2006年12月04日 15:14
〔仏/英〕LES POUPEES RUSSES (2005年)
監督:セドリック・クラピッシュ
脚本:セドリック・クラピッシュ
ロマン・デュリス/ケリー・ライリー/オドレイ・トトゥ/セシル・ドゥ・フランス/ケヴィン・ビショップ/アイサ・マイガ/エフゲニィヤ・オブラツォーヴァ/ルーシー・ゴードン
24歳でスペインに留学し、その後作家になるべくライターとして仕事を始めたグザヴィエだったが、5年が経過して30歳になり、いまだくだらない文章を切り売りする毎日。そんなある時に舞い込んだテレビの脚本の仕事、イギリスとの共同制作のために、イギリス人ライターと組むことになる。かつてのルームメイトで妹のような存在のウェンディと仕事を始めたグザヴィエだったが、なんとなく2人の間は恋の雲行きに。果たしてグザヴィエの未来はどうなっていくのか?そんな中、ウェンディの弟ウィリアムがロシアで結婚式を挙げる事となり、かつての仲間が久々に一堂に会する。
面白かった!!!つい先日、第2弾はトーンダウンする宿命とか書いたが、あっさり否定(笑)。魅力的な登場人物は生きたままテーマが違っているので、前作に煩わされること無く、これ一本で完結した面白さ。補足事項として、前作を見ていたほうが楽しめる要素もあるよ♪という感じだ。
前作では、総体的に若さを描いていたために、恋愛もあれば友情もあり、開放された若さにまつわる様々な問題の中で、突出してたのは『自分達の未来』に関して。瑣末で当たり前な悩みを通して、自分の本当にやりたいことって?人生を決定付ける重要な選択に悩む若者の姿が面白く描かれていたのだ。
それから5年、もう若いとは言い切れず、絶対満足するつもりだった人生設計の要素である仕事も、どん詰まりのグザヴィエの物語。そして今回は、重要な視点として『愛』が突出した要素になっている。どちらかと言ったら、前作と逆の扱いだ。
恋愛なんてのは、酷く簡単に出来ると思える時期もあれば、一度躓くと何もかもが難しく思えるようになってしまう。深く考えなければ上手く行くのかもしれないが、考え始めると切が無くなる。そんなドツボにはまったグザヴィエに妙な親近感(笑)。
結論として愛に答えは見えた気もするが、脇にやられた『人生』に置いての問題は未処理に感じた。第3弾、いけるな(笑)。というか見たい!
悩みの描き方や処理の仕方、何より人物の描き方が上手い。そうした映画は、ある部分において共感も覚えるし、興味も沸く。
それにしても、ヨーロッパでなくては撮れない映画だ。前回は1つの国に集まった各国の仲間達だったが、今回は堂々3カ国を回り、登場する人達の国籍も多様。そこから生まれる面白さはヨーロッパでしか生み出せない。
最近私が気になる役者R・デュリスは、この映画だと本当に冴えない(笑)。その冴えなさがまた良い。次回がもしあるなら、作家として成功するべく奮闘する、冴えないグザヴィエが見てみたい。
いやそれにしても、このシリーズは本当に面白い。等身大の主役に見えて、日本人の私とはやはり等身大ではない主人公。巧みな構成、演出と脚本の上手さ、自分が行き詰った時に、もう一度観たいと思わせてくれる映画だ。
ぽすれん『ロシアン・ドールズ』紹介
監督:セドリック・クラピッシュ
脚本:セドリック・クラピッシュ
ロマン・デュリス/ケリー・ライリー/オドレイ・トトゥ/セシル・ドゥ・フランス/ケヴィン・ビショップ/アイサ・マイガ/エフゲニィヤ・オブラツォーヴァ/ルーシー・ゴードン
24歳でスペインに留学し、その後作家になるべくライターとして仕事を始めたグザヴィエだったが、5年が経過して30歳になり、いまだくだらない文章を切り売りする毎日。そんなある時に舞い込んだテレビの脚本の仕事、イギリスとの共同制作のために、イギリス人ライターと組むことになる。かつてのルームメイトで妹のような存在のウェンディと仕事を始めたグザヴィエだったが、なんとなく2人の間は恋の雲行きに。果たしてグザヴィエの未来はどうなっていくのか?そんな中、ウェンディの弟ウィリアムがロシアで結婚式を挙げる事となり、かつての仲間が久々に一堂に会する。
面白かった!!!つい先日、第2弾はトーンダウンする宿命とか書いたが、あっさり否定(笑)。魅力的な登場人物は生きたままテーマが違っているので、前作に煩わされること無く、これ一本で完結した面白さ。補足事項として、前作を見ていたほうが楽しめる要素もあるよ♪という感じだ。
前作では、総体的に若さを描いていたために、恋愛もあれば友情もあり、開放された若さにまつわる様々な問題の中で、突出してたのは『自分達の未来』に関して。瑣末で当たり前な悩みを通して、自分の本当にやりたいことって?人生を決定付ける重要な選択に悩む若者の姿が面白く描かれていたのだ。
それから5年、もう若いとは言い切れず、絶対満足するつもりだった人生設計の要素である仕事も、どん詰まりのグザヴィエの物語。そして今回は、重要な視点として『愛』が突出した要素になっている。どちらかと言ったら、前作と逆の扱いだ。
恋愛なんてのは、酷く簡単に出来ると思える時期もあれば、一度躓くと何もかもが難しく思えるようになってしまう。深く考えなければ上手く行くのかもしれないが、考え始めると切が無くなる。そんなドツボにはまったグザヴィエに妙な親近感(笑)。
結論として愛に答えは見えた気もするが、脇にやられた『人生』に置いての問題は未処理に感じた。第3弾、いけるな(笑)。というか見たい!
悩みの描き方や処理の仕方、何より人物の描き方が上手い。そうした映画は、ある部分において共感も覚えるし、興味も沸く。
それにしても、ヨーロッパでなくては撮れない映画だ。前回は1つの国に集まった各国の仲間達だったが、今回は堂々3カ国を回り、登場する人達の国籍も多様。そこから生まれる面白さはヨーロッパでしか生み出せない。
最近私が気になる役者R・デュリスは、この映画だと本当に冴えない(笑)。その冴えなさがまた良い。次回がもしあるなら、作家として成功するべく奮闘する、冴えないグザヴィエが見てみたい。
いやそれにしても、このシリーズは本当に面白い。等身大の主役に見えて、日本人の私とはやはり等身大ではない主人公。巧みな構成、演出と脚本の上手さ、自分が行き詰った時に、もう一度観たいと思わせてくれる映画だ。
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ぽすれん『ロシアン・ドールズ』紹介













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