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読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

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『ATOM』

2011/02/15 21:28 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔米/香〕ASTRO BOY (2009年)
監督:デヴィッド・バワーズ
原作:手塚治虫
脚本:ティモシー・ハリス/デヴィッド・バワーズ
フレディ・ハイモア トビー/ニコラス・ケイジ/ビル・ナイ/クリステン・ベル/ユージン・レヴィ/ドナルド・サザーランド/ネイサン・レイン/サミュエル・L・ジャクソン

かつて地上を見限って空中に作ったメトロシティは、隔離された状態で繁栄を極めていた。それも全て、科学省長官である天馬博士が開発したロボット技術のおかげだった。その伝馬博士の一人息子トビーは、偶然から危険な実験の犠牲となってしまう。大切な息子を失った天馬博士の悲しみは深く、とうとうトビーにそっくりな少年型ロボットを作り上げた。新生トビーの心臓部分には、未来型エネルギーの『ブルーコア』がこっそりと埋め込まれた。トビーのDNAを組み込んだ新生トビーだったが、その類似が天馬博士に辛い死を逆に思い出させ、悲しみに耐えられずにロボットのトビーを追い出してしまう。傷ついたトビーは、悲しむ間もなく大統領再選を図るストーン大統領による、ブルーコア奪還の餌食にされる。その攻撃から逃げる内に自らのロボットとしての機能に目覚めたトビーは、これまで知らなかった地上に降り立ち、孤児の面倒を見ながらロボットを修理する、ハムエッグという男と知り合いになる。自由に暮らす孤児たちと過ごすうち、自らの居場所に気付いたトビー。彼はその名を隠し、アトムとして生まれ変わったのだった。しかしストーン大統領の追っては、遠く地上まで及び始めたのだった・・・。

だいぶ考えたのだが、あらすじでは『アトム』と表記させていただいた。実際は『Astro』と呼ばれ、お茶の水博士も『Dr.Otyanomizu』などではない。天馬博士は『Tenma』だったけど・・・。お茶の水博士は致し方ないとしても、こういう変更は余り・・・受け入れられないな。アトムはアトム、確かに主題歌でも『アストロ、ボーイ、アストロ、ボーイ♪』なんて歌詞があったと思うが、あくまでも主人公の名前は『アトム』。確か『Astro』に名前が落ち着いた経緯で色々釈明があったようだが、そんなことは聞く耳持ちません!『孫悟空』より遥かに英語に馴染み易いだろうに・・・。
色々変更点はあったのだが、個人的に気になる部分はそこだけ。それ以外の設定は、かなり踏襲していると思う。かなり残り香的薄まり具合になっていたとしても。幼い頃の記憶では、天馬博士は死んでいるという設定だった?と思ったのだが、日本でもアトムは数々映画やコミック、テレビアニメなどでリメイクされ、中では天馬博士死亡説をとっていたバージョンもあったそう。しかし多くは、アトムを捨てた少し邪悪な側面を持つ天才化学者という位置付けで、本作でもそのニュアンスは生きていた。むしろ、原作者の手塚氏がチョロっと出ていたり、馴染みのあるキャラクターがひょっこり出ていたり、アメリカナイズされた日本らしさを必死に組み込んでいたり、微笑ましいリスペクト感が感じられたのでさほど印象は悪くない。
物語もアトムらしく、清純で凛々しい感じで、往年の穢れのないアニメ世界を彷彿とさせる。しかし手塚氏の漫画には、大人でも警戒するような黒い部分がある。そんな黒い部分を担うのに、ストーン大統領は役不足だったか?とも思う。むしろ今のエコブームに真っ向勝負するロボット廃棄の部分や、生活を豊かにしてくれる知能を持ったロボットを、鉄くず同然に敬意も払わず廃棄する世界のほうが、余り焦点を当てていなかったが手塚氏らしい警鐘を感じられた。
実際欲を言えば、その部分をもっと掘り下げて欲しかった。ラストに向けて触れられてはいるのだが分かりにくく、アトムの活躍に重点が置かれている分余計曖昧になっている。なぜアトムはそれほど必死に戦うのか?他のロボットとの違いは何なのか、果たして違いはあるのか、アトムが戦ったことによって、ロボットと人間の関係はどう変化していくのか、などなど、現状と噛み合わせて手塚氏らしい物語展開に持ちこめたろうに。・・・う~ん、でもそれだと、『銀河鉄道999』的展開になり兼ねない?もう1つ欲を言えば、お茶の水博士をもっとフューチャーして欲しかったわ(笑)。
全体的には物語もしっかりしているし、愛情をもってきちんと作られていると感じた。子供はもちろん、大人も楽しめる出来だとは思うが、往年の名作を懐かしく思い出すか?というと、正直なところそれは否。あの愛らしく勇敢なアトムをお求めの方は、むしろ観ないことをお勧めする。あくまでも、アトムベースの新しいアメリカのアニメーションだということをお忘れなく。

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