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プロとして

2011/08/05 22:10 ジャンル: Category:2011年☆日記☆
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北島康介。
このblogを始めてかれこれ6年?くらい過ぎたのだが(考えたら怖いわなんか)、一体何回、この人のことを日記に書いただろう?彼の闘う姿を見る度に、個人的に何かしら思うところがある。大きな大会の度に、違う姿を見せてくれる、日本を代表する世界的アスリートの1人だ。というか彼の場合、その活躍も含めて、圧倒的に他の『代表的アスリート』と違う点があると、私は思う。それが今回、彼の姿を見ていて思ったことだった。

『プロ』と呼ばれる人には、本人が望むと望まないに関わらず、背負うべき使命があると私は思う。そのスポーツが上手く出来るから、早いから、強いから、お金を貰ってでもやる価値がある。それだけでは終れない使命が。
プロスポーツ選手には、強いからこそ商品価値がある。その商品には、『勝利』という価値以外に、人々を喜ばせ、満足させる義務も含まれているのだろう。特に世界大会ともなると、その期待は国家レベル。思うにこの重圧は、どれほどの大金を積まれても見合うものでは無いだろう。それを考えたら、アマチュアとして闘う多くの選手の方々、本当に頑張っていらっしゃるとつくづく思う。メダル、メダルと大騒ぎするのは仕方ないだろうが、それだけが全てのような報道はいかがなものかと常に思う。

話は逸れたが、北島康介は、自らプロを宣言した際に、プロに関わる多くの責任を受け入れたのではないだろうか?プロとして闘う試合以外でも、私たちが期待する『尊敬できる人としての姿』を絶えず見せるという偉大な責任を。
映画俳優や音楽のアーティストなどが、ドラッグやアルコールで失態を見せたり、恋愛問題で世間を騒がしたりしても、恐らく大方の人はさして気にしない。それどころか、その姿に憧れる人達もいる。しかしスポーツ選手となると、そんな姿はある意味で致命傷になるのが不思議だ。
ファンに暴言を吐いたり、大会の直前にキャバクラで騒いだり、負け試合の後にクラブで大騒ぎしたり、不倫したり、試合は弱いのにゴルフに精を出したり、『国のために闘ってるわけじゃないし』とか言っちゃったり、インタビューで不遜な態度を取ったりすれば、ファンは途端に批判を始める。くどい様だが、それが世界大会で活躍する選手の場合、国家レベルで叩かれる。芸能人でも望むべくは品行方正、誠実な態度だろうが、ことスポーツに関してはとことんその姿勢が望まれるというのは、一般大衆も身勝手なものなのだと思う(もちろん私も含めて)。

そして北島康介はとことんその姿を、いやそれ以上の姿をいつも見せてくれる。正直、疲れるだろうに・・・と変な心配をしてしまうぐらい徹底して。今回の世界水泳のインタビューでも、『皆さんをハラハラドキドキさせられたんじゃないかと』、『金を獲る姿を見せたかった』『またこの舞台に戻って』『来年があるから』『もっと強くなる』という言葉を連発、どうですか?言って欲しかったでしょ?彼のこうした言葉からは、自分のことより世間を思い遣る気持ちが感じられるのだ。
まして今回の大会、オリンピック後に暫く休んだ影響が如実に現れた。年齢から考えてももうきついか?という不安が見えた。そんな中盛り返した200mのあの泳ぎ。あそこまで持ち直しただけでも凄いのに、あの感情に流されない力強いインタビューは流石と思う。しかも有限実行でここまで来た男だ、ああ言われればこちらの勝手な期待も否応増す。おまけに、これで本当にロンドンで優勝したら、格好良いなんてもんじゃない。

被災地を訪れたり、子供たちのプール教室に顔を出したり、いつだって私たちを喜ばせることを言い、期待させ、その期待を裏切らないで来た。余計なゴシップも無く、みっともない姿も見せない。生活態度に関しては元々そういう人なのかも知れないが、若いんだもの、なにやらかしてすっぱ抜かれても仕方が無いだろう。しかしプロであるから、『競泳選手、北島康介』という商品価値を自ら高め続けてきたのだろう。こういう言い方もいやらしいものだが、あれほど立派な人であり続けるのは相当大変なことだと思うから、意識して頑張っていると考えるのが妥当のような気がしてしまうのだ。

時には身勝手に、言いたい事を言って、やりたいことをやりたくはならないだろうか?国民の期待などは政治家に押し付けて、やりたいことを望むままに。なんて思ったら、もしかして今大会が、彼にとっての身勝手だったのかも?なんて思えてきた。
誰の期待も裏切らない、商品としての北島康介を守るなら、今大会にきっちり合わせてきただろう。彼の中で、今大会に向ける意気込みはさほどでは無かったのではないだろうか?見据えるのは1年後、ここでピークを迎えるのは危険と思ったのかも。この大会は流すつもりだったのに、実際100mで4位になって、私たちが『北島康介が4位なんてあり得ない!』と落胆したのと同じように、自分自身も『やっぱあり得ない』と実感したのでは?あり得ないだけであれだけ泳げれば大したものだが、そもそも100mの予選から比べると、顔つきも話し方も全然違っていた。
今回初めて、世界大会で北島康介が私たちを落胆させた。それぐらいの身が手は、彼のこれまでの献身的な努力からしたら他愛も無いことだと思う。人は誰しも、一度は諦めたことを後悔したことがあるだろう。今大会の北島康介は、そんな後悔を感じたのではないだろうか?そしてやはりと言えばやはり、結局は全力以上を出してくれたようだ。
負けを知った人は強くなる、それが『あの』北島康介なら尚更。1年後が猛烈に楽しみになった。もう、センターコース以外は泳がないだろう、私たちを落胆させはしないだろう。それでも1年後は、私たちのためじゃなくて良い、自分自身のためだけの結果を出して欲しい。いくら身勝手なインタビューをしても良い、国民を気遣わなくて良い、どんな結果でも構わない。思いっきり身勝手に、自分の望むレースをして欲しい、悔いの無いように。こちらも勝手に、期待しています。

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