『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』

2007年04月13日 23:53

〔米〕INVINCIBLE (2006年)
監督:エリクソン・コア
脚本:ブラッド・ガン
マーク・ウォールバーグ/グレッグ・キニア/エリザベス・バンクス/ケヴィン・コンウェイ/マイケル・リスポリ/カーク・アセヴェド/マイケル・ケリー/マイケル・マルヘレン

定職もなく妻にも逃げられたヴィンス・パパーリは、地元フィラデルフィアのアメフトチーム、イーグルスの公開オーデションに参加する。高校で僅かな経験があるだけで、しかも30歳のパパーリだったが、俊足と潜んだ熱意を買われて、新監督ヴァミールにスカウトされた。大学フットボールの経験が無い男が、町中の期待を背負ってNFLでプレーする。この夢のような出来事に、町中の人が熱狂し夢を託す。重圧と憧れを一身に背負ったパパーリの挑戦が始まったのだ。

好きだねぇ、こういう話は(笑)。私が好き以上に、アメリカが好きだよね、こういう話(笑)。ヴィンス・パパーリのこの物語は実話。しかも1976年の出来事だから、当人だってもちろんご健在。特典映像で本人がたっぷり見られるが、非常に活発でおおらかな印象で、未経験から僅か数年のNFL人生で、キャプテンにまで到達した人柄が十分に窺える。この方の再現としては、M・ウォルバーグは若干堅苦しい演技だったようにも感じたが、これはパパーリがプロへのトライアルの期間に重点を置いたものなので、多少重みがあってもまぁ仕方がないのかな?と思う。
スポーツ万能で知られるM・ウォルバーグ。この撮影でも、スタントなしで実際の試合風景などの撮影に挑んだそうだ。タダでさえマッチョな身体が、一回り大きくなっていたように思う。さすが役者!
こうしたスポーツ絡み、実話ネタの映画では、特別語る要素は少ない。この事実をどこまで受け入れて楽しめるか?という辺りが重要。作りはまずまず、限られた時間枠で厳しいプロテストとパパーリの挫折や復活、友人達との深い触れ合い、そして恋など、要素が充満しているので、多少描き出しが薄いと感じるところもあるかも知れない。
でもま、好きですから、こういうお話(笑)。結末も決まっていて安心して観ていられるから、物語に没頭できる。
観終わって爽快になれる映画。アメリカでヒットしたのも納得だ。追い詰められた人生でも、自らの力を信じて磨くことで、その人生を切り開き、多くの人に夢を与えられる。映画の雰囲気はちょっとばかり鬱憤としているが、特典映像の本人を観ると、その快活さに癒される気がする。何よりもまず、真実の重みの大きさか?
ちなみにこの映画を観て実感。どうやら私は、M・ウォルバーグって役者が結構好きらしい(笑)。あの、泥臭い感じが。

インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン
マーク・ウォールバーグ (2007/03/21)
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