『恋は突然に。』

  • 2008/02/19(火) 22:39:56

〔米〕CATCH AND RELEASE (2006年)
監督:スザンナ・グラント
脚本:スザンナ・グラント
ジェニファー・ガーナー/ティモシー・オリファント/サム・ジェーガー/ケヴィン・スミス/ジュリエット・ルイス/ジョシュア・フリーセン/フィオナ・ショウ/ティナ・リフォード/ジョージア・クレイグ


結婚式を目前に控えて、婚約者のグラディを事故で亡くしたグレイ。悲しみに暮れる彼女を何かと気遣ってくれるのは、グラディの友人達だった。しかしグラディの身辺整理をする内に、次々と彼の秘密が明らかに。衝撃的な事実に狼狽するグレイだったが、グラディの秘密を知る友人のフリッツが真実を伝え、助けになってくれる。順調に思え始めた矢先、グラディの『秘密』が突然目の前に現れる。

T・オリファントがここ最近気になっていて、思い切って借りてみた。
思っていたよりロマンス色も濃くなく、信頼していた婚約者の秘密を知った女性が、逆に痛手を糧に替えるかのように、親切な彼の友人、そして彼の『秘密』だった人達との触れ合いを通して、それまでの硬い殻を徐々に壊していくという、言わば女性版再生の物語。やはり女性が主体だと軽やかで可愛らしい感し。こういうのは嫌いじゃない。
しかも!勝手にアクション俳優だと思っていた(笑)J・ガーナーが、以外にも可愛くて良かった。羽目を外す事も無く、いつでも誰かの手本のように振舞う『完璧』な女性像がしっくりはまり、映画後半では、不器用ながらも柔らかい自分に変わっていこうとする頼りなさも披露。そんな不器用な感じもまた可愛らしくて、結構良い女優さんだったんだなと再確認。
難を言うなら、愛していた人が死んで数日で、別の人に恋をするというのはいかがなものかと(笑)。その言い訳が通るためにも、元恋人の裏切りを暴露するというプロットがあるのだろうが、その割にはグラディという死んだ恋人が、あくまでも『良い人』的描かれ方でしっくり来ない。それに、信じていた人に酷く裏切られたのなら、そう簡単に次に乗り換えるのも・・・かなり精神的に難しいのじゃないか?と思うのだが。これを言ったら、ロマンス全否定になってしまうけど(笑)。
逆に、グラディの秘密だった2人の人間は、定説通りに『嫌な人達』じゃなかったのが良かった。そうした人達を素直に受け入れる事で、グレイも偏狭な堅物さを打ち捨てる事に成功したのかも知れない。もちろん観客も、変な苛立ちも無く、グレイが彼等を受け入れた事実をすんなりと信じる事が出来るのだ。
ちなみに、こういう役をやらせると、J・ルイスは上手い(笑)。がさつで派手で無遠慮で、だけどしっかり前を見てる、物事の真実もちゃんと見えてるという、隠れ聡明タイプが良く合う女優なんだな。
適度にコミカルで、なんだか優しい作品。出演者達の演技も自然体で、舞台となっている町の雰囲気がまた最高。劇中フリッツが語るように、日常と非日常を併せ持ったような、賑やかで自然が美しい所なのだ。嫌味な人も出てこないし、とにかく爽やかな印象の作品、女性にはかなりお勧めできると思うんだけど。
さて、そろそろ良いかしら?冒頭で述べたように、T・オリファントが見たくて借りた。ヤバイ、、、これはヤバイ。素敵過ぎます。この衝撃はエイダン・クインを見付けた時以来。いや〜、いや〜、いや〜〜〜、カッコ良いわ〜。驚いたわ〜。あれだけ紫の花柄ワイシャツが似合う人、他にはいないね。素敵過ぎるね。
少しエキセントリックだったり、脇役過ぎたり、シリアス過ぎたりする役柄が多いから、こんなに素敵で爽やかでセクシーな役柄なのは貴重な作品かも?新作がアメリカでヒットして、遅まきながら名前の売れ始めた彼。本年度の新作は2作(今の所)、多分トップ・クレジットもあるはず。
何はともあれ、新作『ヒットマン』が日本でもヒットして(ギャグじゃない)、日本でも知名度がグンと上がり、次々回作共々、無事日本でも観られますように・・・と思わず拝んでしまうぐらい素敵だったわ(笑)。

恋は突然に。恋は突然に。
(2007/11/21)
ジェニファー・ガーナー; ティモシー・オリファント; サム・ジェーガー; ケヴィン・スミス; ジュリエット・ルイス

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ぽすれん『恋は突然に。』紹介

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