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読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

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『この世の涯てまで、よろしく』

2011/10/14 21:11 ジャンル: Category:読書【幻想・奇想・奇譚】
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フレドゥン・キアンプール著/酒寄 進一 訳/東京創元社
第二次大戦を生き抜いたユダヤ人青年ピアニストアルトゥアは、戦後間もなくのドイツで死亡した・・・はずだった。現代のカフェで目覚めるまでは。いきなり現世に引き戻されて困惑していたところ、彼が死人だとしても全く気にしない音大生ベックと知り合う。彼の住処に連れて行かれたアルトゥアは、同居人のアントワネットを始め、幽霊をものともしない人々と知り合うことに。おまけに、50年前に一緒に死んだはずの親友まで現れる始末。アルトゥアはなぜ蘇ったのか?そこには怪しげで不穏な男の影が付きまとう。

もうちょっとファンタスティックなドタバタ小説かと思っていたら、なんとも中途半端な感じ(笑)。アルトゥアが蘇った理由や、彼らを取り巻く不穏な存在の種明かしや戦いも、どうにも1つ、壊しきれない殻があるようなもどかしさ。突飛なプロットの作品だとは思うのだが、想像するに、著者は結構生真面目な性格なのでは?などと思わせる筆致だった。
オカルトならオカルト、ファンタジーならファンタジー、友情物語ならそれらしく、歴史絡みのドラマならまたそれらしく、どうしたいのかどの角度から眺めれば良いのか考えつつ、方向性が掴みきれないまま終わってしまったのでいささか疲れた。
好みから言えば、この突飛なプロットを生かすなら、もう少し長い方が良い。もう少し説明的要素があって、辻褄が予測出来る方が好ましい。矛盾点が見えないほどに曖昧としていた感じ、なんかもう面倒くさいから作者の言う通りに理解しておきましょうか~的なね(笑)。
私は音楽、特にクラシックなどは全く疎いので、その方面に詳しい方なら楽しめるのかな?・・・無知ながらに怪しいものだと思ってしまうが。翻訳者の方のように楽器の弾き方に個性を感じられるくらい音楽に堪能されている方なら、やはり楽しめるのかな(笑)。

この世の涯てまで、よろしくこの世の涯てまで、よろしく
(2011/05/11)
フレドゥン・キアンプール

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