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『アイルランド 民話の旅』

2011/06/19 00:08 ジャンル: Category:読書【幻想・奇想・奇譚】
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渡辺 洋子・岩倉千春 編
アイルランドに伝わる妖精、幽霊、不思議な話。様々なルートでアイルランドに辿り着いた物語たちが、口々に伝わっていった民話の数々。妖精に取り替えられた子供の話、森で出会った不思議なものたち、古の時代、魔法を信じていた人々は、様々の不思議な体験をしていた、、、というお話。

こんなご本が出ていたなんて!!!ということでウキウキと読書。先日読んだ『ケルトの薄明』はいささか『民話とは?』的論文要素があったのだが、本作は語りをテープから起したり、小学生が地元の老人達から集めた民話の数々を転載したりと、本文は全て物語そのもので構成されている。
『ケルトの薄明』にも収められていた作品のロングバージョンなどもあったり、アイルランド版『王様の耳はロバの耳』なども収められている。要するに民話というのは、その地に古くから伝わる物語であり、口から口へ、長々と伝えられた話のことだ。グリムやアンデルセンなどの物語がアイルランドに渡り、それがそのままアイルランド版となって伝わったものも、『アイルランドの民話』として捉えられているということ。本作は特に、その起源に重要度は無く、語った人や環境に焦点が当てられている。作品の合間にはちょっとしたアイルランド情報なども収められており、そこもまた興味深かった(笑)。今度アイルランドに旅行に行ったら、こうした民話系の作品も購入してみようかな~などと思ったり。
妖精譚というのはこれまでも良く目にしてきたが、そのどれもが、悪戯好きのお茶目なヤツ・・・といった印象が強かったが、本作での妖精、特にチェンジリングのヤツなんかはもう汚いくらい、悪鬼という言葉が当てはまるような妖精像が語られている。正直怖かったです。もうレプラコーンとかピクシーとか愛情を持った目で見られないわ。金の壷は見つけたいけど(笑)。
1つの妖精話の形をとっても、様々な変化形が各地にあるそうで、そうした対比や説明も興味深かった。不思議な話を愛するアイルランド人というイメージは未だ強いが、日本ではダイレクトに鬼や妖怪がスパルタで人間達の素行を正していたように、妖精や不思議なものたちの力が、多くの教訓を伝えていたのだと改めて思った。中には可笑しい話も含まれていたけれど。非常にローカルな匂いのする作品集、アイルランド好きならずとも、ファンタジー作品として楽しめる・・・かな?


アイルランド 民話の旅アイルランド 民話の旅
(2005/07)
不明

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