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『ようこそ、自殺用品専門店へ』【ネタばらすしかないと思う!】

2012/04/26 21:17 ジャンル: Category:読書【幻想・奇想・奇譚】
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ジャン・トゥーレ 著/浜辺 貴絵 訳 /武田ランダムハウスジャパン
テュヴァッシュ家は10代続く『自殺用品専門店』を経営している。もちろん、自慢の家族経営だ。しかし時代を問わず人気のある彼らの商売でも、唯一難点はある。それは、家計を絶やさぬよう、家族の者は『自殺』をしてはいけないことだった。それでも何とか陰鬱に順調に経営を続けていたが、笑顔で客を迎える末っ子アランが生まれてから大変なことに!生きる希望の無い世の中から抜け出す手助けをするはずが、アランは人々に生きる希望を見つけさせようとする。家業に背く末っ子に苦悩しながらも、テュヴァッシュ家にも密かな変化が起こり始めていた。

読み始めて暫くは、好みのブラックユーモアだよねぇ~♪とウキウキしていた。ノスタルジー漂う雰囲気に、得体は知れないが妙にコミカルな『自殺用品専門店』という舞台。いかなる風刺が紛れているのか?と思いきや!これってある意味SFなのね(笑)。SFなのか、パラレルなのか?
たった1人の(激しく)楽観的な少年の無邪気さによって、常に世の中に絶望し続けている住民の気持ちが動かされるなんて、、、いささか先の読める展開だが、とにかく全体を包む雰囲気が面白くて読む手が止められなかった。
この度パトリス・ルコントが長編アニメにしたことでも話題の本作だが、私の脳裏では当然のごとく『ティム・バートンの世界』。バートン監督も、ルコント監督に先を越されたと聞いてさぞや地団駄・・・踏むわけないか(笑)。
で、様々な物議を醸したであろう?ラストだ。言うなればラスト1行だ。とにかく、自殺や荒廃、自然災害などなどを笑いのネタにしてしまう趣味の悪さだ。なんとアメリカは・・・。そういうことも踏まえて、ラスト1行を読んだときに、これはまた壮大なブラックでまとめてくれたなと、思ったのだが?
後書きを読むと、どうやら本書によって、『気持ちが少し明るくなれる』らしいのだ。あのラストは、性質の悪さギリギリのブラック・ユーモアではなかったのか!?と暫し悩んだ。あのラスト1行を加えてなお、心が温まる物語に消化しようと頑張ってみた。
ま・・・まさか?アランは神(が遣わされた)の子ということ?ある意味でサンタクロース的存在感?正直そこまで考えないと、最初の印象の『良く出来た悪趣味すれすれのブラック・ユーモア』作品、という感想を超えることが出来なかったのだが、皆さんはどうなのだろう?

ようこそ、自殺用品専門店へようこそ、自殺用品専門店へ
(2011/09/15)
ジャン トゥーレ

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