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『ダークナイト』

2009/01/12 22:39 ジャンル: Category:映画【サスペンス・ミステリ・犯罪】
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〔米〕THE DARK KNIGHT (2008年)
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:ジョナサン・ノーラン/クリストファー・ノーラン
クリスチャン・ベイル/マイケル・ケイン/ヒース・レジャー/ゲイリー・オールドマン/アーロン・エッカート/マギー・ギレンホール/モーガン・フリーマン/エリック・ロバーツ/ネスター・カーボネル/モニーク・カーネン/ロン・ディーン

バットマンが登場してから、ゴッサムシティーの犯罪件数は落ち着いていた。ゴードン警部補はますます活躍し、新しい正義漢の検事もやってきたため、かつての黒幕達は動きが制御されて不満が溜まりつつあった。そこへ現れたのが、顔に不気味な笑みを刻みつけたジョーカーだった。バットマンを殺すと約束した彼は、狂気的な心理操作を駆使して、バットマンを徐々に追い詰めていく。

いや~、天晴れだった。興行成績を軒並み塗り替えたのも良く解る、『タイタニック』を超えなかったのが残念なくらい(個人的に『タイタニック』はNG映画(笑))。
大方のご意見に既にあるように、単なるアメコミ映画に留まらず、誰もが持っているだろう心の闇を描き、反面『人間の美徳』に関しても描かれている。そうして人々を信じたい気持ちに満たされながらも、バットマンは傷つけられて夜の闇に消えて行くのだ・・・、ああゲイリー、あんた最高!(そう、ここなんです!)
2時間30分ほどの大作である、半分ほど過ぎた頃には、少し冗長に感じられて気が散った。それでもラストの頃は、口を開けて見入っていた。次々と仕掛けられるジョーカーの罠、そのどれもが、凄惨さや破壊的というより、ただもう狂気的な恐ろしさだ。集団心理の身勝手さ、自己主義の責任転嫁、悪に対する概念、バットマンという暗い影を利用して描ける物語としては、最高の論点だと思える。
で、この物語がこれほど高い評価になるのも、全てはジョーカーの存在の上手さにある。狂気、ただそれだけを体現させたようなジョーカー、彼の狂気を表現しきったところに、この映画の成功があるのだろう。
実に、実に残念な事に、H・レジャーの遺作というレッテルが付いて回る。遺作というものに、人は悪い判断を下さない。『亡きH・レジャーの』、この枕詞無くして、彼の演技を評価する場合がほとんどい無い事がとても残念なのだ。そんなレッテル無しにしても、彼の演技は最高に素晴らしい、正直、1年も前に亡くなった事を忘れさせるぐらいの迫力と存在感がある。
理由の無い狂気、ただ楽しむだけの残忍さはひたすら恐ろしい。そんな悪は今までも描かれて来たが、観ていてこれほど追い込まれたのは初めてだった。神経を逆撫でするジョーカーの嘲笑、終わりの無い冷酷な行動。バットマンの活躍すら虚しく感じられ、この狂気はいつ終るのか?止まらない危機感に消耗した。
全ての配役も万全で抜かりなく、本作における唯一のコミカルポイントM・ケインはますます素敵に、M・フリーマンの燻銀も好調で、良い人G・オールドマンにクラクラしっぱなし(笑)。2つの顔を持つに至る検事役にA・エッカートは、哀愁も感じられてなかなか良かったし、M・ギレンホールも、配役変更と言う難しい立場を感じさず、自然に物語りに溶け込んでいた。
長尺を気にさせず、高い完成度で、物語世界を完璧に確立させている作品だ。監督や役者を変えて、長らく作られ続けている『バットマン作品』。いずれも続編やリメイクというイメージは消せないが、この『バットマン・シリーズ』は一味違う。これだけで、全く独自の『バットマン世界』を築き上げたと言い切る事が出来るだろう。

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