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『ソーシャル・ネットワーク』

2011/06/20 23:20 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔米〕THE SOCIAL NETWORK (2010年)
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
脚本:アーロン・ソーキン
ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/ジャスティン・ティンバーレイク/アーミー・ハマー/マックス・ミンゲラ/ブレンダ・ソング/ルーニー・マーラ/ジョセフ・マッゼロ/ジョン・ゲッツ/ラシダ・ジョーンズ/バリー・リヴィングストン/ダグラス・アーバンスキー/アーロン・ソーキン/ウォレス・ランガム

2003年のハーバード大学、学生で天才的なプログラミングの才能があるマークは、恋人に振られた腹いせにかつてない学内女子のランキングシステムを数時間で作り上げる。学校中のコンピューターをハッキングして個人データーを盗用したことからもお咎めを喰らうが、彼の能力は大学の友愛会の中心的人物、ウィンクルボス兄弟の目に留まる。兄弟の提案でハーバード限定の出会い系サイトの作成を引き受けたマークだが、それをもっと発展させたソーシャルネットワークサービス、『ザ・フェイスブック』を思いつく。親友のエドゥアルドを出資者にしてサイトを軌道に乗せたマークは、サイトに対する爆発的な反応から更なる拡大を目指す。しかしマークの行為を裏切りと取ったウィンクルボス兄弟は、『フェイスブック』をアイデアの盗用として裁判を起すことに。。。

当事者からも観客からも賛否両論あるらしい本作だが、さすがに脚本が良く出来ている良作だと思った。コメンタリーを聞くと良く分かる・・・というか自分の印象の裏打ちとなったのだが、マーク・ザッカーバーグを悪くは描いていない。むしろ良く理解した上の描き方だったのではないかな?
演じたJ・アイゼンバーグもしきりに言っていたし、上手く表現もしていたが、マークは桁外れの『天才』だったのだろう。世に名を残した『天才』というのは皆どこか変わっていたという。アインシュタインしかり、レオナルド・ダ・ヴィンチしかり、言うなればマーク・ザッカーバーグという人は、それクラスの天才なのだ。J・アイゼンバーグ曰く『女の絵を描けと言われてモナリザを書いた』ようなもので、それを盗用と言えるか?といえば、答えは徹底的に否である。ウィンクルボス兄弟の言い分はまさに、僕らの絵を描けと依頼したら、出来上がったのが『夜警』だったようなもので、依頼した相手が天才だったのが運の尽きというか、このモデルは僕らだよ!と自慢だけしていればそれでも十分だったのでは?などと思う。
エドゥアルドとの経緯に関しても、全体を通してみれば、エドゥアルド=悲劇の人、マーク=悪者とは見えなかった。ナップスターの創始者であるS・パーカーに傾倒したのも、マークが求めるものを全て持っている人に強烈に惹かれたのであろうし、プログラミングに関して突出しまくった能力以外は純朴過ぎるほどに単純だったマークにしてみれば、田舎の娘が都会の伊達男に惚れちゃうようなものだったのだろう。
マークの悪いところといえば、1つの才能と熱意以外、心の成長が稚拙だったこと。確かにそれを責める方もいるだろうが、そこはそれ、『天才』ですから。1つの能力に持てる全てが流れてしまうと、その他は足りなくなるのだろう。大方の人は突出したものは無いが成長全てが平均的で満遍ないもので、マークという人も『天才』ではあれ『超人』ではなかったということ。
肝心の物語は、成功した後のマークの訴訟準備の答弁を中心に、語られる出来事の回想という形。過去と現在が交互に描かれるが、徐々に時間軸が交わっていく手法もスムーズだし、単に時間をなぞっていくより興味深い構成だった。まさに一夜にして爆発的ブームになったと言って過言ではない『フェイスブック』、ネット社会の『現在』を象徴するビジネスの姿を克明に描いていると言える。
知識と能力があれば、資本金もほとんど要らず、『商品』すらいらずに億万長者になれる世界。それが例え10代でも、社会経験が皆無でも関係ない。これは、叩き上げで労働して成功してきた大人たちにはどう映っただろう?これまでの歴史で、こうした突発的な成功を手に出来たのは芸術家だけだろう。昨日まで普通の人、翌日から有名人。往年のアーティストの伝記映画では良く描かれてきた世界だが、これはまさに新時代の伝記映画。死ななくても往年でなくても濃い映画が作れる、その急速な様もまさに新時代。
作中の用語や展開に絡むサイトの成長部分は、正直チンプンカンプン、何がどうなってどこまで凄いのか、おばちゃんには全く分からなかった(笑)。ただフェイスブックは知っているし、ソーシャルネットワークサービスも活用しているから、全体像は何となく分かる。人間ドラマとしては面白いが、詳細は理解できない。この辺の『時代感』はやはり、アカデミー賞審査員には通用しないかな・・・?
脚本がまず上手いし、演出も構成も良かったと思う。分かりにくい用語やプログラミングなどという複雑な要素を組み込んでなお、万人が楽しめる作りに仕上がっているところはさすがと思う。加えて、A・ガーフィールドを起用したことにも最大限の賛辞を。全くますます可愛くなっちゃって。そして何よりやはり、J・アイゼンバーグの存在は大きかった。彼にとって、一世一代の当たり役なのでは?彼のあの小うるさいまでの特徴があって初めて成立する役柄、それを十分物にしていた彼の今後は期待大でしょう。個人的には、今後も目の離せない個性派俳優の1人なんである。

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