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『ルネサンスとは何であったのか』

2011/06/01 23:19 ジャンル: Category:読書【コメディ・その他】
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塩野 七生 著/新潮文庫
十字軍の頃から始まり、ヨーロッパ中で盛り上がったルネッサンスとは何か?絵画や文学など芸術だけに留まらず、マルチな才能を持った万能人、設計士、皇帝など、あらゆる分野でルネッサンスを体現した人物を取り上げて、著者が語る『ルネッサンス』。見たい、知りたい、分かりたいを実現させた偉人達の姿を浮き彫りにし、歴史の一端を探る。

第1部 フィレンツェで考える
第2部 ローマで考える
第3部 キアンティ地方のグレーヴェにて
第4部 ヴェネツィアで考える

なんだか猛烈に久々に塩野七生氏の作品が読みたくて、本屋にて衝動買い。そして久々に塩野ワールド、面白かったです。『ルネッサンス』と聞いて漠然と理解しているところでは、やはり芸術における華やかな動き。きらびやかに豪華に、ヨーロッパを中心として後世に残る名作が次々と生まれた・・・というぐらい。
冒頭からいきなり十字軍、ドイツ皇帝、はて?読み進むうちに、相変わらずの分かりやすく丁寧でキリリと押し切る論法で、なるほど!と思わせてくれた。
見たい、知りたい、分かりたいを表現することがルネッサンス、そして固定概念を覆す信念もルネッサンス。足枷となる古い因習を打ち破り、新しい『何か』を打ち立てるのもルネッサンス。こう書いてくると、、、どうしても言いたくなるのが『ルネッサァ~ンス!!!』。
失礼。
作品は架空の対話形式で進められる。イタリアを代表する各地で、その地に適切な人々を取り上げていく。やはり興味深かったのはフィレンツェにおけるメディチ家、ローマにおける法王庁(しかしボルジア家には僅かしか触れられず)、ダヴィンチ、ラファエッロ。ヴェネツィアにおける大枠での商業の発展。しかしおもしろかったのは、キアンティ地方の船乗り達の話。
イタリアは多くの航海人を生み、新大陸の発見も多くした。商業の発展を牽引していたこともあり、航路の発展にも尽力したそうだ。そうした海の偉人達と内陸のキアンティ地方を結び付け、実に魅力的な論拠を展開している。ルネッサンス華やかなりし頃、人生をかけて不可能に挑み、大海原に『新しく素晴らしいもの』を求めた男達、ロマンだねぇ~。
本作を片手にイタリア中を歩いて見れば、新しいルネッサンス文化が見つけられそうな気がした。塩野氏の素晴らしいルネッサンス論を頼りに、自分なりのルネサンス的見所を見出すのも一興かも知れない。見たい、知りたい、分かりたいを実行に移して、ルネッサンスを体感できることだろう。

ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫)ルネサンスとは何であったのか (新潮文庫)
(2008/03)
塩野 七生

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