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読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

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『僕らのミライへ逆回転』

2009/04/01 23:31 ジャンル: Category:映画【コメディ】
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〔米〕BE KIND REWIND (2008年)
監督:ミシェル・ゴンドリー
脚本:ミシェル・ゴンドリー
ジャック・ブラック/モス・デフ/ダニー・グローヴァー/ミア・ファロー/メロニー・ディアス/シガーニー・ウィーヴァー/アージェイ・スミス/マーカス・カール・フランクリン/キシュー・チャンド/P・J・バーン/チャンドラー・パーカー/クィントン・アーロン

今にも潰れそうなオンボロのレンタル・ビデオ店『BE KIND REWIND』は、地元出身のジャズ・ピアニスト、ファッツ・ウォーラーの生家でもあった。従業員のマイクはその事を誇りに思っていたが、都市開発の波に押され、とうとう立ち退き勧告を受ける。立ち退きを回避するためには店の補修をしなくてはならないが、そんな資金はどこにも無い。おまけに、マイクの親友ジェリーが身体に磁気を帯びたことで、店のビデオの映像が全て消えてしまう。苦肉の策として、人気映画のリメイクを即席で作ったマイクとジェリー、以外にもその作品が人気を呼び彼等は人気者に。次第に店は盛り返し、リメイク作品の数も増え続けていくのだが・・・。

愛だね愛、溢れんばかりの愛が詰まった作品だ。映画に対する愛、古きアナログ時代への愛。不便であることは時に、人との繋がりを強くし、思い出を作る基礎にもなる。不便さが生み出す奇抜なアイデアが、現代社会の一端を作ったとも言えるだろう。そして本作のマイクとジェリーも、奇抜なアイデアで道を切り開く。
正直M・ゴンドリーは微妙だった、作品の出来にムラがあるような気がしていたのだ。本作は、商業的雰囲気が『エターナル・サンシャイン』に近いと思うが、物語の解りやすさ、入り易さから見ても似た部分があって、一般受けしそうな感じ。
これまで観たM・ゴンドリーの作品には、飄々とした優しさが漂っているように感じられ、どことなく掴みどころの無い、それでいて何だか安らぎを覚える作風は心地良くて好みだ。ついでに凄いと思ったのは、『あの』J・ブラックを見事に制御して、重要な個性はしっかり生かせていたこと。『ホリデイ』や『キング・コング』のような作品ならいざしらず、コミカルさをもって『あの』彼を制御できるとは・・・侮れじ。
個人的には、『銀河ヒッチハイク・ガイド』以来気になっていたM・デフがとても良かった。愛嬌のある顔立ちが高感度たっぷりで、次期モーガン・フリーマン系統を担うに相応しいと勝手に思う、個性的で素敵な俳優だ。ちなみに芸名が、『Most Definitely』から来てるなんて知らなかった、口癖だったなんて・・・(笑)。
最初は、素人が即席で作ったリメイクが大人気!なんて、余りにもプロット崩れのような気がしていたが、物語が進むに連れ、この作品のメッセージは、リメイクの出来の良し悪しとは別のところにあるのだと気がついた。
大切なのは、『映画』そのもの。映画製作に対する純粋な楽しさ、それを観る人がいて、観客が心から楽しんでくれることを知る喜び。映画製作には人と人が関わっており、作る側、見る側、双方向に喜びを与え合っている。
マイクとジェリーの作るリメイクは、映画産業という大きなうねりを、穏やかでシンプルな姿で見せてくれる。手作りで一生懸命で、映画が映画である、単純な根っこの部分だと感じる。そんな彼等が住民と一体になって、純粋に自分達の映画を誇るようになった時、不覚にもあたくし涙ですよ。
アナログ満載のこの雰囲気も、この映画にはピッタリ。デジタルだったら何でも良いのか?映画が面白いと感じるのは大掛かりだからなのか?その答えは、関係者全員が楽しんで『観る人のために』作った『Sweded Films』が教えてくれる。
オンボロだって良いじゃないか~、素朴な手作りだって良いじゃないか~。一生懸命で、映画への愛が溢れていれば。多くの大作を愛情込めてリメイクした映像も面白可笑しく、監督の思いがこもったこの作品。M・ゴンドリーの作品がいつもホンワカ優しいのは、こんな思いから来ているのかも知れないね。

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