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『私の中のあなた』【あるかも?ネタばれ】

2011/03/24 19:35 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔米〕MY SISTER'S KEEPER (2009年)
監督:ニック・カサヴェテス
原作:ジョディ・ピコー
脚本:ジェレミー・レヴェン/ニック・カサヴェテス
キャメロン・ディアス/アビゲイル・ブレスリン/アレック・ボールドウィン/ジェイソン・パトリック/ソフィア・ヴァジリーヴァ/ジョーン・キューザック/トーマス・デッカー/ヘザー・ウォールクィスト/エヴァン・エリングソン/デヴィッド・ソーントン/ブレナン・ベイリー/エミリー・デシャネル

14歳のケイトは白血病に侵されていたが、彼女の命を救うことが生活の全てになっている母親サラに見守られ、優しい父、仲の良い兄ジェシー、妹アナと楽しく過ごす日々だった。しかし病状は悪化し、サラは腎臓移植に最後の希望を託す。これまでケイトの数々の手術を支えてきたのは、適性ドナーとなるべく遺伝子操作によって生まれた妹のアナだったのだが、この非常事態に際してアナは提供を拒み、両親を相手取った訴訟に踏み切った。ケイトの命を考えると、アナの行動が理解できないサラは激怒し、元弁護士である経験を活かして原告である娘と闘うことに。しかしそれでも姉妹の仲が壊れることは無く、ケイトは運命を受け入れ、過去を整理しながら穏やかな日々を送っているように見えた。自らの身体と自由を得るために闘いを挑んだ12歳の少女の真意は、果たしてどんなものだったのだろう?

C・ディアスの評判が余り良くなかったので、果たしてどうかな?と思っていたのだが、物語の複雑な展開や姉妹の関係に影響を及ぼさないので、むしろ良かったのじゃないか?と思う。これが仮にシャーリーズ・セロンだったら、誰もかれもが重厚すぎて、息をするのも忘れてしまいそう。息継ぎ要因としては、十分な仕事ぶりだったと思われる。悪気は無いのであしからず。
C・ディアスのシリアス転向という話題ばかりが先に立ってしまって、またそれが余り評判が良くなかったものだから、無駄に重厚で疲れるだけかと勝手に邪推したが、なんの全然!良かったですよ。アナの思惑には途中で気づいてしまうのだが、それだからこそ、アナの悲壮な決意に胸が締め付けられるようで余りに切ない。しかしそれでも余り重苦しく感じないのは、C・ディアスのおかげ・・・ではなく(笑)、演出のうまさだろうなと思う。時間軸がいささか交互し過ぎて、その辺が理解し辛かったのは難点かと思ったが。
私にも姉がいるが、同じ状況に立たされたら果たしてどうだろう?と考えると、涙腺も緩みっぱなし。これまでの人生で散々迷惑をかけてくれた姉ではあるが、目の前で死んでいく姿など、想像するだけで過酷に過ぎる。あんな姉ではあるが、私なりに十分に愛情を持っている。アナの愛情はストレートで献身的、私の愛情より数倍ピュアで強い、そう思うだけでも涙腺が・・・。
アナばかりでなく、当事者のケイトの思いは幾ばくか・・・とそこはもう想像を絶する部分なのだが、ケイトの場合は、治療の辛さや母の献身的過ぎる姿などから解放されたいと感じている様を、ごく自然に観客に植えつけてくれるので意外とすんなり受け入れられる。ラストではこれでようやく解放されたのかと安心でき、腎臓移植をしていれば?などと無為なことすら考えずにいられるのだ。かなりストレートに家族の絆や愛や尊厳などを描いていて、その辺が物語の核なので全体はぶれずに見やすい仕上がり。個人的好みを言えばもう少し裁判に焦点を当ててくれても良かったか?というところ。
兄ジェシーの問題が、いささか片手間に処理されていたのが可哀想。独特のタッチで『青春』を切り取っているような映像が妙に浮いていたのも可哀想。家族の中で一番存在価値のないジェシー。それぞれが家族の歯車として回っているのに、ジェシーには何もない。だから学校を辞めて夜中の町をぶらついてみるが、両親は彼がいないことすら気付かない。ケイトのように病気でもなく、アナのように使える身体も持っていない。そんな彼の葛藤を、限られた時間でもう少し浮き彫りにできたら良かったな。
とまぁ偉そうに改善点を挙げる格好になったが、全体的には静かな展開で本当に良かったのだ。短い青春を精いっぱい生きようとするケイトの姿も感動的だったし、A・ブレスリンの抑えた演技はさすがの一言。とくにJ・キューザックとの対話のシーンは秀逸で、このまま素敵な女優さんになって欲しいと切に願う。
おバカムービーはいまいち、コメディも飽和気味、かといって社会派は重すぎるなんて方には丁度良い位置付け。今一度家族の存在や愛情について考え、お子様と見るにも良い作品だろう。

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