『四角い恋愛関係』
〔米/英/独〕IMAGINE ME & YOU (2005年)
監督:オル・パーカー
脚本:オル・パーカー
パイパー・ペラーボ/レナ・ヘディ/マシュー・グード/セリア・イムリー/アンソニー・ヘッド/ダーレン・ボイド /スー・ジョンストン/エヴァ・バーシッスル/ベン・マイルズ
レイチェルとヘックは長年のカップル、ようやく結婚式の当日を迎えた。しかしその日レイチェルは、運命の人と出会ってしまう。しかしその相手ルースは女性だった。初めはルースに対する感情に戸惑っていたレイチェルだったが、次第にその気持ちに歯止めが効かなくなっていく。そして、優しい夫と運命の相手との間で、激しく揺れ動く悩みを抱える事になる。
全然四角くない、いやむしろ、三角ですらない。これは、お互いを運命の相手と認めた2人の女性が、困難を(と言うか本当の問題はレイチェルの夫だけなんだけど)乗り越えて、お互いの気持ちを通い合わせるという普通のロマンス。
問題点としては同性愛、片方が新婚という2つに絞れるが、当のレイチェルは『同性愛』という部分にはほとんど感心を見せず、至極当たり前に受け止めているように見えた。むしろ彼女の悩みは、余りにも優しい夫を傷つけるのが忍びないと、この点だけに集中していたよう。
これがちょっとばかり不自然だと思った。長年1人の『男性』を愛してきた異性愛者の『女性』が、一瞬にして同性愛に変わる。別にこれはまだ良い、運命ってそういうものなのかも?と思えば何となく形が付く。しかしね?例えばこの状況を自分に置き換えてみたら、先ず間違いなく自分のそんな感情に戸惑って、逆に夫の存在に逃げるだろう。新婚だし、世間体的にも問題の少ない状況を選ぶだろうし、自分の気持ち自体が信じられなくて退けようとするだろう。
レイチェルには全くその辺の動揺が見えない。ただひたすらに、夫の存在を気にかける。親でもない、会社でもない、友人でもない、夫ヘックを傷つけたくない、問題は夫1人なのだ。
さてこの夫ヘックが、お前おかしいよ!と怒鳴りたいくらいに(笑)、優しくて良い人過ぎた。だから三角関係というには弱すぎる存在感。大好きなM・グートが演じていなかったら、ほとんどその存在が残らないくらい薄い。従って、この映画は単なるロマンス映画という印象で、せっかく新婚なのに妻が同性の運命の恋人に出会ってしまった!という面白いプロットが用意されていたのに、その辺のポイントは全く生かされていなかったな?という感じ。
でも、普通のロマンス映画だと思えば、テンポも良いし、まずまず際立った派手な演出も無いし、可も無く不可も無く、無難に楽しめる映画だろう。まぁこの『可も無く』というのが問題で、夫ヘックのように、印象の薄い恋愛映画になってしまっているのだけど(笑)。
ぽすれん『四角い恋愛関係』紹介
監督:オル・パーカー
脚本:オル・パーカー
パイパー・ペラーボ/レナ・ヘディ/マシュー・グード/セリア・イムリー/アンソニー・ヘッド/ダーレン・ボイド /スー・ジョンストン/エヴァ・バーシッスル/ベン・マイルズ
レイチェルとヘックは長年のカップル、ようやく結婚式の当日を迎えた。しかしその日レイチェルは、運命の人と出会ってしまう。しかしその相手ルースは女性だった。初めはルースに対する感情に戸惑っていたレイチェルだったが、次第にその気持ちに歯止めが効かなくなっていく。そして、優しい夫と運命の相手との間で、激しく揺れ動く悩みを抱える事になる。
全然四角くない、いやむしろ、三角ですらない。これは、お互いを運命の相手と認めた2人の女性が、困難を(と言うか本当の問題はレイチェルの夫だけなんだけど)乗り越えて、お互いの気持ちを通い合わせるという普通のロマンス。
問題点としては同性愛、片方が新婚という2つに絞れるが、当のレイチェルは『同性愛』という部分にはほとんど感心を見せず、至極当たり前に受け止めているように見えた。むしろ彼女の悩みは、余りにも優しい夫を傷つけるのが忍びないと、この点だけに集中していたよう。
これがちょっとばかり不自然だと思った。長年1人の『男性』を愛してきた異性愛者の『女性』が、一瞬にして同性愛に変わる。別にこれはまだ良い、運命ってそういうものなのかも?と思えば何となく形が付く。しかしね?例えばこの状況を自分に置き換えてみたら、先ず間違いなく自分のそんな感情に戸惑って、逆に夫の存在に逃げるだろう。新婚だし、世間体的にも問題の少ない状況を選ぶだろうし、自分の気持ち自体が信じられなくて退けようとするだろう。
レイチェルには全くその辺の動揺が見えない。ただひたすらに、夫の存在を気にかける。親でもない、会社でもない、友人でもない、夫ヘックを傷つけたくない、問題は夫1人なのだ。
さてこの夫ヘックが、お前おかしいよ!と怒鳴りたいくらいに(笑)、優しくて良い人過ぎた。だから三角関係というには弱すぎる存在感。大好きなM・グートが演じていなかったら、ほとんどその存在が残らないくらい薄い。従って、この映画は単なるロマンス映画という印象で、せっかく新婚なのに妻が同性の運命の恋人に出会ってしまった!という面白いプロットが用意されていたのに、その辺のポイントは全く生かされていなかったな?という感じ。
でも、普通のロマンス映画だと思えば、テンポも良いし、まずまず際立った派手な演出も無いし、可も無く不可も無く、無難に楽しめる映画だろう。まぁこの『可も無く』というのが問題で、夫ヘックのように、印象の薄い恋愛映画になってしまっているのだけど(笑)。
![]() | 四角い恋愛関係 (2007/09/07) パイパー・ペラーボ 商品詳細を見る |
ぽすれん『四角い恋愛関係』紹介
COMMENT
Comment Form
TRACKBACK
TrackBack List
| HOME |









