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『スコットランド・カップの奇跡』【ネタばれありますが、良いですよね?】

2011/02/14 22:23 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔米/英〕A SHOT AT GLORY (2000年)
監督:マイケル・コレント
脚本:デニス・オニール
ロバート・デュヴァル/マイケル・キートン/アリー・マッコイスト/ブライアン・コックス/カースティ・ミッチェル/コール・ハウザー/Morag Hood/John Martin/Peter Hetherston/Steve Hamilton/Owen Coyle/Ian Constable
Paul Agnew/Craig McEwan/Andy Smith

アメリカ人オーナ・ピーターが所有するキルノッキーFCは、名門レンジャーズのスミス監督と袂を別った、ゴードン・マクラウドが監督を務める2部のクラブだった。地域住民からの厚い支援を受けてはいたが、スコットランドカップの上位に入るのは夢のまた夢。オーナーはアイルランドのダブリンへ本拠地を移すと言い出すし、ゴードンの不仲な娘婿であり才能あるストライカーのジャッキー・マックィランが新しく加入することになった。酒と不節制で娘を悲しませたことを根に持つゴードンは、彼の加入を喜んでいなかったが、1部リーグの重責から解放されたのか、ジャッキーは加入後直ぐに結果を出し始めた。その勢いもあってかチームはカップ戦を勝ち進み、リーグ戦の調子も上がってきた。地元の期待を一身に受けて、弱小チームは頂点に登りつめることはできるのか?

さて何から書いたら良いか?良い意味でも悪い意味でも、突っ込みどころ満載の作品だ(笑)。まず考えたのは、この映画、何故に製作したのだろう?ということ。実も蓋もない表現で失礼(笑)、だってこの映画、肝心のイギリスで上映されていないらしいのだ。TVMだったのかな?だとしたらキャストがいささか豪華過ぎる気もしつつ・・・?
主要キャストのほとんどがプロのサッカー選手らしい。少なくともメインキャストのジャッキー役A・マッコイストは元スコットランド代表も務めた選手。長年レンジャーズに在籍し、その年数から見て『Mr.レンジャーズ』と言えそう。本作の展開から言えば、ちょっぴり皮肉なキャスティングとも言えそうなのだが(笑)。さておき、現在ではそのレンジャーズのアシスタント・マネージャーを務めておられる。トップ2なんである、偉いさんなんである、が・・・50歳くらいになるのかな?映画の中ではなかなか男前の溌剌とした姿だったのに、、、太った単なるおっさんに化けていてちょっとショック。
そのほか念のため、主要チームメイトの名前を記載しておく。私は知らないが、スコットランドでは有名な選手なのかも?1人だけアメリカ人の選手が混ざっていて、彼だけは『本物の』俳優、C・ハウザー。どこかで見た顔なのだが思い出せず、なかなか美形に成長中。
物語は平板でありがちだし特に派手な部分も無いのだが、フットボールにかける愛情だけは脈々と息づいている感じ。ただフットボールが好きだ!というだけの映画、結構好きよ♪
試合のシーンがまるで資料映像のようで妙にリアルだな?と思ったのだが、上記のように、『本物の』選手を起用しているのが要因だろう。加えて、とにかくフットボールが好きなんだ~!!!と思われる製作者サイドの、生半可な試合シーンは作らない!という熱意が作用したのではないかと思われる。ラストのPKのシーンなどは息をのむ緊迫感があった。そうした試合シーンで緊迫し、興奮し、などとしていると、単なるスポーツ好きの血が騒ぎ出し、物語の平凡さなど気にならなくなる。観客たちの一喜一憂ぶりも自らに重ねつつ、サッカーバカの共鳴を心行くまで楽しんだ。試合に被さる解説も本物っぽくて、イギリスで見ていたユーロカップを思い出したりして(笑)。
物語は一応、弱小クラブが名門相手に権威あるスコットランド・カップで優勝を勝ち取れるか!というサクセスストーリーと、親子関係の修復という2本柱で出来ている。人間関係云々はどうということはないが、フットボールに関しては、これぞまさに、厳しいスポーツの世界というリアルさを見せてくれた。『どうせ勝つんだろ~』とたかを括っていた私も、思わぬ展開で呆然。昨年のW杯、8強をかけた日本戦を否が応にも思い出してしまった。スポーツを良く見る人なら分かるはず、強弱の差はそう簡単には縮まらず、奇跡とは簡単には起こらないから崇められるのだと言うことを。勝敗を決める要因に、純粋な力量以外の論理や常識が含まれていることを。そして私はあのラストシーンで、バッジオだとかベッカムだとか、同じ苦汁を舐めたヒーローまでも思い出した。あとちょっと・・・が届かない、大いなる落胆と大いなる歓喜、そして私たちは性懲りもなく、これからもずっと応援し続けてしまう・・・とまぁ、そんな色々な現実がずしっと詰まったラストだった。あの展開で、勝てば痛快な夢物語、負ければ現実的でシニカルなスポーツ物語。負けを選択したのは、その後の親子関係の修復に繋げたかったからだろうか?
実はこの話、ゆるく実話ベースなのだそう。Raith Rovers vs. Celtic、1994年の出来事らしい。しかもこのときは実際、弱者チームRaith Roversが優勝したそうだ。現実は小説よりも奇なり。こういう話を聞くと、意味も無く希望が沸いてくるのは私だけだろうか?

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