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読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

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『13ヵ月と13週と13日と満月の』

2011/11/16 22:01 ジャンル: Category:読書【ヤングアダルト】
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アレックス・シアラー著/金原 瑞人 訳/求竜堂
カーリーは12歳の女の子、赤毛でちょっと太っているけれど、いつかは綺麗な女性になると信じている。友達はいるけど、親友はまだいない。転校してきたメレディスは、両親が事故で亡くなったためにおばあさんのグレースと暮らしている。彼女なら親友になってくれるかもと期待したが、メレディスには意外な秘密があった。魔女のグレースに騙されて、老人の身体と取り替えられてしまったという。要するに、メレディスの中身は魔女で年寄り、本当のメレディスはおばあさんのグレースだったのだ。メレディスの身体を取り戻そうと決心したカーリーは、おばあさんのグレースと取替え計画を練るのだが・・・?

全く毎回毎回、どうしてこうも全く違う面白い話を思い付くんだろう?と不思議で仕方が無い。と思っていたら、本作の後書きに作者が本作のプロットを思いついたエピソードを披露していた。なんて些細なことだろう、ほんの小さな少女達との街中での擦違いを、これほど面白い話にしてしまうとはなんたること!流石シアラーおじさん、100年に・・・とは言わないが、50年に1人の逸材、なんとも素晴らしい。
シアラーおじさんの凄いところは、物語が奇想天外ですこぶる面白い上に、混乱しない程度に入り組んでいて、最もだけど説教臭くなく、大人でも感じ入ってしまうような教訓がある。なんて愛すべき作品たちなんでしょう。
今回は、赤毛で太目で賑やかなカーリーが、親友探しの冒険をする。しかも相手は邪悪な魔女。12歳の軽やかな少女は、85歳の老人の身体に押し込められてしまうのだ。歩くことも困難で、時々物覚えも悪くなる。本当の老人ならそれまで生きてきた思い出や経験があって、それなりに満足した老人でいられるはずだが、僅か12歳の老人には思い出もなければ人生の未練もたっぷりある。
児童小説なので主人公が子供なのは当たり前なのだが、これが私くらいの年齢なら・・・もう良いか、85歳でも・・・なんて思ってしまいそう・・・。12歳だから挑戦できた心がまだ軽やかだから、魔女に挑戦することが出来たのだろう。
今回は単純に、物語はこれで終わりか?と思った出来事の先にもっと大きな展開がやってくる。比較的安心して読める作品ばかりなので、なるほどそうきたか!と思ってみたり。あのまま終わっても十分面白かったと思うが、この一捻りが作品の面白味を格段に上げている。
この作品を読んで子供たちは何を思うだろう?自分は若くて良かったと思うだろうか。お年寄りに親切にしようと思うだろうか。人生を充実して生きようと思うだろうか。当たり前の毎日など無いと思うだろうか。毎回言っているようだが、こういう作品を読んだ青少年には、大人以上に色々感じ取って貰いたいものです。

13ヵ月と13週と13日と満月の夜13ヵ月と13週と13日と満月の夜
(2003/05)
アレックス シアラー

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