暗闇の先に。。。

  • 2005/11/21(月) 23:21:38

書かずにいられる?何をって、高橋尚子の復活Vをだ。
為末大の復活銅メダルから早数ヶ月、またまた過酷な陸上の世界で、驚きの躍進を見た。自身が語るように、『長い暗闇』を通りぬけ、彼女は20日、日の当たる、それも燦々と恵みの太陽が輝く表舞台に帰ってきた。

実は私はそれほどマラソンが好きではない。そんな私が画面から目を離せなくなるのが、高橋尚子だ(と千葉真子、、あと渋谷陽子も少し(笑))。
2年前のあの苦渋に満ちたラン。失速してからの高橋の顔は、初めて見る苦しみの表情だった。
20日も、何度となくその姿をリプレイしていたが、やはり、あの高橋が、あれほど苦しそうに走る姿は、直視に耐えないものがある。出来ることならあの時の映像は、お蔵入り、、、いやいや、焼き捨ててしまって欲しいぐらいだ。
きっとそんな事も本人は、『過ぎた事』と『2度と起さないために』取っておいて構わないと、言いそうだけれども。

テーピングで手際よく固められた右足。走破後、『痛くない・・・わけもないんですけど』と笑顔で語った。彼女がそう言うという事は、凡人なら耐えられないほどの痛みだったのではなかろうか?しかし彼女を支えたチームQの皆様の、熱い思いがあのテーピングからも感じられた。
きっとあれを巻きながら、『もってくれ、走らせてくれ』と、多くの人が祈ったことだろう。果たして、こんな私は、非常な感動屋というだけなのでしょうか?

試合後のインタビューで、彼女が語った言葉の一つ一つ。観客として1ファンとして、しっかり胸に受け止めました。
偉大なランナーである高橋尚子のこれから。北京へ、そしてその先へ。
最後のトラックを回りきるとき、筋肉質だけど細い腕を、高々と突き上げた彼女の勇士に、私はひたすら感動。そして初めて見せた力強いアピールに、生まれ変った得体の知れない、可能性を感じた。

最後に一言、、、泣かすなよ、高橋さん。おめでとう!

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