『世界でいちばん不運で幸せな私』

〔仏〕SIN NOTICIAS DE DIOS (2001年)
監督:ヤン・サミュエル
脚本:アントワーヌ・ロッシュ
ギョーム・カネ/マリオン・コティヤール/ジェラール・ワトキンス/ジル・ルルーシュ/ジュリア・フォール/レティシア・ヴェネチア/チボー・ヴェルアーゲ

ジュリアンとソフィーは幼馴染だ。2人の縁は1つの美しい缶から始まる。缶を持っている方がいたずらの提案をして、片方が受ける。そのいたずらが完了したら、達成者に缶を譲るのだ。そのいたずらゲームをしながら2人は大学生になり、やがて生活がすれ違い始める。それぞれ違う人生を歩み始めても、ジュリアンはなぜか悪友ソフィーの事が頭から離れない。そうして大人になってしまった2人は、果たして本当の愛を見つける事が出来たのか?

いやもうラストが、ある意味衝撃。フランスらしい〜と言ってしまえばそれまでか?いまいちどう解釈したら良いのか解らないラストだった。どうしたかったの?どう受け取って欲しかったのかな?
ともあれ、私がこの作品を見たかったのは、G・カネ確認のため。何かでは確かに観たと思うのだが、記憶に無い。。。そしたらば、わりかし好きな女優M・コティヤールが出ていて、これは嬉しい驚き♪
さて、役者達の確認が済んだところで、映画を確認してみると。割と好きな感じのロマンス。始まりは子供同士のたわいも無い遊びから、でも、それぞれがお互いの触れ合いを必要としているような、ちょっと孤独な子供達だった。
時が過ぎていく様が、さり気なくて、そんな感じは好きだったりする。大人になった2人が、お互いの気持ちを持て余したように、まるで腫れ物を扱うかのようにぎこちなく対処している姿なんか、結構微笑ましい。
こうした恋愛物に良くあるところで、『男って馬鹿だなぁ』というね(笑)。ジュリアンがもっと素早く大人になっていたら、ソフィーのことを幼馴染としてではなくて、違った目線で見ることが出来たら!と思うのだが、そうしたら映画が丸っきり面白くなくなってしまうわけで(笑)。ジュリアンの悶々とした煮え切らなさが、この映画の要。
缶をやり取りする『ゲーム』が絡むことで、ちょっと変わった、不思議な印象のラブ・ロマンスに仕上がっているこの映画。フランスらしい飄々とした雰囲気を漂わせつつ、フランスらしい『大人のロマンス』には一線を画した、小振りだが楽しい青春ロマンス。

世界でいちばん不運で幸せな私 世界でいちばん不運で幸せな私
ギョーム・カネ (2005/02/04)
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ぽすれん『世界でいちばん不運で幸せな私』紹介

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Category : 映画【ロマンス】 | Thema : DVDで見た映画 | Genre : 映画 |

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