* WanderLust *=memorandum for me=

読書はライフワーク、映画鑑賞は人生の潤い、旅行は趣味にしたいなぁ♪日記は日々の覚書き。

スポンサーサイト

--/--/-- --:-- ジャンル: Category:スポンサー広告
TB(-) | CM(-)Edit

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ジーヴスとねこさらい』

2012/04/04 21:59 ジャンル: Category:読書【シリーズ】
TB(0) | CM(0) Edit

P・G・ウッドハウス 著/森村 たまき 訳/国書刊行会
バーティーの胸に赤いプツプツが出来てしまった!慌てて医者に見せたところ、若者らしい放埓生活が原因と諭されて、ブリスコー牧師に招待された愛しのダリア叔母さんがいるメイドン・エッグスフォードへ静養に向かった。しかしその地の2大勢力であるクック家には、かつてバーティが求婚した体格の良いヴァネッサがおり、かつてバーティーを大泥棒と勘違いした探検家プランク少佐が滞在していた。しかもヴァネッサの婚約者は左派の巨漢で懐かしの学友オルロ・ポーター、なにやら嫌な予感が芽生えたのも束の間、ダリアおばさんからとある『猫』を押し付けられた!?

本作が最後のバーティー&ジーヴス作品、ああ、涙なくして・・・ウソ(笑)、大いなる感謝と爆笑なくして読めない作品だった。
最後なのに幾分薄い・・・という寂しさはあれど、90歳を過ぎて書き続けてくれたことに感謝したい。ここ数冊はバーティーのハチャメチャ振りもだいぶ落ち着いた感もあったのだが、ファンとしては『読める』、ただそれだけでもう十分。他に何か望んだら、それこそ罰が当たるってもんですよ。
大いなるマンネリなので、いまさら何を説明するでもないし、何を語るでもないのが残念だ。この度もバーティーはどっぷりスープに浸かって、ちょっぴりの期間婚約して、大柄な元婚約者に脅されて、叔母さんの無理難題に翻弄される。
叔母さんが滞在している牧師館にもかなりキャラの立つ存在がいたようだが、ほとんど触れられていなかったのが残念だ。そして、『次回に期待』も出来ないのがつくづく残念だ。
しかし、くどいようだが『最後』ということもあり、翻訳者である森村氏によるあとがきが充実している。書簡や記事抜粋、森村氏の卓越した考察などで彩られたあとがきは、シリーズ最後を飾るに相応しい読み応えのあるものだった。
国書刊行会様からは、森村氏のご尽力を受け、ウッドハウス作品が今後も刊行される運びらしい。こりゃもう、国書刊行会本社に足向けて寝られないよね(笑)。
お惚けでも心優しき若旦那バーティーと、深い、深い愛情を鉄仮面の内に隠し持ち、おまけに腹に一物隠し持つジーヴスの最強コンビはこれにてお終い、しかし2人の絆は永遠なのでした。

ジーヴスとねこさらい (ウッドハウス・コレクション)ジーヴスとねこさらい (ウッドハウス・コレクション)
(2012/01/27)
P・G・ウッドハウス

商品詳細を見る

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

プロフィール

hiyo

  • Author:hiyo
  • たった二つの趣味、映画と読書を中心に、日記を書いてみたいと思います。
    最近、自分の時間を充実させたいな、と結構真剣に思っていたりして。文章を書くのも結構楽しいし、誰かが通りすがりに読んでくれたら、嬉しいかな、とか思っている。
名言・格言集
Now on-line
現在の閲覧者数:
Thanks for visiting
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
ブログ内検索
googleで検索
2011年読書記録更新中!
今はこんなところ・・・
hiyo07さんの読書メーター
携帯でも、読みたいですか?
QR
Blog Ranking
ちょっと登録してみたよ?


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。