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『悪魔の美しさ』

2009/04/27 23:35 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔仏〕LA BEAUTE DU DIABLE (1949年)
監督:ルネ・クレール
脚本:ルネ・クレール
ジェラール・フィリップ/ミシェル・シモン /ニコール・ベナール/レイモン・コルディ

老境を向かえ、教師としては引退の時を迎えたファウスト教授、彼は生涯の研究の結果が見えずに落胆していた。そこへ現われたのは悪魔メフィストフェレス。ファウストの魂と引き換えに、成功を与えてくれるという。頑なに申し出を断られたメフィストは、試しにということでファウストを男盛りの青年に戻す。若さを取り戻したファウストは、幾多の困難を乗り越えて成功と名誉を掴む。しかも王妃との秘められた恋まで手に入れそうになるが、そこにはメフィストの策略が働いていたのだった。

まったくもう、G・フィリップの映画を拝まずに観られるようになりたい。その余りの美貌に、まともに映画の内容に集中できない自分が情けない。それにしても、随分と久し振りにG・フィリップの作品を観た。どれだけ時を経て観ても、胸のときめきは変わらないのである、何歳の女性でも、乙女に変えてしまうニクイ役者である(笑)。
ゲーテのファウストを、監督流に解釈したらこうなった!という作品らしい。全体的にコミカルなライトさがありながらも、現代を風刺したような殺人的な恐怖、人間の欲望の深さなど、より根源的で動物的な危機感なども描かれている。
コケティッシュな流れがあるため全体的に観やすいが、代わりに重みのある要素が薄れているとも感じられる。しかし、とんとん拍子に成功の階段を登っていくファウストの転落と再生、そして更なる困難と、二転三転する展開は見所満載だ。
そしてこの作品を彩るのは、G・フィリップの余りに美しすぎる容姿の他に、名優としてのG・フィリップと、個性的で強烈な印象を残すもう1人の名優、メフィストフェレス役のM・シモンの存在である。
貧乏から裕福に、年寄りから青年に、楽天家から苦悩する人に、老体から悪魔の身軽さに、権力者から無能な人へ、2人のキャラクターは色々と変わるのだが、スイッチの切り替えも鮮やかに、多彩な演技を披露してくれる。目立つ登場人物が少ないので、さながら2人の演技合戦を見ているよう。お互いの立場さえも時に変わる抜け目無い演技を見ていたら、純粋に演技を愛でる楽しみを感じて楽しくなった。

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