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『君とボクの虹色の世界』
- 2007/05/15(火) 21:07:41
〔米〕ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW (2005年)
監督:ミランダ・ジュライ
脚本:ミランダ・ジュライ
ミランダ・ジュライ/ジョン・ホークス/マイルス・トンプソン/ブランドン・ラトクリフ/カーリー・ウェスターマン/ヘクター・エリアス/ブラッド・ヘンケ/ナターシャ・スレイトン/ナジャラ・タウンゼント
ソロ・アーティストのクリスティーンは、生活のために高齢者向けのタクシーサービスをやっていた。お得意先のホームの友人を連れて行ったデパートの靴屋で、左手に包帯をした店員リチャードに運命を感じたクリスティーン。さり気なく彼に近づこうとするが、離婚したばかりのリチャードは、新しい関係に一歩踏み出す勇気がない。
なあんだか、とってもポップで爽やかで和む映画だった。監督は主演も務めるM・ジュライ。映画監督は初めてだが、『パフォーマンス・アーティストとしての活動を中心に音楽や小説など多彩に活躍する』という実にマルチな女性だ。
そんなアートなエッセンスが多分に活かされたこの作品、分類を例えるなら思いっきり現代アートなのだが、インスタレーションほど意味異不明では全くない(笑)(ただし!劇中のクリスティーンのアートは、思いっきり意味不明(笑))。
子供も大人もひっくるめて不器用な生き方しか出来ない人々が、誰かの優しさを少しずつ吸収して、それなりの希望を見つけて踏み出して行く・・・と言った感じの物語だ。飾らない優しい雰囲気が映画に充満していて、ラストの少年の無垢な表情と朝日が、秀逸な絵画のように流れていく。
おっとりとした印象のM・ジュライだが、実際の彼女は多分強い人間だろうと思う。これは私の勝手すぎる所見だが、恋愛模様がちょっとちぐはぐな感じがした。それよりも、自分の作品を売り込むやけっぱちな姿がなんとも言えず可愛くて、素の姿が垣間見られたような気がした。
さて、これまでも何度か見かけて、名前を覚えるまでも至っていなかったJ・ホークスだが、最近では『マイアミ・バイス』にチロっと出ていた。。。やっぱりなかなか良いじゃないか。何がどうって、はっきりとは・・・(笑)。なんかあの、排他的な雰囲気かな?あんまり良い表現でも無いか(笑)。
さて総括すると、『女性らしい優しさを感じる映画』。まさにそんな賞賛がピタリと当てはまる作品だった。色に例えるなら、タイトルの虹色をパステルカラーに染め上げたような、監督の持つ『味わい』を、満遍なく注入した良作。
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ぽすれん『君とボクの虹色の世界』紹介
ジャンル:
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