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『副王家の一族』

2011/03/10 22:56 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔伊〕I VICERE (2007年)
監督:ロベルト・ファエンツァ
原作:フェデリコ・デ・ロベルト
脚本:ロベルト・ファエンツァ/フィリッポ・ジェンティーリ/アンドレア・ポルポラティ/フランチェスコ・ブルーニ
アレッサンドロ・プレツィオージ/ランド・ブッツァンカ/クリスティーナ・カポトンディ/グイド・カプリーノ/フランコ・ブランチャローリ/ルチア・ボゼー/アサンプタ・セルナ/セバスティアーノ・ロ・モナコ/ジゼルダ・ヴォローディ/パオロ・カラブレージ/ビアッジョ・ペリグラ/ジョヴァンナ・ボッツォーロ

19世紀も後半に入ろうと言う頃、スペイン・ブルボン王朝支配下のシチリアで繁栄を極めていたウゼダ一族。その長であるジャコモの長男コンサルヴォは、厳格な父の下、不遇な子供時代を送っていた。反発心と好奇心の強いコンサルヴォは遂に父の逆鱗に触れ、修道院に送られてしまう。そこで青年となったコンサルヴォは、イタリア統一の波に押されるように自由を手に入れる。貴族廃絶の流れからそれまでの住まいを追われたウゼタ一族だったが、栄華の影は衰えることなく、コンサルヴォも不自由なく暮らしていくのだが、父との対立は激化の一途を辿り、父ジャコモはコンサルヴォが悪魔の使い手だと信じるようになる。自らの生い立ちに嫌悪感を抱きつつも離れられないコンサルヴォは、権力を手に入れるべく一族とは反対の政治的活動を始めるのだった。

イタリア統一の頃の激動の時代に栄華を極めた一族と、その環境に反発して己の道を切り開こうと葛藤する青年が主人公のこの作品、上のあらすじで、もしかしたら作品全部を語れてしまっているかも知れない・・・ネタばれに近いかも?
正直ね、全部観た自分を褒めてあげたい気分。何だろうこの古臭さは・・・。40年くらい前のメロドラマかと思っちゃった。TVM?とも思ったが、どうやら違うらしい。演出手法も古臭いが、役者の演技もオーバーで古臭い。これがお昼に放送されている映画だったとしたら、間違いなく1970年代の名も知れぬ映画なのだと信じただろう。
やたらと壮大な風を装っているが、特にどうと言うことは無い。絶えず父と息子の反発が描かれ、イタリアらしい激しさはあるものの、進展やドラマ性は極薄。なにやら延々と大仰な親子喧嘩を見せられた気分。こういう話って良くあるからね・・・。だらだらと物語が進んでいたところ、父の病状悪化の辺りから物語が一気に動き出した!と思ったのも束の間、唐突にエンディングを迎えてしまった。最後までオーバーなだけで特筆すべき点はないまま・・・。う~ん、時間だけが過ぎて行く。
主演のA・プレツィオージはすこぶる良い男ではあったものの、それとて私の気分を盛り上げてくれるには至らず。原作もあるのだし恐らく、もっと色々と複雑な部分があって、それを面白く盛り立てることも出来たのだろうが、本作に関してはその表面だけを慌しくなぞった感じ。展開は無いのに映画の中では時間だけは流れて、何かが進行してるのは分かるのだ、それがはっきりとは伝わってこないだけで。
イタリア映画って、たまにこういうのがあるから恐ろしい。人物をじっくり描く文学的な質の高さがあるのもまたイタリア映画なのだが、物語以外の衣装だとか舞台に凝ると、物語として重要な部分がこそげ落ちる。物凄い偏見なのだが、全てのことに完璧になれない散漫さって、イタリア人らしい・・・とか勝手に・・・失礼!
まぁあれだね、『イタリア統一』と聞くとピクリと小鼻が広がる私、かの国の統一と言えば、遡ること500年以上も前に、我が敬愛するチェーザレ・ボルジアが掲げた夢。当然と言えば当然ながら、ボルジア一家の方が遥かにドラマティックでスケールがでかい。どうせなら、こちらの一族の映画を製作して頂きたい・・・。ハリウッドでも頓挫している様子だし・・・。

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