『ラブソングができるまで』
〔米〕MUSIC AND LYRICS (2007年)
監督:マーク・ローレンス
脚本:マーク・ローレンス
ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア /ブラッド・ギャレット/クリステン・ジョンストン/キャンベル・スコット/ヘイリー・ベネット/Matthew Morrison/Scott Porter/Aasif Mandvi
80年代を代表するバンド『PoP』。フロントマンの片割れであったアレックスは、解散後も成功した相方コリンとは違い過去の栄光にすがって生きていた。そんな彼の大ファンであるという現在トップスターのコーラのオファーで、新曲を作曲する事になったアレックス。しかし作詞家とそりが合わない。そんな時出会ったソフィーに隠された作詞の能力を見出し、何とか助けてくれるように頼み込む。最初は渋っていたソフィーだが、結局2人で曲を作り始めるが・・・?
大して期待していなかったのだが、面白かった。かなり面白く観られた。期待していなかったのは、どうにも地味そうな感じで、結構な主演俳優を使っているのに話題にも余りならなかったから。監督の前作を確認して納得。『デンジャラス・ビューティー』とか『トゥー・ウィークス・ノーティス』とかどれも似た感じ。有名な役者を使っているのに余り話題にならず、地味な感じで、でも観てみると結構面白い(笑)。
地味だったり印象が薄かったりするのは、ラブコメとカテゴライズされる割に、ドラマ的要素が強いからなんだろうな?と思う。爆笑するようなシーンは無いし、どちらかと言ったら堅実な作りで、時にふと考えさせられる関係なども描かれているし。
時代の流れもあるが、この監督のここ最近の作品を確認すると、サンドラ・ブロック、ヒュー・グラントがお気に入りのようだが、その作品世界からも、この選択は激しく頷ける(笑)。
役者選びも良いね。始めはH・グラントとD・バリモア?とね、この組み合わせになぜだか違和感があった。毛色が余りにも違う気がしたのだが、さすがこの2人、バッチリ息を合わせていた。H・グラントがおっさんだから(笑)、D・バリモアもいつもより大人っぽく綺麗♪
なんだか大人の雰囲気漂う、中高年が観ても楽しめる落ち着いた感じの作品だった。ただ、80年代の『PoP』の映像だけはかなり痛い!痛い上に爆笑必至。当時を知っている人なら、堪えきれず逃げ出す事でしょう(笑)。この部分だけで十分ラブコメに分類できる。
H・グラントなんだが、やはりこの人は『芸達者』なのだと思う。その癖変な意地があって(笑)『イギリス人』である事は決して譲らず、彼自身の個性はしっかりと打ち出しているのね。特にこの役は、インタビューなどから察するように(個人的に)、飄々としていて掴み所が無く、世の中を達観したようであってしっかりした信念を持ち、そのクセそうした自身の生真面目な部分は、おちゃらけた雰囲気で相殺してしまう、そんな彼の個性をそのまま生かしたような設定。かなり素に近かったんじゃないだろうか?
物語は、落ち目の(いや、落ちきった?)元アイドルが(H・グラントがアイドルって・・・それだけで笑える)、1人の才能ある女性に出会って新たな生き方や栄光を見出すと言うもの。その女性もちょっと心に傷があって、それはアレックスのいささか強引な介助によって克服される。
お互いを頼りにして、助け合う事の素敵さをそれとなく描き、ただその人がいるという事が、上手く説明できないが活力の要因になるという、人との繋がりの不思議さが興味深かった。
ある人の存在が、言葉では無しに生きる力になる。ソフィーがいないと作曲が出来ないアレックスのように、それは言葉では言い表せないが、アレックスが生きるための糧だったのかも?そうした繋がりが本当に、生涯を共にする人との間に生まれる関係であり感情なのかも知れない。意外にも、大人の関係をコミカルに優しく見せてくれた秀作。
ぽすれん『ラブソングができるまで』紹介
監督:マーク・ローレンス
脚本:マーク・ローレンス
ヒュー・グラント/ドリュー・バリモア /ブラッド・ギャレット/クリステン・ジョンストン/キャンベル・スコット/ヘイリー・ベネット/Matthew Morrison/Scott Porter/Aasif Mandvi
80年代を代表するバンド『PoP』。フロントマンの片割れであったアレックスは、解散後も成功した相方コリンとは違い過去の栄光にすがって生きていた。そんな彼の大ファンであるという現在トップスターのコーラのオファーで、新曲を作曲する事になったアレックス。しかし作詞家とそりが合わない。そんな時出会ったソフィーに隠された作詞の能力を見出し、何とか助けてくれるように頼み込む。最初は渋っていたソフィーだが、結局2人で曲を作り始めるが・・・?
