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『ユリシーズ』の足跡

2009/09/26 23:00 ジャンル: Category:Travel #2009/09#
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19/09/2009 (Sat)

Dublin2日目は、予てから読み進めていたジェイムス・ジョイスの代表作とも言える、かつてのDublin市を舞台とした作品、『ユリシーズ』ツアー。前2回Dublinを訪れた際には、全く興味の無かったジェイムス・ジョイス。正直言えば今でもさして興味は無いのだが、個人的な興味以前に、読書好きでDublin好きならとりあえず読んでおけ!と言われそうな作家だ。
ジェイムス・ジョイスは世界中にファンがいる・・・というより、『世界中に研究者がいる』類の作家だと思っていた。作品が描かれた当時も今も、『先進的』と評せそうな作品が多い。以前『ダブリナーズ』、『若い芸術家の肖像 (新潮文庫)』を読んだが、なにやら小難しい・・・という大まかな印象が残ったのみだった。
今回『ユリシーズ』を読んで、大分印象が変わった。何より、Europeを転々としたジョイスであるが、『この人本当にDublinが、アイルランドが好きなんじゃん!』という(笑)。そして、恐ろしく言葉を緻密にパズルのように組み立てているのだと知った。あらゆる文体、文章に意味があるように感じる。あとがきにもあるが、翻訳者泣かせの大作が『ユリシーズ』だと、その意味が良く分かった。

簡単な話、『ユリシーズ』が面白いのである(笑)。しかしとにかくぶ厚い作品で、全く読み進まず、主人公ブルームはいまだ物語の戸羽口に立ったばかりという状態でDublinに来てしまった。
とは言え『ユリシーズ』は、『いつでもかつてのDublinを再現できるように』(とかなんとか)ジョイスが言った通り、実に緻密な『文字で読むDublinの地図』である。東京で読み進むのとは違い、実際にその舞台を歩ける贅沢さったら無いのだ。
まずは物語が始まる場所であるEccles St.へ行き、主人公レオポルド・ブルームの家があった場所を探す。『ユリシーズ』は虚構と現実の織り交ざった作品で、創作の人物(主人公など)と、実際にDublinで暮らした人々、場所、店などが混然と描かれているので、何となく、ブルームも実在したような気持ちになる。
本作に何度も出てくるブルームの家の近くにあるMater Misericordiae Hospitalには、ジョイスの顔の記念盤があるのでそれも記念に撮影。さて、ユリシーズツアーの始まりだ。
そのまま町の中心地へ向かって、ブルームの一日の始まりを再現したのだが、残念だったのは、私の物語はまだ1/3ほどしか進んでいないこと。この次来る時には全て読み終わり、私なりの詳細なユリシーズ地図を作っておこうと決めた。

ユリシーズツアーの後は別行動をしていた友人と落ち合い、更に現地在住の友人と落ち合い、Dublin最後の夜をパブで締めくくらせて頂いた。これまで1人ぼっちでDublinに来ていたために1度も入れなかったパブだったのに、気がつけば2晩連続、しかも友達2人と同行、ああ、何だか夢のようだわ(笑)。

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