『ラン・ローラ・ラン』【ネタばれ注意!】

  • 2007/05/23(水) 22:13:18

〔独〕LOLA RENNT (1998年)
監督:トム・ティクヴァ
脚本:トム・ティクヴァ
フランカ・ポテンテ/モーリッツ・ブライブトロイ/ハイノ・フェルヒ/ヨアヒム・クロール


ローラは恋人マニからの電話を受けた。ローラがバイクを盗まれて遅刻したために、マニの運命が狂い、預かっていた10万マルクもの大金を失くしてしまった。12時までに返さないとマニの命は無いだろう。リミットは20分。愛のためなら不可能だって可能にしてみせると駆け出したローラ。果たして、数分で大金を作る事は出来るのか?マニの命は、ローラに託された。

大ヒットしたねぇ〜、そうなると、観る機会を逃す・・・。ヒット作って、どうも食指が動かない。捻くれているのかな?多分そうなのだろう(笑)。
ということで、9年の時を経て鑑賞。やっぱり時代物(歴史ではなく)は、その時代に観たほうが良い。ついでに、9年前なら私もまだ若かった(笑)、その頃に観ておくべきだったとつくづく思う。
映画の内容が暴走する恋愛ということ以外でも、音楽やテンポ、様々な手法を持って奇抜な物語に仕立て上げている斬新な雰囲気、走り抜けるローラの姿、全てを取り上げてみても、若い頃なら『カッコイイ!』と盛り上がったことだろう・・・なんて、年寄り臭いこの意見。泣けてくる。
話題先行で話の展開は良く知らなかったのだが、おお!こう来たか!という感じ。『もしあの時』が適用される内容かと思いきや!様々な感想を読んでみると、単純に『もしあの時』映画として捉えていない方が多くて驚いた。
もしあの時〜でないなら、この展開は何なんだ?と思いつつも、私がふと考えたのはローラの頭の中の一瞬の思考、そして最後が現実という事だったのだが、それだとやはり20分が無駄に過ぎていく。時間の流れ、運命の巧妙さをいたずらに興味深く描いた作品だった、というのが落ち着くところ。
ただ内容だけにこだわらずとも、この映画は『カッコイイ』。愛のためだけに走り抜けるローラも素敵だ。ラストでちょっと拍子抜けするマニの対応に、冷めた顔を向けるローラ、あの一瞬まで、カッコ良かった。

ラン・ローラ・ラン ラン・ローラ・ラン
フランカ・ポテンテ (2003/08/20)
ポニーキャニオン
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ぽすれん『ラン・ローラ・ラン』紹介

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