2007年05月21日 22:08
〔仏〕L' HOMME DU TRAIN (2001年)
監督:パトリス・ルコント
脚本:クロード・クロッツ
ジャン・ロシュフォール/ジョニー・アリディ/ジャン=フランソワ・ステヴナン/チャーリー・ネルソン/パスカル・パルマンティエ/イザベル・プティ=ジャック
シーズンオフの町に降り立ったミラン。皮のジャケットに細身のジーンズ、手に持った小さなカバンに、己の人生の全てが詰まっていそうな男。ミランが薬局で出会ったマネスキエは、老いのとばくちに差し掛かり、安泰だった自身の人生を思い返す。危険の無い、刺激の無い人生を・・・。町のホテルも閉館しており、行き場の無いミランは、親切にしてくれたマネスキエの家に逗留することにする。アウトローな男と、人生を安穏と過ごす男。2人は取替えの効かないお互いの人生を少しずつ覗き見ながら、次第に心を触れ合わせていく。しかしミランがこの小さな町に降り立ったのは偶然ではなかった。別の仲間達と、ある計画を立てていたのだった・・。
借りてきて見始めたタイトルロールに見つけた『パトリス・ルコント』の名前。やばい!私はP・ルコントの小説と映画がちょっとばかり苦手なのだ。どうもこう・・・?私には物語の切り替えや終わり方が唐突過ぎるというか、もう少し考える時間を頂戴よ、といつも思う。
んでさてこの映画だ。しまった!という気持ちは半ば頃までズルズルと引きずったままだったのだが、深みと渋みのある両優の名優な演技に、すっかり引きこまれてしまった。
お互いの生活など、それこそテレビや映画の中でしか見たことも無かったような2人。室内履きに憧れる男と、銀行強盗を夢見る男。そんな2人が、お互いの生活や心の深い部分は守りながらも、徐々に打ち解けていく様が愛おしさすら感じる。男ってホント、不器用だよねぇ〜という(笑)。
どちらかと言ったら、落ち着きのある生活を持つマネスキエに、ミランの方があっさりと懐柔されていったように見える。ワイルドな生活に憧れていたマネスキエだったが、実際はよほど強い男であったのではないだろうか?
ラストが秀逸だったなと思う。始めこそ、どう捉えたら良いのだろう?と頭の中で結論がグルグル回ったが、今回はエンディングロールに何とか決着が間に合った(笑)。
人生を取り替えたいと思った2人の男。彼らの瞳が、抗えない距離を乗り越えて出会ったとき、その時に何かが起こったのだ。いや実に男臭い映画だったが、しっとりとじっくりと、人間の触れ合いと共感を描いたドラマでもあった。
ぽすれん『列車に乗った男』紹介
監督:パトリス・ルコント
脚本:クロード・クロッツ
ジャン・ロシュフォール/ジョニー・アリディ/ジャン=フランソワ・ステヴナン/チャーリー・ネルソン/パスカル・パルマンティエ/イザベル・プティ=ジャック
シーズンオフの町に降り立ったミラン。皮のジャケットに細身のジーンズ、手に持った小さなカバンに、己の人生の全てが詰まっていそうな男。ミランが薬局で出会ったマネスキエは、老いのとばくちに差し掛かり、安泰だった自身の人生を思い返す。危険の無い、刺激の無い人生を・・・。町のホテルも閉館しており、行き場の無いミランは、親切にしてくれたマネスキエの家に逗留することにする。アウトローな男と、人生を安穏と過ごす男。2人は取替えの効かないお互いの人生を少しずつ覗き見ながら、次第に心を触れ合わせていく。しかしミランがこの小さな町に降り立ったのは偶然ではなかった。別の仲間達と、ある計画を立てていたのだった・・。
借りてきて見始めたタイトルロールに見つけた『パトリス・ルコント』の名前。やばい!私はP・ルコントの小説と映画がちょっとばかり苦手なのだ。どうもこう・・・?私には物語の切り替えや終わり方が唐突過ぎるというか、もう少し考える時間を頂戴よ、といつも思う。
んでさてこの映画だ。しまった!という気持ちは半ば頃までズルズルと引きずったままだったのだが、深みと渋みのある両優の名優な演技に、すっかり引きこまれてしまった。
お互いの生活など、それこそテレビや映画の中でしか見たことも無かったような2人。室内履きに憧れる男と、銀行強盗を夢見る男。そんな2人が、お互いの生活や心の深い部分は守りながらも、徐々に打ち解けていく様が愛おしさすら感じる。男ってホント、不器用だよねぇ〜という(笑)。
どちらかと言ったら、落ち着きのある生活を持つマネスキエに、ミランの方があっさりと懐柔されていったように見える。ワイルドな生活に憧れていたマネスキエだったが、実際はよほど強い男であったのではないだろうか?
ラストが秀逸だったなと思う。始めこそ、どう捉えたら良いのだろう?と頭の中で結論がグルグル回ったが、今回はエンディングロールに何とか決着が間に合った(笑)。
人生を取り替えたいと思った2人の男。彼らの瞳が、抗えない距離を乗り越えて出会ったとき、その時に何かが起こったのだ。いや実に男臭い映画だったが、しっとりとじっくりと、人間の触れ合いと共感を描いたドラマでもあった。
![]() | 列車に乗った男 ジャン・ロシュフォール (2004/10/20) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
ぽすれん『列車に乗った男』紹介













最近のコメント