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『バティニョールおじさん』

2009/03/23 23:18 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔仏〕MONSIEUR BATIGNOLE (2002年)
監督:ジェラール・ジュニョー
脚本:ジェラール・ジュニョー/フィリップ・ロペス=キュルヴァル
ジェラール・ジュニョ /ジュール・シトリュク/ミシェル・ガルシア/ジャン=ポール・ルーヴ/アレクシア・ポルタル

ドイツ占領下のフランス、気の良いバティニョール氏は肉屋の主人だった。ある朝、ナチス支援者の娘婿にそそのかされて、逃亡直前のユダヤ人一家が肉を盗んだ犯人だと思い込んでしまう。その告発のせいで一家は逮捕され収容所へ送られるが、末息子のシモンだけが脱走して逃げ帰ってくる。仕方なくシモンを匿ったバティニョール氏は、シモンだけでもスイスへ逃がす手助けをするのだった。

う~ん?物語は良い話なのだろうが、まとまりが悪い。描きたいことが色々あるのは解るが、むやみに詰め込んで調和が取れていないというかね。映画のトーンも、コミカルなのかシリアスなのか定まらない。どちらかに偏る必要は無いと思うが、それはバランス良くまとまっていればの話。
バティニョール氏自体が曖昧模糊とした印象で、能天気なのか正義漢なのか、はたまた無責任なのかも解らない。いずれにしろ、戦火激しドイツ占領下に於いて、ユダヤ系に対する知識不足は甚だしく、汚い事は知りたくないにしても無邪気過ぎる。意図的な興味欠損であるなら、尊敬には値しない。
単純に良い人で、子供を救いたいという崇高な目的が芽生えるのは解るが、その変化の描写も乏しく、その割には殺人まで犯してしまうなんて・・・。正直後半の展開には着いて行けない強引で身勝手な雰囲気があった。
バティニョール氏に助けられる少年シモンも、子供っぽいのだか大人っぽくしっかりしているのだか?キャラクターが定まっていない。後半矢継ぎ早に変わるシモンの個性と、とって着けたようなエピソードとラストの展開。結果、台詞や展開の1つ1つが、ありがちなものに感じられてしまって残念だった。
最初に書いた通り、物語の要点としては、一概に切り捨てられない、様々な感情を呼び起こすものだろう。しかしこうした作品は過去に数多作られて来ているだけに、『今更感』を超える部分の皆無さゆえ、余計に粗が目に着いてしまったようだ。強いて言うなら、無責任なほどに政治的・軍事的に疎いバティニョール氏の無分別さと、その後の行動の行き当たりばったり感が特殊だったかな・・・。

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