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『サラスの旅』

2012/09/15 21:06 ジャンル: Category:読書【ドラマ】
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シヴォーン・ダウド 著/尾高 薫 訳/ゴブリン書房
ロンドン郊外の児童養護施設で育った14歳のホリー。里親に馴染めず出戻った彼女は、施設でも古参の部類に入る。頼りにしていたケアワーカーのマイコが施設を辞める時、心配した彼に説得され、新たで、きっと最後になる里親に引き取られた。しかしどうしても普通の家庭には馴染めない。大好きなママが故郷アイルランドに行った隙に福祉局の奴らに連れ去られたと信じるホリーは、いつの日かアイルランドで待つママの元へ行こうと考えていた。そんなある日、クローゼットで素敵なブロンドのかつらを見つけたホリー、それを被ると3歳は大人びて見え、怖いものなしのサラスに生まれ変われるのだった。信頼できる友サラスを味方に付けたホリーは、憧れの地アイルランドに向けて旅立つのだが?

S・ダウドの新作!あと書きからすると、『ボグ・チャイルド』の後、いわゆる長編としては最後の作品になるのかな?いずれにしろ、これもまた違った印象を与える作品だと思う。1作毎に進化(変化)がある、こうなればもう、世に出るきっかけとなった『ボグ・チャイルド』以前の2作品も翻訳出版していただかないと、ねぇ、ゴブリン書房さん?
本作は何か、アレックス・シアラーの作品に通じるところがあるような気がした。ただし、シアラーおじさんの作品には、これほどの痛みは無い。好みだとは思うが、やはり私はシアラーおじさんの柔らかさが好きだ。
とは言え、やはりS・ダウドは上手いと思う。痛さを感じるほどの鋭さがあって、じわじわと、しかし確実に、物語を大きく膨らませていく。ホリーとサラスという、似ているようで対照的な少女2人、過去と現在を織り交ぜて巧みに物語を進めていく構成は素晴らしい。
のだが?もうちょっと、もう少し?何だろう、何かが微妙に足りないような?ホリーの複雑な胸の内が、思春期らしい騒々しさで薄れてしまっているのか、単に私がよもやギャル(死後?)に共感できないだけなのか?サラス(ホリー)の旅が、余りに順調過ぎたからか?
旅が順調すぎたのは、結果として必要な要素だったのが解るので良いと言えるのだが、その柔らかさがホリー自身の鋭さと最後まで混じらなかった・・・とでも言うのかな。まぁ、個人的にはS・ダウドの作品が読めれば何でも良いです!!!という気分なんだけど(笑)。それも失礼か・・・。

サラスの旅 (-)サラスの旅 (-)
(2012/07)
シヴォーン ダウド

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