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『ヒストリー・ボーイズ』

2009/04/20 21:31 ジャンル: Category:映画【青春】
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〔英〕THE HISTORY BOYS (2006年)
監督:ニコラス・ハイトナー
原作戯曲:アラン・ベネット
脚本:アラン・ベネット
ドミニク・クーパー/サミュエル・バーネット/ジェイミー・パーカー/ジェームズ・コーデン/サミュエル・アンダーソン/アンドリュー・ノット/ラッセル・トヴェイ/サッシャ・ダーワン/スティーヴン・キャンベル・ムーア/リチャード・グリフィス/フランシス・デ・ラ・トゥーア

学校始まって以来の秀才集団オックスブリッジ・ボーイズ。魅力的で人気のデイキン、密かにデイキンに恋するポズナン、信仰心の熱いスクリプスなど、個性的な8名が揃っている。彼らは、有名大学全員合格を目指して進学クラスを組んでいた。そこへ現われた、オックスフォード出身の若い教師アーウィン。知的満足のための学問という考えの老教師ヘクターに対して、『合格』が基準のアーウィンだが、彼らも何とか折り合いながら、学ぶこと、教えることの狭間で揺れ動いていく。

これ良い!脚本が良い、舞台のオリジナルメンバー総出演(アーウィン役のS・C・ムーアは2代目)だけあって、演技もとても良い。時折挟まれる舞台らしさと、映画の利点を十分に生かした演出も面白かった。生徒の立場からはもちろんのこと、教師の目線もしっかりと描かれているのも良い。特に今、私自身の『教えたい』という気持ちが高まっているだけに、教師達の悩みや熱意が好ましく伝わってきた。
学問に対する新旧の考えの違い、しかしそれらを容認できる同じ熱意。教えることの楽しさや難しさ、学ぶことの重要さ、ちょっぴり問題のあるヘクター先生だったが、彼の言葉に対する思いは純粋で熱い。そんな気持ちを生徒達はちゃんと解っている、それがなんとも麗しい(笑)。女性教師ミズ・リントットの、歴史に対する熱く揺ぎ無い思いも、うまいこと持ってくねぇ、良いこと言うねぇと、うなりっ放し(笑)。
本作の主役生徒8名は、秀才ではあるがブルーカラー出身、見た目も『秀才』とは思えない感じ(笑)。夏休みにはバイトもするし、学校も普通のレベルらしい。だからこそ校長が、好成績目前(有名大学進学率アップ)で浮き足立ってしまうのだろう。悩みや楽しみも概ね普通。猛勉強の合間に、恋に将来に悩み、友達と騒いで仲間意識を強め、先生に反発して尊敬し、少しずつ、知らぬ間に大人になって行く。
何て言うかね?切り口が面白い。秀才とは言えその部分だけを強調するでもなく、しかし十分にそのプロットは生かされている。その特別な状態を、青春だとか成長だとかの青臭いものと上手く絡めてドラマに仕立てているの。教師達の人間味も色濃く描かれているから、優秀な生徒を見守る名も無い教師の複雑な心理も見えてくる。
この映画を観ていて漠然と考えたのは、大人に近付いて行く一瞬手前の18歳という時期のこと。陳腐な台詞だけど、輝ける時期だ。あっけらかんと無責任で、大人でも子供でもなく、その恩恵を享受できる最後の数年間。オックスブリッジ・ボーイズ達は、そんな貴重で特別な時間を、大きな挑戦を体験する事で思い切り吸収し、人生における最も有意義で淡い思い出になる時を刻んだのだと思う。
役者達は地味目ではあるが、D・クーパーが出てる、今ちょっと話題(笑)。ポズナン役のS・バーネットも可愛らしかったわ(笑)、歌がとぉっても上手い!!!
そして問題です!アーウィン先生より『年上』の生徒が4名ほど混じってますけど?ダメでしょ、生徒より年下の教師は(笑)。ということで、S・C・ムーアですよ。『理想の女(ひと)』以来、観たい観たいと思って動向を探っていたら、『バンク・ジョブ』と2本併せて送られてくるなんて、レンタルサイトの自動発送もニクイ事するわね(笑)。
この人良いわ~、長年忘れずにいた甲斐あった。コミカルもシリアスもそつなくこなせそうだし、感情の変化を表情で出すのが上手い(笑)。難を言えば少し印象が薄いところかな?結局、D・クーパーの方がインパクトはある。しかし、個人的にはS・C・ムーアに軍配ね。もう少しメジャーになってくれないかと期待大。

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