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『愛についてのキンゼイ・レポート』
- 2006/06/12(月) 13:18:39
〔米〕KINSEY
監督:ビル・コンドン
脚本:ビル・コンドン
リーアム・ニーソン/ローラ・リニー/ピーター・サースガード/クリス・オドネル/ティモシー・ハットン/ジョン・リスゴー
インディアナ大学の動物学の助教授、アルフレッド・キンゼイは、学生達の強い要望を受けて、『結婚講座』を開くことにする。赤裸々かつ的確なキンゼイの講座は人気を博し、同時にキンゼイは、性に関してきちんとした統計が無いことに憤りを感じていた。かくして始まったキンゼイ達の『性に関する研究』。ロックフェラー財団の援助を受ける、という追い風にのって発表された『男性版のキンゼイレポート』は、学術書としては異例のベストセラーとなる。
実在したキンゼイ博士の半生を辿りながら、性に関して無知だった(表向きね)1940年から50年頃のアメリカ社会を描いた作品。心温まるヒューマンドラマという触れ込みであったのに、正直ちょっと赤裸々過ぎて驚いた。
ええっと・・・そんなもの、いくら写真だからって、劇場の画面に大写しにしちゃって、、良いのでしょうか?良く映倫通ったな、、、とか、変なところで冷や汗が(笑)。
キンゼイが何故?ここまで性に関する研究に没頭したのかという説明は、映画前半で語られている。まっ、トラウマですな。しかし後半に入ってからは、キンゼイの狂気的な統計に対する意識と性に対する執着が、哀れを誘うというより気が触れているように見えた。
映画としてやりすぎだったのか、果たして実際のキンゼイがあれほど狂気に走ったのか?私には解らない。しかし時代だったのだろう。背景を考えれば、キンゼイの熱意も相当なものと理解が出来る。
今の世の中、性に関してこれほど多様性を見せ、かつオープンになってきているから、一般の人が抱える性の実体に関するレポートの必要性の有無を含めて、可能かどうか?個人的には全く不要かつ不可能だと思われる。秘密だから、興味があるんだよね(笑)。
余りの赤裸々さと、やはり扱っているトピックの性質上、全体に含まれるヒューマニズムや感動といったものとどうも馴染んでいない気がする。私も意外と保守的なのかも知れない(笑)。
なんとかラストでは、美しくまとめていたように感じるが、いかんせん、教授の狂気が頭から離れなかったのが痛い。こんな人がいたのねと、事実として受け止めた程度かな。
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ぽすれん『愛についてのキンゼイ・レポート』紹介
ジャンル:
- 映画
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