的な価値観が優位に立つ出来事の中では、戦争犯罪人という概念自体に曖昧なような気がする。
さて、お年を召されてもギア様は素敵だし、相変わらずT・ハワードは画面に釘付けにさせる麗しさ。ああ、まったく素敵で参ってしまう。『イカとクジラ』で興味を持ったJ・アイゼンバーグだが、この子は中々良い。あのキャラクターはいそうでいない、今後の活躍に期待したいところだが、ちょっと印象が薄いのよね・・・、どかな?D・クルーガーが、外見からもかなりのはまり役なのだが、登場時間は10分程です、騙されるな!大人は汚いわよ、ホント。
ぽすれん『ハンティング・パーティ』紹介
監督:リチャード・シェパード
原案:スコット・K・アンダーソン
脚本:リチャード・シェパード
リチャード・ギア/テレンス・ハワード/ジェシー・アイゼンバーグ/ダイアン・クルーガー/ジェームズ・ブローリン/ジョイ・ブライアント/マーク・イヴァニール/ゴラン・コスティッチ /ディラン・ベイカー
かつて、トップ・レベルの戦場レポーターとしてコンビを組んでいたサイモンとダック。ボスニア紛争の戦地でサイモンがキレて生放送をぶち壊し、彼らはコンビ解消、ダックは本拠地N.Y.でチーフカメラマンとなり、サイモンは姿を消した。数年後、紛争終結を迎えたボスニア・ヘルツェゴビナに戻ったダックは、懐かしのサイモンと再会する。しかもサイモンは、今回の紛争に於ける最大の戦争犯罪人、フォックスの居場所を知っていると言う。説得されたダックは、一大スクープを求めて危険な調査の旅に踏み込んでしまう。果たして、彼等は何を見つけるのか?
予想したよりシリアス過ぎず、話も難しく無く、比較的観易い社会派ドラマではないだろうか?相変わらずボスニア紛争の詳細は理解するに至ってはいないが、私のように少し劣る知識でも、充分に観られるレベル。雑誌に掲載されたアメリカ人ジャーナリスト3人の夏休みの出来事を下敷きに、物語性を最大限加味してドラマティックに盛り上げた映画と言えそうだ。
しかしサモンの恋愛話を、行動の動議付けにするのは如何なものか?作品の軽やかな印象とは合わないし、復讐要素が強くなり、報道の真実という下敷きが活きなくなってしまう気がする。ジャーナリズムに根ざす正義感からの行動としても、なんら違和感は無かったと思うのだが、ギア様だから恋愛要素が必要だったのか?それもまた陳腐よねぇ。
という事で、かなりヨレヨレになったR・ギアが登場するが、、、やはりギア様はギア様である。何でもかんでも『○○様』『■■王子』と呼ぶ日本の風潮は嫌なのであるが、『ギア様』はつい自然に言ってしまう・・・へへへ。
大スクープを求めて奔走するジャーナリスト、という颯爽とした姿が描かれるのかと思うとちょっと違う。かなり行き当たりばったりで、どちらかと言えば、獲物が向こうから歩み寄ってきてくれる。そんなユルい活躍ぶりが逆に、真実味を感じるというかね(笑)。実際のルポを読んでみたいのだが、探し方が悪いのかネット上には無いのか見付けられなかった、残念。
軽い仕上がりだし、実際の記事も見付からなかったので、戦争の裏側というリアリティは薄く感じたが、余りに計算高い結論だったために、リアリティを感じられなかったのかもしれない。大人のやる事って汚いわ、ホント。とは言え、ある一部地域では英雄であり、『戦争』というアイロニックで非人道的な価値観が優位に立つ出来事の中では、戦争犯罪人という概念自体に曖昧なような気がする。
さて、お年を召されてもギア様は素敵だし、相変わらずT・ハワードは画面に釘付けにさせる麗しさ。ああ、まったく素敵で参ってしまう。『イカとクジラ』で興味を持ったJ・アイゼンバーグだが、この子は中々良い。あのキャラクターはいそうでいない、今後の活躍に期待したいところだが、ちょっと印象が薄いのよね・・・、どかな?D・クルーガーが、外見からもかなりのはまり役なのだが、登場時間は10分程です、騙されるな!大人は汚いわよ、ホント。
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