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『ドレッサー』

2009/02/01 12:03 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔英〕THE DRESSER (1983年)
監督:ピーター・イエーツ
脚本:ロナルド・ハーウッド
アルバート・フィニー/トム・コートネイ/エドワード・フォックス/ゼナ・ウォーカー/アイリーン・アトキンス/マイケル・ガフ

第二次大戦下のイギリス、若者は皆軍隊へ行き、イギリス中を旅して回るシェークスピア劇団には老人と女性しかいない。傲慢で偏屈な初老の座長はそんな環境を嘆き、途切れることの無い舞台生活に疲れきっていた。そんな座長に付き従うのは、この道16年のノーマン。舞台にかける情熱と拒否反応の狭間で揺れる座長を、ノーマンは言葉巧みになだめようとするが・・・。

これは凄いね、何が凄いって、ノーマンを演じるT・コートネイが凄い。そしてA・フィニーとの白熱したやり取り。役者というキャラクター上仕方が無いのかも知れないが、A・フィニーの独白がいささか大仰だったのが少し気になった。
一座の長であり人気のある名俳優でもある座長が精神的にバランスを失い、その夜の舞台を拒否する。それをなんとかなだめつつ終演まで漕ぎつけようと、付き人であるノーマンが奮闘するというのが、物語の主要である。
ああ言えばこう言うで感情がどう転ぶか解らない座長の危機感に対して、ノーマンには何か頼りない不安定さがある。座長が硬ならノーマンは軟、立場としては絶対的な座長と、常に影となる付き人の立場が巧みに入れ替わって行く。
ノーマンと座長それぞれの人間性と立場、解り易い人間模様を巧みに利用した脚本はお見事なのだが、物語は当然、この2人だけによって展開されるわけではない。こうした2人の立場やキャラクターをより確立させるためにも、脇役との絡みが効果的に使われている。脇役とのエピソードは、主軸の展開に飽きさせない程度にバランス良く散りばめられており、特に舞台監督の女性と座長とのエピソードは上手くはめ込まれていたと思う。
とにかくですよ、『演技見たぞ!』という満足感に満たされる映画。ラストの流れるような展開の勢いは、T・コートネイによる迫真の演技の賜物。グイグイ惹きつけられて、あの楽屋に入り込んだ気持ちになれる。
最後のシーンはワンテイクだったのかな?どこも途切れさせることが出来ないよねぇ?と思うほどの勢い。元は舞台劇の脚本、舞台であればあの流れも当然一発勝負!そう考えると、舞台を見たいと心底思う作品だった。

ドレッサー [VHS]ドレッサー [VHS]
(1986/04/21)
アルバート・フィニートム・コートニー

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