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『上海の伯爵夫人』

2011/07/19 20:54 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
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〔英/米/独/中〕THE WHITE COUNTESS (2005年)
監督:ジェームズ・アイヴォリー
脚本:カズオ・イシグロ
レイフ・ファインズ/ナターシャ・リチャードソン/ヴァネッサ・レッドグレーヴ/真田広之/リン・レッドグレーヴ オルガ/アラン・コーデュナー/マデリーン・ダリー/マデリーン・ポッター/イン・ダ/リー・ペイス/リョン・ワン/ジョン・ウッド/ドラガン・ミカノヴィッチ

1936年、様々な国から人が集まり、経済も盛んだった頃の上海。ロシアから亡命してきた伯爵夫人ソフィアは、プライドばかりが高くて環境に馴染めない家族を助けるために、1人夜のクラブで働いていた。落ちぶれた暮らしで家族からは恥知らずと罵倒される日々で、一人娘のカティアだけが心の支えだった。ある時、盲目のアメリカ人で元外交官のジャックと出会い、彼の夢の店実現のためにナイトクラブ『ホワイト・カウンティ』で働くことにする。一方ジャックは、日本人ビジネスマン、マツダと出会い、権力者に知り合いの多いマツダの助けを借りて店を盛り上げていく。しかし戦争の可能性が高まり、日本と中国の関係も怪しくなっていく。そしてジャックとマツダの友情にも、暗い影が忍び寄ってくる。。。

大して期待していなかったが、『やはり』というのもなんとなく癪だが(笑)脚本が上手くて良くできた作品だと思った。J・アイヴォリーらしくモタっと間延びした雰囲気は相変わらずだが(失礼!)、かつて栄華を誇ったロシア貴族の失墜や、太平洋戦争以前の魔窟のような上海の繁栄の姿を描きつつ、美しい伯爵夫人ソフィアのドラマを割とサラリと描いている。重くなくてこのぐらいが丁度良い。
社会的、歴史的な問題もそれぞれ描かれているが、それがソフィアの物語の邪魔をするでもなく、ソフィアの物語が社会的な問題を阻害するでもなく、バランスが良く上手く噛み合っている感じだ。さすが物語作りが上手いなという感じなのだが、その物語を崩すことなく映像化できる手腕はやはり確かなものなのか?
激動の時代とは言え難しい展開でもなく、それでもやはり時代背景やキャラクター描写に語る部分が多いためか、もったいぶった心理描写にまどろっこしさを感じない作風は一般的に受け入れられそう。ラスト付近では危機的な状況にハラハラし、ソフィアの徹底的に悲壮な展開に憤慨しつつ親子の愛にちょっぴり感涙できた。
美しいN・リチャードソンの姿と凛とした気位の高い雰囲気はソフィアにピッタリで、実母V・レッドグレーヴとの共演も楽しめる。ホント、そっくり親子でお美しいお2人。反して、、、というか、私の脳内では公私ともに変態のレッテルが貼られているR・ファインズ、ファンの方ごめんなさい、私だって嫌いじゃないのだが、ゴシップネタも去ることながら、どうもここ最近の役柄が・・・キモい・・・。いや、普通の役だって多かったはずなのだが、一体どの役でこれほど強烈な印象が刷り込まれたか?ジメっとした役柄が多いからか?きっとそうだな。本作でも、最初は実に普通のビジネスマンだったはずが、徐々に服装が奇矯になり、態度も不安定になり、その辺りから本領発揮・・・ホントすみません。結局やはり気持ち悪かった(笑)。心配するL・ペイスの気持も良く分かる、ということで、L・ペイスは嬉しい驚きだったな。真田広之もダンディな感じが良く合っていて素敵だった。
総体的に良くできた物語だったと思うのだが、もしかしたら出来過ぎだったのかも知れない。収まるベきところに展開が収まって、描き方も上手くて、そうした堅実さが際立つ部分を相殺してしまったような小奇麗さを感じた。時々感じるのだが、『そつがない』というのは良くも悪くも面白みに欠ける。『器用貧乏映画』と命名するか(笑)。

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(2007/08/03)
レイフ・ファインズ、ナターシャ・リチャードソン 他

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