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『テリーの恋』

2011/12/16 21:11 ジャンル: Category:読書【ヤングアダルト】
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アラン・ギボンズ著/金原 瑞人・田中 亜希子 訳/主婦と生活社
テリーはちょっと貧弱で赤毛の15歳。少し奥手だけど、そんな自分の性格もジュリーと出会うまでもそれほど問題じゃなかった。美しい転校生ジュリーに一目惚れしたテリーだが、彼の恋路は強力な壁に阻まれる。それは、マンUファンのテリーに対してジュリーが宿敵リバプールのファンだと言うこと。それだけでも十分過酷なのに、なんと父さんが家を出てしまった。幸せだと思っていた家庭は崩壊しつつあり、愛しのジュリーへの思いは空回りしてばかり。15歳テリー、マンUと共に勝利は掴めるのか?

正直なところ、読まなければ良かった・・・と思う。あのラストは・・・、というか、あのラストのおかげで、この物語全体がどうなんだろう・・・?という印象に。後書きによると続編があるそうなのだが、全体的にその続編の長いプロローグのような感じ。それなりの帰結はあったのだが、問題定義だけで終わってしまった感じは否めない。
15歳という微妙な年齢のテリーは、子供らしくもあり、大人になろうとしている姿ありで共感を呼べるのだが、前半としてとりあえず結びを作ったと言う感じで、テリーの心の動きがなんとなく不自然に感じた。
続編に本作の完結すべき事柄が詰め込まれていることを予測させ、それが読めればなかなかに面白い連作だと思えそうだが、無理そうなのでなんとも・・・。お父さんはどうなっちゃうの?テリーはどうなっちゃうの?という疑問符を大量に残していくので釈然としないのだ。
マンUに対する深い愛情、ひいてはフットボールに対する思い入れの深さは非常に良く伝わってきて、そうした展開は面白いと思った。シーズンの始まりと共に始まったテリーの恋は、宿敵との対戦にて一旦幕を閉じる。その間、愛するマンUの勝敗と共に浮き沈みしていくテリーの日常は微笑ましかったのだが。
15歳ならではの安直な恋愛感も、なにやら身に覚えがあるようでなんとなしに気恥ずかしい。『あの頃は可愛かったよねぇ~・・・』と片付けてしまえそうだが、テリー君はもう少し反省しましょうね(笑)。
作風はコミカルでリズム感も良く楽しめるのだが、最後の最後で『前編だけを読まされた』という感覚が残ってしまう。是非とも続編の翻訳を期待したいところだが、時間が経ち過ぎているし難しいのだろうな・・・。

テリーの恋テリーの恋
(2003/04)
アラン ギボンズ

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