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『プロヴァンス物語/マルセルのお城』

2009/03/17 23:31 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔仏〕LE CHATEAU DE MA MERE (1990年)
監督:イヴ・ロベール
原作:マルセル・パニョル
脚本:ジェローム・トネール/イヴ・ロベール
フィリップ・コーベール/ナタリー・ルーセル/ジュリアン・シアマカ/ジョリ・モリナス/ジュリー・ティメールマン/ジャン・カルメ

楽しい夏休みも終わり、マルセルは家族と共に町に戻ったが、思い出すのは宝物のような丘ばかりで、勉強も手につかない。しかし母の提案と小粋な策略のお陰で、一家は毎週末をプロヴァンスの丘で過ごせるようになった。しかも父の昔の教え子の計らいにより、駅からの長い道程を短縮する方法まで見つかったのだが・・・?

前作『プロヴァンス物語/マルセルの夏』の感想で『(続編は)残念ながらDVDのレンタルが無いので、偶然に任せて鑑賞出来るチャンスを待とう。』と書いたのだが、偶然よありがとう(笑)。そしてこれはやはり、2作で完成する作品だったのだ。本作を観てみると、前作では物語が終わっていなかった事に気付かされる。
一応『続編』である本作では、優しく機転も利く母の姿が描かれる。前作は内助の功といった控えめな雰囲気だったが、本作ではたまに主導権を握っていたりする。2作を通して観ると、マルセル少年がいかに両親を愛し、尊敬していたかが良く解る。ああ、家族って、こうあるべきだよねぇ・・・と、人事のようにつくづく思う(笑)。
父と丘に焦点が当てられていた前作に比べ、本作は細かい展開で構成されている。マルセル少年の淡い(いや痛い?)初恋、リリィとのちょっとした擦れ違い、それ以上に深まっていく友情。そして『お城』を巡る、コミカルかつサスペンスな出来事だ。一家は明るいプロヴァンスの陽光のように、幸せで輝いた日々を過ごしていく。
それは消え行く間際の一瞬の輝きだったのか、はたまた、決して消える事のない、永遠の光だったのか。映画界で成功を収めたマルセル・パニョルであるが、その後の父と母は?弟ポールは、親友リリィはどうなったのだろうか?ラストでは、その後の彼等を語りつつ、限りない郷愁を持って幕切れとなっていく。
美しい景色、感動的な人間関係、素朴で、愛らしく、尊ぶべき人々の姿を、あっさりと愉快さを交えて描いている。本当に、これほど悪意無く、フランスという国まで愛せてしまいそうな、清潔で麗しい家族映画はまたと無い。全くの他人の少年の思い出話が、これほど興味深いなんて不思議なものである。
殺伐とした現代社会で、人との触れ合いも難しい昨今、疲れた心を芯から癒し、暖かいプロヴァンス地方の陽光に包まれる。あたかも新しい家族が出来たような心地良さを与えてくれる名作セット、2本まとめてどうぞ。

マルセル スペシャルエディション [DVD]マルセル スペシャルエディション [DVD]
(2003/06/21)
フィリップ・コーベールジュリアン・シアマーカ

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