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読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

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『新しい人生のはじめかた』

2011/06/05 22:54 ジャンル: Category:映画【ロマンス】
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〔米〕LAST CHANCE HARVEY (2008年)
監督:ジョエル・ホプキンス
脚本:ジョエル・ホプキンス
ダスティン・ホフマン/エマ・トンプソン/アイリーン・アトキンス/ジェームズ・ブローリン/キャシー・ベイカー/リチャード・シフ/リアーヌ・バラバン/ブロナー・ギャラガー/ジェレミー・シェフィールド/ダニエル・ラパイン/パトリック・バラディ/アダム・ジェームズ/マイケル・ランデス

家庭生活に馴染めずに離婚したハーヴェイは、ジャズピアニストの夢を諦めて、CMの作曲家として活躍していた・・・時期もあった。現在では古臭いと言われ、会社での立場は危うい状態。重要なプレゼンがある丁度同じ時期に娘の結婚式が重なったため、不安を抱えたまま結婚式のあるイギリスへと旅立った。そうしてまで来たものの、娘からはバージンロードを義理父に任せたと告げられ、元妻からは完璧な再婚相手を見せつけられる。疎外感を感じたハーヴェイは即座にアメリカに戻ろうと決意し、空港近くの店で時間を潰すことに。そこで出会ったケイトは、40歳を過ぎて独身、期待することを諦めた孤独な女性。作家になる夢を追いながらも、同じく孤独な母の面倒をみる地味な生活に甘んじていた。2人はロンドンの街を共に歩き、会話をし、楽しい時を過ごすのだが・・・。

なんと言っても、D・ホフマンとE・トンプソンという、およそ(今さら?)単純なロマンス映画に主演しそうもない2人の、紛れもない『ロマンス映画』。とくれば、観なければなにやら人生損した気分になりそうな気がしたので観てみた(笑)。冒頭から中ほどまでは、さすがに見せてくれるよねぇ~と関心するほど。
老年に差し掛かった男の悲哀、中年にどっぷりはまって、いまだロマンスを諦められない女の苦悩、ハーヴェイとケイト双方の抜け出せない人生のジレンマが痛いほどに伝わってくる。特にケイトの胸の内は我が胸の内とばかりに、シンクロすることこの上ないのではあるが、まともな仕事があって、仲の良い同僚がいて安定した生活が送れる分、ケイトのほうがまだ幸せなのでは?などと思ってしまったり(笑)。こういう、40代以上の、ある意味等身大の大人を主人公にした映画は珍しい。それをこれほど熟練の俳優陣で作り上げてくれるとは、、、などと喜んでいたのだが・・・・?
ハーヴェイに次々と苦難がのしかかり、それを受け止めるD・ホフマンの渋い演技は良い。地味で孤独な40代女性ケイトの、全く痛々しいほどの日常と余りにリアルなE・トンプソンの演技も良い。そんな2人が出会って、知らず互いの心の傷を癒しあっていく姿もとても良い。惹かれあっていく様が自然で、それゆえに脚本もうまいと感じさせる。時間的制限がある中で繋がっていく物語も良いのである。
んが!ラストに向けて物語が加速したとき、一気に私の胸にも嫌な予感がなだれ込み、ああまさか、まさかそんな展開だけは止めてくれ~と願う間もなく、『そんな展開』になってしまったラスト。あり得ない、ぶち壊しだわ。若者が主人公のロマンス映画なら掃いて捨てるほどある展開、なにもこれだけのキャストを使って王道路線を驀進させなくても良いだろうに・・・。D・ホフマンが走り回っている姿を観ていたら、なんだか猛烈に悔しくなった、こんなラスト・・・いや。
若い2人ならこんな猛烈な暴走も良いだろう、だからこそ物語も成り立つ。いくら人生のラストチャンスだからと言って、大人なら大人の解決方法があるだろう、分別があるだろう、深みがあるだろう!それまでは、地理を全く無視したロンドン散策も微笑ましく思っていたのに、ヒースロー空港からランベス辺りまでそんなに短時間じゃいけないわよ!と意味不明なところにまでイラっとする始末。まぁ、ランベスなんだかウォータールーなんだか、地理がおかしくなっていたから不明なんだけどさ。
なんかもう本当に勿体ないな~、その展開だけは止めてくれと思った陳腐な展開だったから余計に悔しい。ハーヴェイの必死さもケイトの最後の躊躇や決断も、とにかく全てが陳腐にまとまってしまっていた。この2人、この先うまく行かないな・・・とすら思う。大体ハーヴェイとケイトの双方のセックスアピール皆無に近いのだから、あの情熱がそもそも噛み合わないっての!これほど前半良い雰囲気で、ラストでぶち壊してくれた作品も珍しい。

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