* WanderLust *=memorandum for me=

読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- ジャンル: Category:スポンサー広告
TB(-) | CM(-)Edit

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『パリ20区、僕たちのクラス』

2012/02/20 22:19 ジャンル: Category:映画【ドラマ】
TB(0) | CM(2) Edit

〔仏〕ENTRELESMURS (2008年)
監督:ローラン・カンテ
原作:フランソワ・ベゴドー
脚本:ローラン・カンテ/フランソワ・ベゴドー/ロバン・カンピヨ
フランソワ・ベゴドーAgame Malembo-Emene/Angelica Sancio/Arthur Fogel/Boubacar Toure/Burak Ozyilmaz/Carl Nanor/Cherif BounaidjaRachedi/Dalla Doucoure/Damien Gomes/Esmeralda Ouertani/Eva Paradiso/Henriette Kasaruhanda

パリ、下町の中学校では、様々な国からやってきた子供たちで溢れていた。言葉も習慣も価値観も違う子供たちは、それでも全員、気難しい10代という共通点がある。教師たちは様々に葛藤しながら、彼等に接していくのだった。フランス語教師のフランソワは、生徒ともそれなりに良い関係を築いてやってきたが、反発する生徒が現れたことでそれまでの生徒との関係に変化が生じる・・・。

虚構である映画とドキュメンタリーの半々という感じ。原作者であるフランソワ・ベゴドーがメインの教師フランソワを演じ、子供たちも全員素人の中学生というから、それもまた納得。わざとらしいドキュメンタリーらしさも無く、過剰な演出や演技も無く、この作品の世界観を表現するには最高の手法、そして仕上がりだったのではないかな。
真に反抗的な子がいて、その他も10代らしく反抗的で、おまけに移民などのシリアスな問題も抱えているから不安定で、そんな子供たちと対峙する教師の姿はとにかく『過酷』。私自身それなりの10代を過ごしたが、先生にそれほど反抗するでもなく、『不良』と『普通の生徒』が大きく隔たった時代の遺物。現代の教師の苦労、もうほとんどホラーです。
憚りなく言えば子供が苦手な私、10代も例外に及ばず、教育が受けられるだけでもマシと思えよ!と必要以上の苛立ちを覚えてしまった。何を被害者ぶってるんだと、世界じゃ生きるだけでも幸運ぐらいに悲惨な状況下にいる子供がわんさかいるんだぞ!と。
まぁそれでも、良い映画だったよねぇ(笑)。『教師だって人間』という部分も上手く描けており、子供たちとの交流の難しさ、それでも耐えて苦労して、そして得られる素晴らしさなどもさり気なく描かれている。移民問題もそつなく取り上げ、情や理屈では解決できない教育現場の複雑さも伝わってくるだろう。
特に目立った問題があるわけでも・・・あるのだが、それもまた平板に見えてしまうほど日常が問題だらけ。もの凄く消耗しそうな日々を生きる教師たち、その活力の源になっているのは、やはり教育への熱意なのかな?ただその辺も、変に美化しないであくまでも人間らしく描かれていたところが共感できたし面白かった。
学校を卒業してから、『学校』というものに寄りつきたくもなかった私としては、今、日本語教師を目指している事がある意味人生の七不思議。知識を教えるというこのと難しさ、単なる知識以上の『人間性』を分かち合う難しさや必要性、その先に生まれるであろう連帯感など、人を相手にするだけあって、教師ってつくづく大変な職業だと再認識した。
そして、あらゆる教師が持つであろうあの寛容さ、人間性の大きさ、苦悩や苦労を克服する精神力や適応性が、私に備わっているのだろうか?と自問する。本当に、この世で一番大変な職業なんじゃないかしら、中学・高校の教師って??

パリ20区、僕たちのクラス [DVD]パリ20区、僕たちのクラス [DVD]
(2011/04/28)
フランソワ・ベゴドー、ラシェル・レグリエ 他

商品詳細を見る


ぽすれん『パリ20区、僕たちのクラス』紹介

がんばります!
>ぷっつんさん
>たぶんですけど、教育を自分の職業にする事で生まれる覚悟が情熱や忍耐力を生むんだと思います。
↑はっとしました。そうか、そうですよね、恐怖を抱えるより、自らの覚悟が忍耐を生むんですよね。教えられるか?ではなくて教えるんだという心意気。改めて、頑張って行きたいと思いました。

本作を観て、改めてフランスという国の他民族性を実感しました。移民問題で揺れたのが遠い昔のように思いますが、閉鎖的であると言われるフランス人と移民国家という矛盾。その社会の間違いなく大きな車輪である学校教育、色々なことを考えさせられると同時に、単純に『青春』という輝かしい一幕を観た気になりました。
[ 2012/02/28 20:03 ] [ 編集 ]
こんにちわ
教師って本当に大変な職業だと思います。僕の姉も小学校の教員ですが、こんなに先生たちは苦労していたんだなと、真近で感じて驚きました。

その中でも、サボタージュやクーデターなんて言葉を生んだフランス人の教育現場って世界で一番大変かもしれませんね。笑

たぶんですけど、教育を自分の職業にする事で生まれる覚悟が情熱や忍耐力を生むんだと思います。
価値観や知識とかが空っぽの人間にものを教えるなんてたいていの人は無理ですけど、それを仕事としてやらなければならないなんて、一種の拷問ですよね。だからこそ、それをやり通す先生って凄いんだと思います。

hiyoさんが教師になれるのを応援してます!

[ 2012/02/28 17:56 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

プロフィール

hiyo

  • Author:hiyo
  • たった二つの趣味、映画と読書を中心に、日記を書いてみたいと思います。
    最近、自分の時間を充実させたいな、と結構真剣に思っていたりして。文章を書くのも結構楽しいし、誰かが通りすがりに読んでくれたら、嬉しいかな、とか思っている。
名言・格言集
Now on-line
現在の閲覧者数:
Thanks for visiting
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
googleで検索
2011年読書記録更新中!
今はこんなところ・・・
hiyo07さんの読書メーター
携帯でも、読みたいですか?
QR
Blog Ranking
ちょっと登録してみたよ?


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。