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『がんばれ、ジーヴス』

2010/10/18 20:54 ジャンル: Category:読書【シリーズ】
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P・G・ウッドハウス著/森村 たまき 訳/国書刊行会
≪特別収録≫
灼熱の炉の中を通り過ぎてきた男たち
驚くべき帽子の謎
アルジーにおまかせ

世は全てこともなし、な日々を送っていたバーティーの元に、スティっフィーの伝言を持ったその婚約者ハロルド・ピンカー副牧師がやってきた。彼女の願いを叶えるために、悪夢のトトレイタワーズに来て欲しいという。そんな事は願い下げのバーティーだったが、偶然出合ったガッシーの、愛するはずの婚約者マデラインに対する暴言を聞いて、2人の危機を調整すべくトトレイタワーズへ出向くことを決心した。行ってみれば、何とも醜悪な琥珀の置物がバーティーを出迎える。おまけに、バーティーの元婚約者の妹、エメラルド・ストーカーがお忍びで料理番として働いていた。愛らしく料理上手のエメラルドは、菜食主義を押し付けられた美食家ガッシーの胃袋をガッチリと掴んでいたのだった。果たして、バーティーの独身は守られるのか?


『ウースター家の掟』の僅か数週間後が設定の本作。ガッシーの恋心が千路に乱れ、またしてもバーティーの独身が夢見る乙女マデラインによって脅かされるのだが、今回はちょっぴり、御大の筆が大人しかったかな?という印象。
恋人同士が入り乱れ、おまけにその父親がバーティーを悩ませ、ついでにちょっとした問題(今回は琥珀の置物)がバーティーを更にドツボに陥れるというのはいつもの展開なのだが、思ったよりバーティーの身の上は安泰なのだ・・・とは言え、投獄までされてしまうのだが(笑)。
今回もジーヴスの機転?で事なきを得、その上バーティーの独身は完璧なまでに守られるというおまけまで付いたのだが、その結果のジーヴスの『ご奉公』の顛末も知りたいものだ。策略をほどこいたパパバセットの泣きっ面はさぞ見ものだろう。
大人し目の展開だったからか本編も短く、おまけで3篇も短編が収録されているのは嬉しいところ。私の大好きなサブキャラビンゴの苦難も収められていたが、気に入ったのは『驚くべき帽子の謎』。イギリスを追われ、最終的にはアメリカで余生を送った作者が描く、ビリリと辛く、それでいて愛情に満ちた英国紳士のお惚け振りが秀逸なのだ。私も、帽子の謎は四次元が絡んでいると思いますよ(笑)。

がんばれ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)がんばれ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
(2010/05/25)
P.G. ウッドハウス

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