大して期待していなかったのだが、面白かった。かなり面白く観られた。期待していなかったのは、どうにも地味そうな感じで、結構な主演俳優を使っているのに話題にも余りならなかったから。監督の前作を確認して納得。『デンジャラス・ビューティー』とか『トゥー・ウィークス・ノーティス』とかどれも似た感じ。有名な役者を使っているのに余り話題にならず、地味な感じで、でも観てみると結構面白い(笑)。
地味だったり印象が薄かったりするのは、ラブコメとカテゴライズされる割に、ドラマ的要素が強いからなんだろうな?と思う。爆笑するようなシーンは無いし、どちらかと言ったら堅実な作りで、時にふと考えさせられる関係なども描かれているし。
時代の流れもあるが、この監督のここ最近の作品を確認すると、サンドラ・ブロック、ヒュー・グラントがお気に入りのようだが、その作品世界からも、この選択は激しく頷ける(笑)。
役者選びも良いね。始めはH・グラントとD・バリモア?とね、この組み合わせになぜだか違和感があった。毛色が余りにも違う気がしたのだが、さすがこの2人、バッチリ息を合わせていた。H・グラントがおっさんだから(笑)、D・バリモアもいつもより大人っぽく綺麗♪
なんだか大人の雰囲気漂う、中高年が観ても楽しめる落ち着いた感じの作品だった。ただ、80年代の『PoP』の映像だけはかなり痛い!痛い上に爆笑必至。当時を知っている人なら、堪えきれず逃げ出す事でしょう(笑)。この部分だけで十分ラブコメに分類できる。
H・グラントなんだが、やはりこの人は『芸達者』なのだと思う。その癖変な意地があって(笑)『イギリス人』である事は決して譲らず、彼自身の個性はしっかりと打ち出しているのね。特にこの役は、インタビューなどから察するように(個人的に)、飄々としていて掴み所が無く、世の中を達観したようであってしっかりした信念を持ち、そのクセそうした自身の生真面目な部分は、おちゃらけた雰囲気で相殺してしまう、そんな彼の個性をそのまま生かしたような設定。かなり素に近かったんじゃないだろうか?
物語は、落ち目の(いや、落ちきった?)元アイドルが(H・グラントがアイドルって・・・それだけで笑える)、1人の才能ある女性に出会って新たな生き方や栄光を見出すと言うもの。その女性もちょっと心に傷があって、それはアレックスのいささか強引な介助によって克服される。
お互いを頼りにして、助け合う事の素敵さをそれとなく描き、ただその人がいるという事が、上手く説明できないが活力の要因になるという、人との繋がりの不思議さが興味深かった。
ある人の存在が、言葉では無しに生きる力になる。ソフィーがいないと作曲が出来ないアレックスのように、それは言葉では言い表せないが、アレックスが生きるための糧だったのかも?そうした繋がりが本当に、生涯を共にする人との間に生まれる関係であり感情なのかも知れない。意外にも、大人の関係をコミカルに優しく見せてくれた秀作。
![]() | ラブソングができるまで 特別版 (2007/09/07) ヒュー・グラント. ドリュー・バリモア. ヘイリー・ベネット. ブラッド・ギャレット. クリステン・ジョンストン 商品詳細を見る |
ぽすれん『ラブソングができるまで』紹介
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